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トイレのこと…その2

この記事はトイレのこと…その1の続きです。

 前回やっとトイレが温水洗浄便座になって喜んだことを話しましたがこんなに糞切りが悪くなったのは、ひょっとしたら若い頃バイクに長時間乗り過ぎていたからかもしれないなあなんて思っています。
 バイクと言っても50ccの原動機自転車で俗には原チャなんて呼ばれていました。
 無免許で数年間乗っていたのですが、捕まることもなくある日車にぶつけられて体が宙を舞うという事故をし、後に警察で事情聴取と始末書みたいなものを書かされたか何かしたと思います。

 それからすぐにバイクの免許を取り、やがて当時で250cc排気量のバイクの免許も取りました。
 そんなこんなで長時間バイクに乗って遊んでいたので多分肛門が鈍感になってしまったかなのか糞切りが悪くなってしまったようです。
 糞切りが悪くなるとお尻を拭いてもなかなかきれいにならないので、拭きすぎてお尻の穴回りが痛くなるなんてこともありました。

 そんな下の状況を持っていたところに新しくなったマンションは温水洗浄便座が標準装備でした。これが人生で大きな喜びとなったと言ったら大げさかもしれませんが、実際にその時はそんな風に思った小物でした。
 ただね、これが毎日となるとそのありがたみも薄れて普通のことになっちゃいますよね。人間ってそんなものなのです。
 その温水洗浄便座も20年近く使っていると壊れることは当然あると思います。我が家のも壊れたのでホームセンターで安いのを買ってきて自分で交換しました。こういったときに器用貧乏が役に立ちます。

 さて温水洗浄便座の前にフランス旅行に行った時の話をします。
 初めての旅行に私はフランス旅行を選びました。
 30歳になったばかりの頃でツアー旅行で行ったのです。イタリヤ、スイス、フランスと三か国を回る旅でした。初めてのイタリアでのイタリアの明るさと陽気さ。パスタの美味しさに感動しました。

 イタリアではトイレがチップ制でした。
 今から30数年以上前ですから今も同じかどうか分かりませんが、トイレの前に人がいて、その人に当時で100円位のお金を払って利用するのです。多分その人がそこの店のトイレの受け持ちというか、請負仕事としてトイレをきれいにする代わりにチップを貰うことで生計を立てているのじゃないかなと思いました。

 イタリアの中にはバチカン市国があります。
 一応イタリアの中にあっても外国風な扱いになっているとかです。
 そのバチカン観光ではトイレは有料ですけどそれは女性だけで、男性はチップが不要とがガイドさんが話してくれました。

 これは不思議な気がしましたけど、女性の方がトイレを汚す確率が高いからかなと思いました。今のように水洗便所がないと女性は整理などがありますからナプキンの始末やお小水でも紙を使うので、その面で手間がかかるからなのかなって思いました。
 その点で男は立ちしょん便でぷるぷるっと振るだけで終わりですから、手軽なので無料なのかななんて思いました。

 これはその時には聴かなかったのでなぜ女が有料で男が無料か説明は受けていないので、このことを聞いてみればよかったかなあなんて今は思います。

 それでフランスに入った時です。
 ホテルの部屋で便器が二つありました。
 さすがは文化の憧れの都市、これが洗浄便座化と感心しました。うんこをした後こちらに移って、ここで尻の穴を洗うのだななんて思っていました。

 掲載した画像はトルコのホテルでのトイレの画像ですが、ちょうどこんな風に二つの便座がある感じです。

 当時すでに糞切りが悪くなっていた私はこれは良いとばかりに、トイレで大をして隣でお尻の穴を洗ったりしました。
 ですがすぐにこれがお尻の穴を洗うものではなくてビデだと気が付きました。でも、気が付いてもお尻の穴を洗うにも最適だったのでこれでお尻の穴を洗っていました。

 後日同ホテルを利用された女性の方にはすまぬ!

