見出し画像

2022年度の春学期を終えて

1.はじめに

ご無沙汰しております。篠原です。

春学期が忙しすぎて死んでました。
今は成績を付けるの作業に追われているのですが、
色々と思うことがあったのでメモに残しておくことにする。

2.講義を欠席するときの学生のメールの書き方が気になる

職業柄、どうしても学生から「講義を休みます」的なメールをもらうことが多い。講義を休むのは問題ない。けれども、必ずと言っていいほど学生は謝りながら講義を休むということを連絡してくる。

例えば、「すみません、コロナに感染してしまったので今週の講義は欠席します。」とか、「申し訳ないのですが、東京に就職活動に行くので講義を欠席します。」とか。

学生さんは就職活動や課外活動などで忙しい。講義よりもそっちを優先すべきだと個人的には思っている。なので、欠席連絡をするときに謝る必要は全くない。

むしろ、欠席理由を明確に告げて堂々と講義を欠席すればよい。

そして、あとで出された課題をやって個人で講義の内容を友達などからフォローしてもらえれば何も問題ない。

大学は義務教育でないのだから自分がどう行動すべきかは学生さんが個人で決めるべきだと思う。休みたければ休め。

3.体調悪いなら休むべし

今学期APUでは基本的に対面で講義を受けることが義務づけられた。一方、コロナに感染した場合、もしくは事前に対面で受けることが難しい学生のみオンラインでの講義が許可されていた。

で、実際にそれ相応数の学生がコロナに感染して自分の講義を受けていたのだが、中には熱のある体温計の写真を証明として提出して、「オンラインで講義を受けます」という連絡をしてくる学生がいた。

はっきりいって、そんな状態なら休んでほしい。
体調の悪い状態で講義を受けても何も頭に入らないだろう。
時間の無駄である。

4. 学生に必要なのは国語の勉強かもしれない

学生のレポートの添削、これほどめんどくさい大変な仕事はないと思う。

とりわけ、春学期はビジネスエシックスというエッセイばかり書かせて学生の評価をするということが中心だったので、とりわけしんどかった。

おそらく述べ1000以上のレポートに目を通しただろうか。

学生は自分の意見を述べる、ということに関してはとてもよくできていた。これは大変よいことである。一方、彼ら・彼女らは文章をまとめる、すなわち要約することが大の苦手である。

文章を体系的に整理できない。
文章のつながりが理解できていない。
結局なんとなく文章を読んでいる。

結果、「要するにどういうこと?」と聞くと回答に窮する。

多分、「わかってない」ことが分からない学生が多いんだろうなと思う。
とりわけ日本語で書かれているから、読んだだけでわかったと勘違いしてしまうのだろう。

5. おわりに

秋学期は講義が少ないので研究に専念できそう。

その前に成績をつけて夏休みを早く迎えたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?