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[水辺のある風景 日野50選] №28 さいかち堰上流沼・川北用水
■ プレート設置状況
● 探索日 2022年7月24日
● 設置状況 設置済み
No.28のプレートについては、過去2回発見できずに撃沈していますが、Facebookの投稿からするとプレートが設置されている可能性が高いため、あきらめきれずに3回目の探索をしました。
過去2回ではさいかち堰上流沼付近を探したので、今回は川北用水の取水地付近を重点的に探しました。
しかしプレートが見つからず、西平山排水樋管まで来てしまいました。
樋管とは、堤防を横断して川に流れ込む排水路などが堤防の中をトンネルのように通り抜けるものだそうです。
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どうしてもプレートが見つからないので、Google検索の力を借りました。
2021年に水辺のガイドツアーに参加した方のブログが見つかり、そちらによるとプレートは浅川近くではなく、川北用水沿いを東に進んだ先の田んぼ付近にあることがわかりました。
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川北用水を上村用水に分水している。
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No.28のプレートを探し始めてから2か月弱経ちましたが、プレートを発見できました。くーーーっっ、うれしーー。まさかNo.29の上村用水のプレートの近くにあったなんて、、、
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No.28のプレートが設置されているオブジェは、上村用水のものと同じ作りでした。オブジェには可愛い手作りのタイルがついていて、その中には「川北用水」の文字が刻まれたタイルがありました。
■ プレート設置場所
No.29 上村用水のプレートが設置されている場所から北に100メートルくらいの場所です。
■ 周辺探索記録
浅川から取水した水を段丘上部に導くために崖線斜面に堰が作られました。浅川側から見ると、堰が這い上がるように、つまり堰が吊られているように見えたため「関東の吊り堰」と呼ばれたそうです。
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治水堤防の設置や河床の低下などのため、JRの鉄橋付近からポンプで汲み上げられた浅川伏流水が川北用水を流れているそうです。
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かつては川北用水や上村用水には水車が設置され、水車精穀が行われていました。大正時代になると、水車を利用した撚糸が行われるようになったそうです。高橋糸工場の建物が現存しています。
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さいかちぜき公園の案内板には、堰の名前の由来が書いてありました。
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今回の探索から、プレートは基本的には日野市が管理している場所に設置されているのではないかと考えています。
以前に見つけることができなかったNo.25根川下流とNo.26多摩川・浅川合流点のプレートも、もし設置済みならば、川から離れた場所に設置されているかもしれません。
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