 私が温水洗浄便座ではないけれどトイレでお尻を洗う初体験は、女性用ビデで洗った事なのです。

 そんなわけでお尻の穴を洗うのは大好きになっていましたので、国内外旅行などで温水洗浄便座が付いていないところは10数年前までは多かったのですが、日本国内に限ってはいまは70%は温水洗浄便座が付いている感じに思えます。

 旅館のバストイレに温水洗浄便座ないときは、バスタブにお尻を出してシャワーでお尻を洗うってことをしていました。そこな方、バスタブの淵に腰を掛けてお尻の穴を洗う姿を想像するではないぞ。
 バスタブでお尻の穴を洗うってこの方法は、まずはちゃんとお湯の温度を適切に設定しておかないと、お尻の穴がびっくりしてへなってへたってしまうので注意されたい。
 当然使用後は丁寧にバスタブを清掃することも大事というか、それはエチケットです。

 女性の方なら赤ちゃんを育てたことがあれば、うんちなんてのは洗い流せば何の問題もなく清潔な状態になるってことが分かると思います。だからうんちは臭いかもしれないけど流すだけできれいになるものです。

 自分はまた山遊びもするので山でのトイレも考えなければいけません。自分は朝にうんちトイレをすれば、そのあとうんちトイレなんてことはほぼ必要ないのです。おしっこはときどき当然のごとくに催しますがおしっこは立しょん便ですませます。

 大は仕方なくて山のトイレを使うかもしませんが、山のトイレなんて汚くて入ることが出来ません。山のトイレで使えるのはせいぜい高尾山山頂にあるビジターセンター横と、高尾山山頂直下の一号路にある大型トイレだけです。
 あとは高尾山系のトイレにはどこにも入ろうという気がしません。
 この場合のトイレも利用はおしっこをするときだけです。

 山のトイレでも山小屋に宿泊するときは山のトイレを使わざるをえませんが、この場合は山小屋のトイレをしっかり使ってきます。もちろん温水洗浄便座なんかはありませんから花王製品のサニーナを持って行きます。
 このサニーナが実に優れモノです。
 お尻の穴を実にきれいに拭きとることが出来ます。
 トイレットペーパーにシュッとスプレーするだけでの手軽さです。
 これさえあれば温水洗浄便座がなくてもトイレ何するものぞって感じです。特に女性の方は必需品かなと思います。

 さて、ここまではトイレの話とお尻の穴を清潔にする話でしたが、お尻の穴をきれいすることにこだわりましたけど、お尻の穴がきれいだと一日中気持ちがいいのです。それでもこんなことをしなくても、本来の排泄行為であればお尻の穴はちょっと拭けばきれいになるのが普通なのです。

 ペットなどの排泄行為を見ていれば分かりますがうんちをしようとしているときには、肛門が開いて肛門の奥から蝶が出てくる感じで排泄が行われ、排泄が済むと腸が汚れでもないけど汚れた部分を巻き込むようにして戻って行くので肛門自体は汚れないのです。

肛門が汚れるというのは肛門の中から腸(の括約筋?)がもりもりと飛び出して排泄をしまた腸の中に潜り込むから、肛門回りが汚れないってわけです。多くの人はそんな腸になっているので、過敏に肛門を洗う必要は何もないです。

 私の場合は先に言ったようにバイクにまたがりすぎで肛門が圧迫されて中の腸の部分の活動が悪いのかなと思います。

 またはきれいなうんちというのは表面がてらてらと輝いているので、多分油分で腸壁と排泄物を分分離する潤滑油の役割をしているからそれで肛門が汚れることもないと思うのですけど肛門が汚れてしまう方、つまり糞切りが悪い方はこの油分が足りないのか、あるいは腸の排泄口付近の括約筋が弱いのか、それともうんちの仕方が悪いのかの三つのうちのどれかだと思います。

 今回も話が長くなってしまったので、長い話は読むのがかったるい時代でもありますのでこの辺にして、次回「トイレのこと…その3」でいよいよ完結とさせたいと思っています。

 それじゃあ、次回をお楽しみに…



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