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「夏らしい」って、何だろう

写真タイトル: 君に翼


「ここってもしや…」と、お気づきになられた方もいらっしゃるかもしれない。
こんな風に撮られるなんて!と、急いでiPhoneのカメラを起動させた。


様々な大きさの向日葵
カラッと青い空に、絵に描いたような白い雲
何かを見上げているような息子

私にとっては、ちょうどこのとき2機続けて飛んできた飛行機の音も思い出させる一枚である。




現在開催されている #夏の一コマ の概要を読み、ふと考えた。


大半の方も自分も「夏らしい」と感じる写真と、自分は「夏らしい」と思えても他の方には必ずしもそうでない写真があるよな、と。


素人の考えだが、写真から〇〇らしさを感じるかどうかは
被写体

知識や経験 など
に左右されると思う。

例えば、上記の写真をモノクロにしてみる。


レトロ感が出て、これはこれでいい。

もし、空の色がぼんやりしていたら、モノクロの方が夏らしい写真に見えるということもありそうだ。

ただ今回は、空も、雲も、そして向日葵もせっかく鮮やかに撮れた(と、自分では思う)ため、オリジナルの方が好きだ。



お次はこちら。
とある水族館での一枚。


夏を思わせる海、海の生き物が見られる水族館。
館内の色合いが全体的に涼しげ、且つ涼しい(ことが多い)ゆえに、夏に行きたくなる。

そうしたイメージもあってか、撮り方にもよるといえ、水族館での写真は夏らしさを感じさせる。

しかし、上記の写真は、春に水族館へ行った際に撮影したものである。


さらに。
先日観劇した、「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」の舞台セット。


私にとっては、この演目そしてセットが夏を思わせるものであり、且つこのアングルは今夏の帝国劇場ならではのものである(昨年は2階席だった)。

しかし、同ミュージカルについてご存知でない方は、「なぜ夏?」となるだろう。
また、この赤には、さほど夏らしさを感じないだろう。


最後はこちら。
先日、ずばりここではなく、この近くで用事があり、何気なく写した風景。
この場所を訪れた方もいらっしゃるだろうか。


今はまだ、いつ、なぜ撮影したものか覚えている。
しかし、もう少し経ってからこの写真を単独で見ると、「なぜ撮った?」となり、削除することになるだろう。


モノクロにしてみると、なんだか教科書に出てきそうな雰囲気がある。




このように、写真における〇〇らしさには、少なからず個人差が出てくるように思う。

ただ、ここまで書いておいて…なのだが。

#夏の一コマ の概要を読み返し、noteさんの優しさ、温かさ、愛を感じた。


自分が思う「夏」の写真 でいいのでは!と
(※あくまで、私の解釈)。

そこで、このフォトコンテストへ応募する作品について、私なりの基準を設けることにした。


(この)夏だからこそ撮れた!


そんな基準を満たす一枚ができたら、また応募したいと思う。

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