見出し画像

ワークショップ第19弾「 I to Lautashi × THE PUSH 」オンラインワークショップを開催

鈴木えみがデザイナーを務めるアパレルブランド「Lautashi」とユーザーをつなぐ承認制有料コミュニティ「I to Lautashi(いとらうたし)」。表面的ではない豊かさを提供できる場所作りを目指し、各分野の方をゲストに迎えたライブ対談やワークショップを定期的に実施している。
5月28日には、「ストレスフルな毎日を少しでも気分よく過ごしてほしい」そんな想いから誕生したハンドスプレーブランド「THE PUSH」からLautashiロゴ入りのハンドスプレーをご提供いただき、 設立者のMinさんをゲストにお迎えして、THE PUSHの誕生秘話や香りについてのほか、好きを仕事にすることについてトークを繰り広げた。

鈴木えみ(以下、鈴木) 今回は特別にLautashiのロゴを入れたTHE PUSHのハンドスプレー作っていただき、いとらーのみなさんに送らせていただいたんですが、使ってみましたか?みなさんには私の一押しのウッドの香りを選ばせていただいたんですが、香りによってケースの色が決まってるんですよね?
———  THE PUSH設立者MINさん(以下、MIN) そうなんです。7種類あって、ウッドはブラック、ミントはクリア、レモンはイエロー、ピオニーは薄いピンクパープル、檜はモカ、白樺はベージュです。白樺は清潔感がある香りで、男女問わずプレゼントとして贈るときに1番人気です。

鈴木 色々なブランドとコラボをしていますよね?
———  MIN はい、メゾンキツネやアンダーアーマー、パレスホテル東京などとコラボしています。

鈴木 ブランドができてどれくらいですか?
———  MIN まだ1年5か月くらいです。

鈴木 1年5か月で色々なブランドとのコラボを実現しているって、すごいことだと思います。もともとMINさんは全然違う仕事をしていて、コロナがきっかけでTHE PUSHが誕生したとのことですが、どういった経緯だったんですか?
———  MIN エージェントの仕事を20年くらいしていて、毎月3回くらい海外に行く生活だったんですが、コロナでそれができなくなりました。もともと自分たちの会社で何かを作りたいよねという話をしていたけど、そのときは時間がなくてできなくて、コロナがいいきっかけで、今作るのであれば何が欲しいかなと考えたときに、蓋がない除菌スプレーが欲しいと思い、そこから始まったんです。いい香りのもので、ストレスなくプッシュできるものということで容器を見つけました。自分が使わないものを作ってもどうするんだという思いがあったので、中身には徹底的にこだわって作りました。

鈴木 私もスキンケアブランドのディレクションをさせていただいていますが、予算ありきではなく本当にいいものを作りたいというところからスタートすると、どうしても高くなってしまうんですよね。良いものをちゃんとしたお値段で買って、大切に使うということですよね。
———  MIN もちろんみんなに知ってもらいたいし、使ってもらいたい、最終的には成功したい。でも、根本的には中身を妥協して安くするのであれば私がやらなくてもいいんじゃないという発想だったので、そこにはこだわって作った商品です。

鈴木 香りの種類があるので、シーンに合わせて使い方を変えるというのもいいですよね。私はウッドをバッグにぶら下げて使っていて、飲食店に行くときに自分のものを持ってますと使ったり、タクシーに乗ったときにシュッと吹きかけたりしています。
———  MIN 「イージーフレグランス」という今までにないカテゴリーを作ろうと思っていて、香りでリフレッシュするときについでに除菌もしちゃおうというイメージです。私は1日の中でも会う人によって香りを変えたり、バッグの色によってラバーを選んだりしています。香りで自分の切り替えのスイッチになるように、そういう使い方もぜひしてみてください。

鈴木 シーン別に香りのおすすめはありますか?
———  MIN ミントはさわやかで年齢問わず子どもにも人気で、レモンはヒンヤリしてこれからの蒸し暑い日におすすめです。ミントは虫除けにもなります。白樺と檜は癒されたいときにおすすめです。

鈴木 次に増やしたい香りはありますか?
———  MIN ポップアップでは柑橘系のリクエストが多く今準備中です。

鈴木 私は少し青さのある風通しの良い感じの森っぽいのが欲しいです。
———  MIN じゃあ、ぜひコラボして作りましょう。

鈴木 植物由来のアルコールも開発中なんですよね?
———  MIN そうです。次は違うステージでもう一つのラインを作りたいと思っていて、エタノールの部分が植物由来のものを開発中です。それができたら、海外進出します。

