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良いスパムサイトと悪いスパムサイト

スパムサイトと言えば、インターネット黎明期から今に至るまで、営利目的や詐欺サイトでよく使われる王道の手法の一つです。
基本的な考え方として、とにかく大量にページを作って広く浅くアクセスを集めるという単純な手法です。
一般的にはプログラミングを使ってコンテンツを大量生成するから、比較的労力が少なくて収益が得られる手法として一時期は無数に存在していました。Googleが対策をしてからは、だいぶ減った印象です。

スパムサイトといえば悪意をもって作るのが一般的ですが、たまに良いスパムサイトというものが存在します。それを比較してみましょう。

悪いスパムサイト

基本的にはコンテンツに意味を持たないサイトや詐欺を目的にしたサイトは悪いスパムサイトです。アクセスさえ集められればアドセンスで稼げます。例えば「ワードサラダ」と呼ばれる意味のないコンテンツを大量に作成することが流行った時代もありました。これはAIが作ったワードサラダの例です。

ウェブサイトデザインSEOは最適化するために必要なツールです。 ウェブページのHTML構造は重要で、検索エンジンランキングの向上につながります。 キーワードリサーチは必須で、コンテンツマーケティングもSEOの一環です。 バックリンクプロファイルの管理はリンクビルディング戦略に不可欠です。 ウェブサイトのローディング速度はユーザーエクスペリエンスに影響します。

ChatGPT 4o

詐欺のサイトの例で言えば、サイトを訪問した瞬間に「ご登録ありがとうございます。登録費用として48,500円を下記の口座へお振込みください。期日までにお支払いいただけなければ、ご自宅まで伺います。」とメッセージが出て、IPアドレスとかブラウザの情報を出して、あたかも個人情報を取得したような素振りを見せます。儲かるらしいけど、普通に逮捕案件です。

グレーなスパムサイト

悪いとは言えないけど、良いとも言えないスパムサイトがあります。例えば電話番号のページを大量に生成しているサイト。掲示板の機能があれば、営業電話だとわかるのでありがたい場合もある。

良いスパムサイト

今回の本題。大量生成をスパムサイトと定義するなら、良いスパムサイトというものも存在します。例えば「伝統色のいろは」というサイト。

日本にゆかりのある色をひたすら大量に登録しているサイトです。クオリティの高いページを丁寧に制作しているので、「スパム」と言われるのは心外かもしれませんが、記事ごとに別々のユーザーを集めるのではなくて、サイト全体で価値を出して、総合力でユーザーを集めるタイプなので、スパム型と言ってもいいともいました。

スパムサイトの良いところは、一つのページに依存していないので価値の浮き沈みがないところ。ジャンルの選び方を間違えなければ、Googleのアルゴリズムにも強い傾向があります。

僕のメインサイトもスパム型です。とにかく大量に情報を登録して、点ではなく面でアクセスを集めています。作るのが大変なので3年ぐらいかけるつもりで作るのが良いでしょう。

流行りの手法は、月収数百、数千万円クラスのトップ層が鬼のスピードで取り組んでいるので、そのクラスと戦いたくない人は別の手法である良いスパムサイトを作りましょう。

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