将来なのに死にたい

時たま将来のことを書いている。
父親は人に厳しい老害で、同業者に敵が多いと叔母さんがこの前教えてくれた。想像はつく。休止中のレジにずっと並んだり、意味が分からないいちゃもんを交通整備のお兄さんに言い付けたり、ディズニーランドにこの鞄では入れないですというスタッフにぶちギレて入り口をずっと塞いだりする、この世のゴミで、明日にでも死んだ方が良いと思う。
でも蛙の子は蛙だから、私も性格は根本的に悪い。人が思いもしないようなずるいことばかり最初に浮かぶ。こういう人は、わざと悪いことをする人よりも悪に見えると思う。わざと、ということは悪いと分かっていてやっているからだ。
私はそういう面で苦労したことがたくさんあったけど、父親はやりたいようにやってきて、いつかそれを私が被っていく。姉は孫の面倒ばかり押し付けるから私は全部尻拭いをする。そんで、父親はお見合いのパンフレットを無言で渡してくる。
私は発狂しながらも、少しずつ自分を納得させて、楽しくないで生きるんだと思う。死にたい。辛いことが起こると治そうとするから、起こる前に死にたい。

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