見出し画像

2022年10月 蜘蛛よ、蚊よ、雑草たちよ

10月某日 アトリエにて

約1ヶ月ぶりに栃木に帰ってきた。

久しぶりに戻ると随分と雑草が生い茂っていることに気付く。

また2mはあるだろうか、蜘蛛が大きな巣を張っている。

よく見ると虫たちが結構巣に引っかかっている。

なかなか蜘蛛にとっては私腹が潤う場所なのだろう。

ただそこの場所は邪魔だ。夜中に帰ってきたら気付かずに私が引っかかってしまうところだった。

恨みを買わないよう丁寧に蜘蛛の巣を壊す。

10月某日 アトリエにて

外に出ると随分と蚊に刺される。

やはり雑草のせいかな?と思い観察してみると、尋常じゃないくらい草に蚊が群がっていることに気付く。

「ヤバいだろ!」と梅野源治風に叫びながらすぐさま除草剤を撒く。

よく見てみると雑草も以前枯らしたものとは異なる種類みたいである。

多分蚊が群がりやすい草とそうでない草があると思うが、どうやら今回は前者みたいだ。

枯らしても枯らしてもしばらくすると雑草は生えてくる。本当に不思議である。

これがすべてお金に変わったら、、とどれだけ思ったことかわからない。

10月某日 アトリエにて

昨日まで半袖で過ごせていたのに、秋をすっとばしてもう冬か?というくらい、いきなり寒くなった。

そろそろ石油ストーブの準備をしておこうか。

アトリエの内装工事が中途半端のまま止まっていたので、それに手を付ける。

制作環境をもっとちゃんと整えないと駄目だな、感じていたからである。

壁に断熱材を入れ石膏ボードを貼る。
パテをしごいて白いペンキを塗る。
天井高なので、高さを活かした収納場所を作る。

作品が貯まるとそれの収納方法について考える必要がある。

10月某日 アトリエにて

最近本を買うことが多くなった。

古い雑誌などを購入したりもする。

雑誌をパラパラと捲るのが楽しい。

ただ本を収納するところがなかったので、余っていた杉板を使って本棚を作った。

こういう時DIYができる環境があると便利だ。

東京に住んでいた時はDIYが思う存分できなくてストレスだった。

庭と工場があるといろいろ楽しめる。

10月某日 美容院にて①

近所の美容院に行った。

今回で2回目の来訪である。

会員にもなってるし、一応行きつけの美容院ということになるのだろうか。

担当する方は男性である。

初めて来店した際にアンケートを記入したが、そこに希望する担当スタッフの性別を記入する欄があった。

少し気になるのだが、そこでもし"女性"と選択していたらどう思われたのだろうか。

「うわぁ、こいつはムッツリな奴だ」とか内心思われるのではないだろうか。

女性客が女性スタッフを希望するのはわかるが、男性客が女性スタッフを希望するのは少し勇気がいるだろう。

かといって男性スタッフを希望するのも、なんだか硬派気取りのようで、変な感じもする。

私はどちらでもよかったので"どちらでもいい"を選択した。

10月某日 美容院にて②

担当の男性スタッフはカット中、私にあまり話しかけてこない。

特にアンケートで私がそう希望したわけでもないのに、である。

私があまり話しかけられるのが苦手なタイプだと思われているのだろうか。

だとしたらご推察の通りである。

話しかけられればそれに応じて会話を繰り広げることもできるが、盛り上がれば盛り上がるほど次回行くのが気まずくなってしまう、という経験が過去に何度かある。

アパレルショップとかでよくある。

こういう経験はおそらく私だけではないと思う(コミュ障気味な人に多いかも?)。

今日の会話は「髪、伸びましたねぇ」くらいだ。

因みに前回は「髪、綺麗ですねぇ」だ。

次回はどんな会話になるのか楽しみである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?