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マッギョVを救いたい【ザシアンVより優れている点を活かしたデッキ作り】

初めまして、フィート(@I_feet1)と申します。

いきなりですが、皆さんはマッギョVというカードを知っているでしょうか。

このように特性でHPを上げつつ2エネで60ダメージ、効果も合わせれば2エネで180出せるカードです。

更に鋼タイプということでメタルソーサーでのエネ加速や鋼鉄のフライパンでの耐久値上げなど、トレーナーズにも恵まれています。

この性能を見て「ふーん、なら組んでみようかな」と思ってくれた方もいるかもしれません。しかし、多くの方がこう思ったことでしょう。

「ザシアンVでよくない?」と、

ええ、ごもっともです。そもそも環境トップのカードと比べることが間違っているのかもしれません。

そんなの気にせず好きなカード使おうよ!!という意見を言ってくれる方もいるでしょう。

しかし、想像してみてください。貴方が丹精込めて組んだマッギョVデッキを握って友達と対戦した後に真顔で

「それザシアンVでよくない?」

と言われるところを。私なら恐らく血の涙を浮かべながらひきつった笑みを浮かべて「そ、そうだね…」と言うことしか出来ないでしょう。

しかし、私はそこで言い返せないデッキを組んでいる自分が悪いのだと、そう考えました。

そこで、まずザシアンVとマッギョVを比べてマッギョVの方が優れている点を血眼になって探しました。

見れば見るほど強いザシアンVに何度も挫けそうになりながらも、ついにマッギョVの方が優れている点を見つけたのです。

それは無色2エネで技を打てる。という点です。

ん?それの何が強いの?Vポケモンだからツイン無色エネルギーは対応してないし、そもそも特性で鋼エネルギーの数、HPが増えるのがマッギョVの強いところじゃん。と、そう思った方もいる事でしょう。

