【宅録】収録環境について

自宅で収録をし始めた頃はさまざまな壁にぶつかりましたが、解消しきれていないなりに頑張っている今日この頃です。

最終的にはやはり防音室が欲しいですが、金額や部屋の間取り、いつか来る引っ越しのことなどを考えると、宅録で働けるようになってから考えようかなという気持ちです。

現在は下記のような環境で収録をしています。

・壁の厚い部屋に住む
・押し入れを一つの部屋として使う
・反響を防ぐために布団をかぶる

⇒壁の厚い部屋に住む
防音の家というわけではないのですが、UR住宅などは非常に壁が厚く、左右上下の家の話し声もほとんど聞こえないため気に入って住んでいます。
(とは言え叫ぶセリフは近隣に気を遣いますが…)
壁が薄いと、どうしても近隣住民とのトラブルや通報などの可能性も出てくるので、いろいろ気になって気持ちよく演技しづらいですよね…

押し入れを一つの部屋として使う
収録するスペースが広いと反響音が大きくなってしまうので、できるだけこじんまりした場所を求めて押し入れに行きつきました。
以前住んでいた家では、押し入れの下の段に机とPCと座布団を押し込めて、収録時は戸を閉めて収録していました。
今は、押し入れの上段の板を机代わりに、椅子に座って収録をしています。
クローゼットだったらもっと楽だったかもなぁ。
PCの本体はファンの音がするので、ノイズを減らすために押し入れの外に出てもらっています。

⇒反響を防ぐために布団をかぶる
押し入れの天井部分に突っ張り棒をつけて、収録スペース用に買ったふかふかの布団を引っ掛けてテントのようにして使っています。
吸音材なども持っていますが、どうしても重たくなってしまうのとちょうどいいサイズにカットするのが大変だったので…反響を減らすだけならと、布団を使うスタイルに落ち着いています。

その他気をつけていることとしては…

・マイクの近くに金属製の物を置かない
声で振動して「ビィ〜〜ン」という音が入ってしまうため収録スペースへの持ち込みは最低限にしています。

・携帯を持ち込まない
電波を発するもの?をインターフェース近くに持っていくと「ジジジ…」という消せないノイズが入ってしまうようなので、収録スペースに入れないようにしています。

・机なども含めとにかく柔らかい布で覆う
素材に関わらず、平らなものはとにかく反響音の原因になるため、マイクとPCの画面以外は膝掛けなどをかけています。

…というところです。
反響と最低限のノイズに気をつけていれば、それなりの音質になるような気がします。気がします。

防音・遮音・吸音などは素人なりに色々試しましたが、私の技量不足もあり半端な金額では形にすることができませんでした。
防音室を手に入れても反響は別途対策が必要とも聞きますので、駆け出しのうちにできる対策としては今の形に落ち着いています。

また、賃貸だと壁に直接なにかを貼り付けたりするのも難しいので、好きに加工しても良いスペースとして10〜20万円のだんぼっちなどを買うのは良いかもしれませんね。

防音は度外視で、自分の好きにカスタマイズできる空間として個人的に気になったのは下記です。

おてがる〜む

ライトルームプラス

防音が目的なら、やはりヤマハさんを手に入れるのが良さそうな気がします。

セフィーネ

防音室は、楽器屋さんが中古で販売したり展示したりもしているので、とりあえず見に行ってみるのも良いかもしれません。
(私も見に行ってみました。やっぱり物がしっかりしてます…)

新品・中古防音室紹介サイト-島村楽器


数年試行錯誤を続けておりますが、金額・目的の優先順位・重さ・引っ越しや場所替えの手間などを考えて、私は今のところ私は押し入れにこもります…待ってろ防音室…

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