G100を持って出る旅 〜尾道〜
「最近家族旅行行ってへんよねえ」
きっかけは娘のそのひとこと。
いやいや、正月明けに東京行ったやん!
「あれは、お兄ちゃんに会いに行っただけで家族旅行ちゃうねん」
「家族旅行は、全員で出発して、全員で帰ってくることやねん」
彼女のその定義付けには理由があって、1月にお兄ちゃんに会いに東京に行ったものの、旅行の終わり彼は一人暮らしをする方へ、僕たち三人は大阪へと別れたわけだけど、お兄ちゃんを見送る時に無性に寂しかったらしい。
娘にとっての家族旅行は、最初から最後まで家族で行動するもので、そこに別れの寂しさが混ざるものは家族旅行ではないらしい。
まあなんとなく言わんとすることは理解できた。
じゃあ、それは春休みに。
そんなこんなで、初めての尾道です。
「自転車借りて廻るのも良いよね」
「なんなら、島にもわたりたいよなあ」
そんな楽しいであろう予定もすべて洗い流す春の雨が降る尾道。
天気に左右されない尾道ラーメンだけは死守 笑
家族旅行の難しいところは、自分の趣味嗜好を押し通せないところ。
例えば?
黄色い電車を追いかけながら街を歩けないこととか。
ひたすら路地裏を撮り歩くとか。
でも、美味しいものを食べて感想を言い合えるのは、ひとり旅じゃできないこと。
さてタイトルから分かるように、今回の旅カメラはPanasonic DC-G100。
そのとてもコンパクトなボディに、ズームレンズ G VARIO 14-140mmの組み合わせで出かけることが通常になりつつある。
防滴仕様じゃないんで、今回のように雨には気を遣うけれど、レンズ込みでおよそ570g、軽さは正義なのです。
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