頭が悪い人の戦い方

気づいている人が多いと思うけど、SNSで目立っている人、事業が上手い人、お金持ちの人は、頭がいいです。モラルが低くても、悪徳な商売をしていても、人として真似したくなくても、結果を出している人は頭がいいです。そこは認めなくてはなりません。

一方で、頭が悪い人もいます。上手くいっている人の真似をしても、本を読んでも、勉強しても結果が出ない人もいます。自分なりに頑張っても思ったように結果が出ないという現状を受け入れなければなりません。
僕もどちらかということ、こちら側です。本を読んでもイマイチ理解できず、真似しようとしても上手くいかず、なんで上手くいかないのかもわからない。

で、気づきました。
世の中の書籍やマニュアルというものは、頭が良い人が「私の真似をすればうまくいきますよ」というツールです。頭が良い人が、頭の良い人の真似をするからうまくいくんです。頭の悪い人が真似してもうまくいきません。

頭の良い人と頭の悪い人では、学び方・戦い方を変えなければなりません。

頭の悪い人は効率を求めてはいけません。

自分は器用ではなく、理解力も高くないと自覚するところがスタートです。難しいことをテキパキこなして、スマートに仕事ができるという幻想は捨てましょう。

頭の悪い人はどんな戦い方をすればいいのか

まず、難しいことは避けましょう。簡単で誰でもできることを、誰にもできないぐらい愚直にやり続けるというのがいいでしょう。
「何を」という部分は、個人の特性や趣味に関わるので自分で見つけるしかないのですが、その気になれば永遠にできることがいいです。
例えば、データ入力、定点観測など。
僕は、データ入力です。特定分野の誰もまとまとめていないデータをコツコツと6年ぐらいかけて2500件ぐらい入力しています。他にも、いろいろな分野のデータを累計7000件ぐらい入力しました。単純なデータ入力ではないので1件10分ぐらいかかりますが、1200時間程度です。(東大に入る勉強時間は4000時間と言われていますから、それと比べれば大したことはありません。)
上手くいっているものもあれば、時間の無駄だったものもあります。むしろ、無駄なもののほうが多いです。

頭の悪い人は「理解してまとめる」というのはしてはいけません。頭の良い人には、スピードも質も劣ります。頭の良い人が、馬鹿らしてく避けるようなことを圧倒的な量でこなしましょう。
頭の悪い人は、これしか勝ち筋がありません。


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