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季語で遊ぶワークショップに行ってきたよ

2024年6月22日、とつきさん主催の「季語で遊ぶワークショップ」に参加しました。

「俳句も季語もあまり詳しくないけれど、季語って響きが美しい言葉が多い気がする。もっと季語について知りたい!」というのが参加理由でした。ちょっと興味がある位で参加して大丈夫かしら…と申込時はドキドキしていましたが、そんな心配は全然いらない和やかで楽しい会でした。

以下、自分語り多めかつあまりまとまってないですが、ワークショップを通して思ったことや考えたことを書き残しておこうと思います。

好きな季語の共通点を考えてみた

歳時記から好きな季語を見つけるワークがあり、私は以下の季語を選びました。

啓蟄(けいちつ)、春昼、⭐️雲雀東風(ひばりごち)、花曇、霞、春眠、田楽、星凉し、月凉し、青簾(あおすだれ)、⭐️葉桜、万緑(ばんりょく)、⭐️夜長、身に入む(みにしむ)

ベスト3には頭に⭐️を付けてます

ぱっと見とっ散らかってるな…?と思ったけれど、よくよく見ると「静けさ、穏やかさ、爽やかさ」が共通しているような気がしました。
静けさ、穏やかさは最近気になっているワードで、あきやさん講演会の宿題「本のワーク」をやってみた際も惹かれた言葉です。ここ最近の出来事や、自分の興味の変化にも結構関係していて、この辺はいつか言語化したいところ。
爽やかは…何なんでしょうね?「混沌、ドロドロ」よりは「秩序、スッキリ」のほうが好きな自覚はあるんですが、ちょっと自分らしくないワードな気がしてます。「濁ってる」は好きじゃないけど「翳りがある」は好きだし、なんなら人に好きな作品や面白かった作品を聞かれて答えると「暗い」と返ってくることが多い(そーだよどーせ私は根暗だよ)。自分の中で二律背反してるような気がする。これもいつかもう少し掘り下げてみたいです。

エモいはどこから湧き上がる?

自分の好きなアイテム(エモアイテム)に季語と例句を添えるワークというのがあって、私はこちらのバッグを題材にしました。

今年の立春に買ったバッグなので、「立春」の季語が入った例句を添えました。
発表後にとつきさんからコメントを頂いたのですが、何ととつきさんも立春の日に最初のワークショップを開催されたらしく…!高額のお買い物と初めてのワークショップ、毛色は違えどお互いエイヤと勇気を出して行動した日なんだな…、と勝手にシンパシーを感じてしまいました。

この件を通して思ったことがあって。
「エモい」という感情は、そのモノそれ自体の素晴らしさに感動して湧き起こるパターンだけじゃなくて、自分の感覚や記憶(知識や経験と言ってもいいかも)と紐づいて湧き起こるパターンもあるのかもしれないな、と思いました。

そういえばワークショップで「季語の解像度が上がると俳句がもっと楽しくなる」ととつきさんが仰っていたのが印象に残っていて。
季語への理解が深まると、季語ひとつで様々な情報を受け取って脳内に情景がワッと爆発的に広がっていく…というようなお話だったのですが、俳句と季語の話に限らず、知識や経験というものが自分の感性を強くしていくのかもしれないと思いました。


俳句や季語への興味も深まり、自問自答のヒントも得られてとても楽しいワークショップでした。きらめく一句を探すワークショップも機会を見て参加したいです…!
改めましてとつきさん、ご一緒だった皆様、楽しい1日をありがとうございました♪

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