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旅、富山3日目

昨夜が深酒出来たのも
3日目の予定を詰め込んでいなかったからだ

16時の新幹線まで時間があったので富山美術館へ

この角度から撮ってくれ
と言わんばかりの佇まい
自分の角度を熟知している

設計は内藤廣
富山県立近代美術館が閉館後2017年に移転オープン
通称TAD(富山アートデザイン)
富山の県産材でもあるガラスやアルミ、杉を
主に使用しているのも特徴らしい
20世紀美術作品が多く、地方美術館では珍しく
ピカソや岡本太郎、ミロなどの著名な絵を
コレクションしている

絵画の展示を終え、長い廊下の先の展示で
みくりが池で得るはずだった感動をここで得る


コルビジェのLC1、イームズのLCW
プルーヴェのAntony、マッキントッシュのHill House、フランクロイドのTaliesin 1...

今まで雑誌で見てきた幻のような椅子達が目の前に、
しかも多数同時に...見てるか谷沢...。

普段大きな建物を建築している人が
自分の特徴をギュッと詰めこんだ作品
謂わゆる家の中に置ける最小の建築物だ
その"らしさ"が垣間見ることが
出来るから椅子は面白い

予め展示内容を確認していたらここまで
興奮しなかっただろうが
不意に現れたもんだから開いた口がふさがらなかった
ちなみにこの後にある図書コーナーでは
アアルトやイサムノグチの椅子が誰でも座れるので
行った際はマストでsit-downです

予期せぬ満足感を得られそのまま向かいの
環水公園にあるちょっと有名なスタバで
コーヒー飲んで富山駅へ向かった

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帰りの新幹線で今回の旅を振り返った

富山を一言で表すならば
"人と音を楽しみに行く場所"

今回、自分達が行ったところが
偶然そうだったというのもあるが
行く所々で色んな人と出会って会話をした

時期が時期だったのもあるが、
誰もがフラットに接してくれたのが印象に残っている
特にマスターが飛騨のスタッフさんに
連絡を入れてくれていたこと

付き合って2年目の記念日に鎌倉で泊まったホテルのオーナーが勧めてくれたレストランに行った際にも
同じように出迎えてくれた

3年半前の出来事だが今でも鮮明に覚えてる
きっと富山も自分にとっては
忘れることない街になっていく

もうひとつは音楽
これまでの写真を見てもらえれば分かると思うが
ハナミズキノヘヤも飛騨もAlpsもオーディオの前に
大量のレコードやCDが平積みになっている

勝手な印象だが、東京のお店ではレコードなどを
棚やボックスに綺麗に収納されているイメージがある

が、富山のこの平積みスタイルから
音楽が好きでお店の一部として捉えてる感じが
とてもカッコよく見えた

そこで、富山のお店で聞いていた音楽を
教えてもらったり調べたりで全部ではないですがSpotifyのプレイリストに纏めたのでお耳隙の際に是非
(この記事書く時もずっと聴いてた)

立山連峰の絶景を拝めなかったので
またリベンジに来たいと思います

では、このへんで

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