私もそう思っていましたし、実際に組んでいたデッキも

ジバコイルで鋼エネルギーを大量につけて高HPで耐久するというデッキでした。

しかし、2進化ポケモンを立てる事の難しさはポケモンカードを遊んでいる皆様なら百も承知でしょう。

更に、そもそも3エネつけられるのなら、それこそザシアンVで高いダメージを出していったほうが強いのでは?と、マジレスしてくる自分が出てきてしまいます。

しかし、この鋼エネルギーを大量に付けなきゃ!という固定概念がマッギョVの可能性を狭めてしまっていたのです。

そう、先程述べたとおりマッギョVのワザ自体は無色2エネで打つことが出来るのです。

何故それほど無色エネを推すのか、その理由はこのカードにあります。

見てのとおりエネルギーでありながらAレギュのネストボールを内蔵しているのです。弱いわけがありません。

これにより安定感という武器をマッギョVは手に入れたことになります。

しかし、マッギョVのワザは効果も合わせれば180ダメージ出るとは言っても基本ダメージは60と、お世辞にも高いとは言えません。

このダメージの低さこそザシアンVでよくない?と言われる要因だと言えるでしょう。

このダメージをなんとか上げなければならない、しかしそんな簡単にダメージを上げられる都合のいいカードなんて…

ありました。

これによりマッギョVの低いダメージも多少は補えたことになります。

しかし、ここでポケモンカードを遊んでいる皆様なら思ったことでしょう。「おいおい、1進化のポケモンを複数体並べることがどれだけ大変か分かってないのか?」と、

カラマネロなどの1進化システムポケモンを使ったことがある方なら身に染みて分かっていることでしょう。

その通りなのです。1進化のシステムポケモンを並べるためには、アタッカーを並べつつシステムポケモンのたねを並べ、更にその進化先をサーチしなければいけません。

そう、たねポケモンを大量に並べなければいけないのです。

はい、察しのいい皆様ならお分かりのとおり先程の

このカードが役に立つ、という訳ですね。

これによりシステムポケモンのたねを大量に並べるという部分はクリアしたと言っていいでしょう。

しかし、いくら進化前のポケモンを並べることが出来たとしても進化できなければなんの意味もありません。

しんかのおこうがあると言っても何度も進化先をサーチしなければならない以上、安定して進化できるとは限りません。

しかし、そんな安定して進化先をサーチする手段なんて…

ありました。

これにより手札を2枚トラッシュするというコストはあるものの、ニャースさえ出してしまえば安定してニャイキングに進化することが可能になりました。

この、キャプチャーエネルギーでニャイキングを並べて火力を上げる

という動きはザシアンVには出来ない動きであり、明確な差別化を図ることが出来たと言えます。

以上のことを踏まえて組んだデッキがこちらになります。

デッキコード: 6ngnNL-gX559h-ng6gQn

安定感を求めている点、このレシピを見て組んでみよう!
と思ってくれた方に好きなようにカスタマイズして欲しいという点から、かなりシンプルな構築になっています。
デッキと言うよりも原案と言った方が正しいかもしれません。
採用理由については見ればわかるレベルだと思うので割愛しますが、

クラッシュハンマーは自由枠です。回していて入れたいと感じたカードと入れ替えてください。

特にプレイングに関して言うことはありませんが、

盤面はマッギョV2体、ニャイキング3体、は確定として
ニャイキングをもう一体立てて火力をあげるのか、3体目のマッギョVを育てておくのかは考えながらプレイする必要があります。

クイックボール、ニャース、マオ&スイレンのコストはエネルギーにしておくとメタルソーサー、テンガン山で利用することが出来ます。

他にもクイックボール、ポケモン入れ替え、ドロサポは状況によりいらなくなるカードですので見極めてトラッシュしていくことでデッキを圧縮していくことが出来ます。

先攻、後攻は後攻を選ぶことでメタルソーサーが絡めば1ターン目からワザを使っていくことが出来ます。

また、鋼エネルギーは前のマッギョVにエネルギーが2枚がついている場合に2体目のマッギョVを育てるか前のマッギョVに3枚目を余分に貼ることでHPを上げるかの判断が必要です。

そんなところです。

ここからはカスタマイズ要素である採用候補一覧です。

ルカリオ&メルメタルGX
鋼ポケモンのデッキと言えば真っ先に思いつくカード。
−30は弱いわけがない。

ジュラルドン
キャプチャーエネルギーに対応しつつエネ加速もでき、自分でも殴っていける非V、GXのサブアタッカー。

ネクロズマ/たそがれのたてがみ
1エネで相手のシステムポケモンを倒しにいくことが可能。ラスティネイルも使うことが出来れば強力。

ミカン
後攻1ターン目という縛りはあるものの、使うことが出来れば一瞬で盤面を完成させることが出来る。
ロマン枠であり、採用するとしても1枚。

しんかのおこう
手札を2枚トラッシュしたくないことが多いのなら採用。

メタルコアバリア
より耐久力を高めたい人向け、ルカリオ&メルメタルと組み合わせれば更に強力。

ジャイアントボム
原案に入れようかと思ったくらいマッギョVと相性のいいカードです。
ワンパンされることが多ければ採用、ワザと合わせれば180以上のダメージを受けたときに220個のダメカンを乗せることが可能です。
180ダメージという条件はありますが、最近の高ダメージ環境ならば十分採用に値します。
ニャイキングが3体いれば120ダメで殴れるので返しでマッギョVを倒そうとすると220ダメージを受けてしまい合計340ダメージとほとんどのポケモンを倒すことが可能です。
相手は基本殴ってこれないので実質的なワンパン対策になります。
この時に、今までのマッギョVのデッキであれば基本ダメージが60ダメージであるため攻撃されないで準備されてしまう、というのがひとつの弱点でしたがニャイキングにより打点をあげることで多少はカバー出来ているのではないかと思っています。
マッギョVと最も相性のいいカードと言っても過言ではないです。

カスタマイズ例

デッキコード: gLLnL9-iUboe6-gLLg6g

まとめ

今回は、ザシアンVでよくね?と言われてしまうマッギョVについて考察してみました。
自分自身、マッギョVのデッキを作っては、これザシアンVでいいよなぁ…
と思ってしまっていたので、そんな自分に反論するためにデッキを組んでみました。
ザシアンVより強いか、と言われるとあれですが当初の目的であるザシアンVとの差別化、には成功したのではないか、と思っています。
いわゆるガチデッキではなくファンデッキ、である為に環境デッキに対する対策であったりはご容赦ください。
noteを書くのは初めてだったので至らぬ点が多々あると思いますがここまで読んでいただけたならありがたい限りです。
ご意見ご感想などがありましたらTwitterの方にお願いします。

https://twitter.com/I_feet1

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