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030 TTWP ④水球も水中運動:浮力を活かすための考え方


ここまで水抵抗の話をしてきました

この原理で色々なスキルについて、改善点が見えたり、なにが良いい、なにが良くないと説明がつけれるようになります。

水の中で動く時、水抵抗をどのように考え、扱うかを今までより少しイメージできるようになっていれば嬉しいです。


さて、今回から話題を変えて浮力の話にいきます

※浮力の話は以前も記事にしています。よければ、参考程度に読んでみてください。


この特性について、より水球寄りの話をします。


浮力と体重の関係

以前の記事にも書きましたが、水の中では重力の影響が激減します。

例えば、100キロの人が水に浸かったとき、、、

膝まで水に浸かった場合
 体重は10%減少 →   90キロ
腰まで水に浸かった場合
 体重は50%減少 →   50キロ
胸まで水に浸かった場合
 体重は70%減少 →   30キロ
首まで水に浸かった場合
 体重は90%減少 →   10キロ

となるくらい激減します。すごいですね浮力。

一般的に、この原理は健康づくりのメリットとして話されるため

よくある例

【浮力の力で安心安全に運動できる!】
水の中では体重が減るので、膝や腰にかかる負担が陸上に比べて少なく、膝や腰の痛みがある方や、体重が多い方も安心して飛んだり跳ねたり歩いたり走ったり思いっきり運動できます!

こんな感じで見聞きすることが多いと思います。


水球用に考え方を整理

まずは、ここまでの話を整理して

①水に浸かれば浸かるほど体は軽くなる
 →   より少ない力で体を支えることができる


②水から出ればでるほど体は重くなる
 →   体を支える力がより多く必要になる

こんなニュアンスで解釈してください。次からの話が分かりやすくなります。


お疲れ様でした

まずは、上のような考え方を持つことがはじまりです。そうすることで、スムーズに水球のスキルにつなげることができますので、ぜひ覚えてください!

それではまた!

#水球
#水球初心者

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