水面下でスタートするもの：蠍座新月 2020.11.15
こんにちは、ｉです。
窓から見える景色が、だいぶ秋らしくなりました。ご近所の紅葉が窓からよく見えるのですが、ちょっとした借景を楽しませて頂いています。
さて、１１月１５日１４：０６頃に、蠍座で新月が起こります。
前回の牡牛座満月は、地の時代を祝い、風の時代の到来を祝う「前夜祭」のような満月でした。
今回の蠍座新月では、スタートの意味あいがかなり強く感じられます。もう、ここから新しい大きな流れが水面下で始まっている感じです。
この時期、特に１１月１３日は、次の時代に向けた「強力な引き寄せ」の力が強まっています。
だからこそ、もう捨てなければいけないと分かっているものや、卒業しなくてはならないとわかっているものなど、「古い自分を象徴するもの」からは脱却して、「新しい自分を目指して行く」段階へと入っていきたいところです。蠍座は「再生」の星座ですから、そのための力は惜しまず貸してくれるはずです。
ちなみに「引き寄せ」って有名なフレーズですが、私はものすごく単純に捉えると、「自分が発したものが返ってくる現象」のことかなと思っています。人に明るい気持ちで接していれば明るい反応が返って来るし、ネガティブな気持ちをぶつけていれば、周りからもそうしたネガティブな反応が返ってきます。誰かのために祈っている人と、誰かを日々呪い続けている人では、引き寄せるものが違ってくるのは当たり前のこと。
毎日誠意や愛を持って生活していきたいものですが、この時期は特に引き寄せが強いので、内省や心身の浄化をしっかりとしておきたいところです。自分がクリアな状態で発したものには、それ相応のものがいつか返ってきてくれます。
新月はスタートのタイミング。
新しい自分が見えてきたなら、これからどんな人やコミュニティと出会って行くのか。そうした「新しい組織やコミュニティをスタートしていく」という意識も芽生えていきそうです。
人と人が出会い、集まっていくというイメージもある新月なのです。
これからは、横のつながりがとても大切になっていくと思います。同じような想いや、同じような目標を持った人たちとつながっていくこと。これは、水瓶座時代のひとつのテーマでもあります。
ただ、今回の新月ではかなりゆっくりと、水面下でその意識がスタートしていくような感触があります。焦らずに、自分がどんな事を通じて人と出会い、人間関係を築いていきたいのかビジョンをじっくり育んでみるのも良いでしょう。そこに少しだけ行動を上乗せできるとベターかなとは思いますが、焦らず自分のリズムで進むのが一番です。
今ある組織やコミュニティの中で、新しい意識を共有していく、ということにも使いやすい新月です。
また、「財」にも関係する新月なので、お金周りの整理にも適しています。新しい財の動きを生み出すためには、不要なものを整理することが大切。スペースが空かないと、エネルギーは新しく入ってきません。
今回の新月をまとめると、
●次の時代に向かう大きな流れに、水面下では切り替わっている
●１３日は「引き寄せの力」がとても強いので、古いものを処分して新しい意識に切り替えていくことが大事
●新しい組織やコミュニティをスタートしていく意識が芽生える、もしくは今の組織の中で新しい意識を共有していく
●財の整理をして、空いたスペースに新しい流れが入るようにする
と、こんな感じです。何かピンとくるものがあれば目標立てに使っても良いですし、自分の中に今来ている波があれば、それに乗るのが一番だと思います。
いずれにしても、この時期は焦る必要はありません。自分のリズムで、スタートの季節の準備をすると言っても良いのかもしれません。そのために意識を切り替えていく。そんな新月だと感じています。
ここからは、ちょっと余談です。個人的にも、今回の蠍座新月を読んでいて感じるところがありました。
以前から、もう少し踏み込んだ部分の占星術や、一般にスピリチュアルと呼ばれるような内容の記事を上げたり、ご質問にお答えしたりできる「場」が作りたいなあと思っていたのですが、なかなか取り掛かれずにいました。
どんなシステムを使えばいいのかとか、定期的に有用なコンテンツを上げていけるのだろうか、など未知な部分が多く後回しにしていたのです。
ただ、そうしたお声をいただいたこともあり、少しずつできることからスタートしていこうかなと思いました。
場づくりはおいおい進めていきたいのですが、まずは中身を充実させるために、ちょっと踏み込んだ記事づくりから始めていこうかなと思います。
例えば今回の蠍座新月のチャートをどんな風に読んでいったのかなどを、占星術に親しんでいる方向けに書いてみたりとか。そんなふうにちょっと専門的に踏み込んだり、深い内容のものを有料コンテンツとして作っていこうかなと思っています。はじめの一歩は、いつでも緊張とワクワクがありますね。
というわけで、ここからは占星術に親しまれている方向けに、蠍座新月のチャートリーディングをしていきたいと思います。お読み頂ける方は下の方へどうぞ！
ここまでお読みくださり、ありがとうございます！
よい新月をお過ごしください。
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