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水瓶座時代に向けて

こんにちは、iです。

これを書いているのは12月19日ですが、いよいよあと数時間後に木星が水瓶座に入ります。
土星はすでに17日に水瓶座に入っており、少しずつ空気が変わっているのを感じている方もいるかもしれません。

個人的体感では12月に入って間もなく、もう変わり始めているなあと感じていました。
11月末の月食、そして12月15日の日食から空気がどんどん入れ替わっているように思います。
水瓶座のにおいがしてきているなあという感じです。

2020年は山羊座木星の年でした。
山羊座は社会をどうやって構築し、その中でどう生きるかが大きなテーマ。

そこに、不要なものを削ぎ落として現実的な建設を司る土星が重なり、さらに徹底的な破壊と再生を促す冥王星が重なるという、稀に見る歴史的な年が2020年だったのですね。

自分にとって社会とは何か、組織とは何か、家族とは何か。

あらゆる単位の「集団・コミュニティ」について、深く問われているような一年だったと思います。

その問いを投げかけられて、たくさんの人が社会的・個人的問わず「コミュニティ」とどう関わっていきたいのか、考えさせられたのではないかと思います。会社組織との関わり方が変化した人も多いでしょうし、友人や仲間とのコミュニケーションの形が変化した人もたくさんいると思います。

直接に会うことができない時間を経験したからこそ、見つめなおすことができた「人と人との関わり」。

親しい人との関わりが、こんなにも大事なものだったのだと気づいた人もいたでしょう。
一方で、価値観の違いがあらわになったこともあると思います。

そんな中で、どう折り合いをつけて生きていくのか、多くの人が迷い、色んな選択をしてきたのではないかと思います。

自分の想いや考えを押し殺さなくてはならないこともあったでしょう。
そうした場面にあって初めて、自分は本当はこうしたいのだ、と気づく人もいたかもしれません。

12月22日から始まる水瓶座の時代において、今年体験したことは大きな意味を持ってくると思います。

今まで言いたくても言えなかったこと。
出したくても出せなかった個性。

そんな押し殺していた自分が、これから「外に出たい!」と騒ぎ出すのではないかと思うのです。
そしてこれからの時代において、それらは押し殺すべきではない。そんなふうにも感じています。

「自分が属する社会がこうだから、こう振る舞わなくては」ではなく、「目指したい自分に向かうために、この社会を選ぶ」。
それが水瓶座的な社会との向き合い方なのかなあと思うのです。

そのためには、自分の想いや意見、考えをしっかりと周囲に発信していくことが大切です。自分から発信することで、同じ想いや考えを持っている人たちとつながっていきます。
それは何もSNSやネット上での発信に限りません。自分が好きな方法で、好きな場でいいのです。
そうすると、そこからコミュニティが新たに形づくられていくかもしれません。
それは自分を軸にした、自分の個性に合ったもののはず。

一方で、自由には「自立的に生きる」という責任もともないます。
自立的に生きるには、自分自身の能力やスキルを磨くことが必須となってくるでしょう。
「個」として「社会」と対等に関わっていくなら、自分独自の能力がどんなものなのかをしっかりと自身で把握し、磨き、そして伝えていくことが重要です。

水瓶座は技術革新も意味しますから、AIはおそらくどんどん普及していくのだろうなと思います。
そうなると、やはりそれぞれの人が独自に持っている創造性というのはますます大切になってきます。
ビジョンを持つ、想像する、そして創造していく。
それは人間にしかできないことだからです。

占星術的に言うなら、自分の太陽を理解して、その創造性を活かしていくことが水瓶座時代には大切になっていくのだろうなと思います。


また、集合体として価値観を統一していくのが「地の時代」的なものであったとするならば。

「風の時代」は多様化へと向かっていきます。

自分らしさを大切にすると、自然とそれぞれの個性に合った舞台で生きようとする意識が芽生えてくるのだと思うのです。

それを、分断と受け取る人もいるかもしれません。

今の社会の流れを見ていると、そういった側面も強く出てきているなあと思います。でも、多様化が進むうちに、それぞれの価値観を対立させずに受け入れていこうという想いもまた、強くなるのではないかなと思うのです。

水瓶座の博愛って、個を大事にするからこそ出てくる「自他ともに尊重する愛」なのではないかなあと。みんなちがって、みんないい。という感じ。

そしてそれは、12星座最後の魚座の世界へとつながっていきます。

多様化が進んだ果てに、愛ですべての境界線を溶かしていこうとするのが魚座です。個は溶かされて、やがて全になる。

でもそこにある全なる愛って、多様化の世界を経験し、博愛ってどういうことなんだろう、と理解してからでないと見えてこないものだとも思うのです。個を理解することで、個はひとつの枝葉であり、そのひとつひとつが宇宙の中で有機的に響き合って、全なるメロディを奏でていることに気づく・・・魚座の世界ってそんなイメージです。

再来年の2022年は魚座木星の年になりますから、2021年に分断が進んだものは、2022年に愛を持ってお互いに受け入れあおうという意識が強くなるのではないかなと思っています。なってほしいなあという希望的観測も含んでいますが・・・(笑)。


あと数時間で木星が水瓶座に入ります。
2021年は、水瓶座木星の年です。そしておよそ3年続く水瓶座土星の期間の始まりでもあります。

2021年に体験し、学び、考えたことは、土星が水瓶座を去る2023年頃までかけてしっかりと構築されていくでしょう。

そしてその3年間で構築した自分なりの世界観は、2040年の次なるグレート・コンジャンクションの年まで、長い時間をかけて醸成していく今後の人生の下地となっていきます。

別に焦る必要はありません。
星はそんなふうに巡っていくのだなあ、くらいでいいのです。
慌てなくても、水瓶座時代の自分はこんなことがしたいかも! という確信はきっとどこかでやってきます。

自分の感覚を信じて、自分のリズムをつかんでいくこと。
これもきっと、水瓶座時代、風の時代において大切なことだと思います。
情報に惑わされず、自分なりの嗅覚を研ぎ澄ませていくこと。
それが結局は、一番の近道だったりすると思うのです。


グレート・コンジャンクションまであと数日。
22日は晴れるといいなあと願いつつ、今日も夜空を見上げようと思います。

最後になりますが、2021年上半期の手紙を只今執筆中です。
有料コンテンツにはなりますが、年内には12星座すべての手紙をnoteにUPできると思いますので、ご興味のある方はお読み頂けると嬉しいです!

よい週末をお過ごしください。




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