心からの有難う
メンタルが地に落ちていた時、
どんなに温かいメッセージを貰っても、
どんなに心配されていても、
全て受け取れなかった。
全部の連絡を無視して、閉じこもっていた。
LINEの通知はどんどん溜まり、
電話がくることも怖くなった。
"私の気持ちなんかわからないくせに"
"こんな風に惨めになったことのない人に何も言われたくない"
"私はいいから、お願いだから誰も私に構わないで"
"何も求めないから私に何も求めないで"
…
と心の中で叫んでた。
一方的な無視もさすがに出来なくなり、
少しずつ返信をしていった。
こんな私に連絡をしてきてくれて有難いのは頭ではわかってる。けれど当時はそんなことを思う余裕もなかった。
思ってもない「有難うございます」をひたすら打っては送って、打っては送っての繰り返し。
心から有難うと言える日が来るのかも
わからなかった。
今、実家でゆっくりと時間の流れを感じながら過ごし、だいぶ心と思考が正常になった。
ついこの間まで冷たいと感じていたメッセージも
とても温かく有難いメッセージだと感じることが
出来るようになってきた。
私にメッセージを送ってくれて、
あんまり無理するなと言ってくれて、
心配してくれて、
本当に有難う。
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