鈴木 ものづくりをしたことがないのにここまでブランドを成長させたり、どんどん突き進んで行ける秘訣はなんでしょう?
———  MIN まずは最悪なパターン、これ以上はないというところを考えます。「最低限のことを考えておけば、あとはどう転んでも大丈夫だ」と思って。大変なこともいっぱいあるんですけど、コラボの声をかけてもらったり、お客様に会って作ってほしいもののリクエストをもらうとやりがいがありますね。

鈴木 ものづくりは色々と大変なことがありますけど、「世の中にはこんなに物はたくさんあるのになんでこういうものがないんだろう、作ってしまえ!」というのが私の場合はエネルギーになってます。あれもこれも作りたいとなっちゃうんですよ。笑
———  MIN THE PUSHも新しい商品を色々と考えています。

鈴木 いいですね。色々と楽しみが増えました。みなさんぜひいろんな使い方をしてみてください。私も今度から受注会でTHE PUSHを全種類置いて、みなさんに香りを楽しんでいただけるようにしますね。


■THE PUSH
これまで誰もが経験したことのない世界を生きる 今この時に、必要なもの 大切なひとたちを守りたい、 多くの人に、少しでもしあわせを感じてほしい、 そんな想いから、2020年に誕生した、『THE PUSH』
これまでにない機能性と使いごこち、 そして、スタイリッシュなデザインを全て叶えたカード型の携帯アルコールハンドスプレーは、 ブランドfounder自身が、本当にほしかったもの。
簡単に取り出せて、すぐにPUSH。 いつでもどこでもケアできて、 大人も子どもも楽しく使える。 そして、たちまち届けられる優しい香り、癒しの空間。
ワンプッシュで、広がるしあわせ。
https://thepush.jp

■MIN
1980年、中国上海生まれ。
10歳の時に両親の仕事の都合で来日する。 高校在学中にアメリカへ留学。 大学入学のため再度日本へ戻り、卒業後は大手エンター テインメント企業に入社。中国語・日本語・英語の 3 ヶ国語を活かし、会社の最も重要な海外交渉案件を担当。海外ビジネスの経験を積む。
2010 年 3 月、株式会社ミン・グローバルエージェンシー(MGA Co., Ltd.)設立。海外経験豊富なメンバーのみで構成されたチームにより、中華圏をはじめ、世界各国でのマネジメント・コーディネート関連事業や、現地でのビジネスのサポート・コンサルティング事業を行う。
2020年12月、自社初のプロダクトブランドとなる、カード型アルコールハンドスプレー "THE PUSH" をローンチ。 これまでにない機能性とファッション性を兼ね備え、さらにフレグランスとしても楽しめるなど、ニューノーマル時代に適したオリジナルな商品展開は、様々な場面で取り上げられ、大きな話題となる。

■「鈴木えみ」
1999年にモデルとしてデビュー。 2017A/Wに自身がデザイナーを務めるブランド「Lautashi(ラウタシー)」を発表。
2019年に開始されたアマゾンファッションの新サービス「The Drop」の企画では、アジア圏では初選抜され完売が続き話題となるなど、各方面でプロデュース能力が注目され、その活動は多岐に渡る。プライベートでは一児の母。

■「Lautashi」
2017年に鈴木えみが立ち上げたアパレルブランド。
コンセプトは、「求めるものは奥行きのある佇まいと存在感、 そして内面から湧き出るしなやかさ。 存分に力を発揮できるように、鎧となろう。」
2020プレフォールコレクションより、デザイナーが幼少期を過ごした90年代の上海での記憶をコレクションに反映。
https://lautashi.com

■「I to lautashi」
あなたと私とラウタシーで”いとらうたし”な日々を共に過ごしていけたら、そんな思いで会員制の有料コミュニティを2020年5月1日にローンチ。
インスピレーション源や洋服作りのプロセスなどのメイキングを共有しつつ、ファッションだけにとどまらず様々な有意義な情報をシェアしコミュニケーションを取り、カスタマーとの密な距離感を目指す。
今後も積極的にライブ対談やオンラインワークショップを実施し、表面的ではない豊かさを常に意識したコンテンツを提供する。
https://lautashi.official.ec

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?