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人生の決断 ー思考と感情、理性と情熱、どちらを優先させるべきかー

仕事、人選、転職、起業、結婚、離婚、子供の有無、引っ越し、治療、教育・・・
人生は、選択・決断の連続です。

一体、何を軸に決断すれば、満足のいく幸せな人生に辿り着けるのか。
「幸せな人生の方程式」みたいなものは、存在し得るのか?


かつて、私もその答えがわからず、紆余曲折してきました。

まだ社会のことを何も知らない若い頃は、社会や大人が言う「成功」や「良い」を鵜呑みにして、それらに従い、決断、行動してきました。

しかし、そういった決断を積み重ねた結果、形作られた人生は、社会的には見栄えはしても、私自身、幸せや満足を感じるものとは、程遠いものでした。


そこで、やっと幸せな人生を生きるための基本に気付きます。


それは、

幸せとは、あくまでも主観的なものであり、
”幸せのものさし”は、人により違うので、わからないなりにも、
自分で感じで、自分で決断する必要があるということ。


頭や思考だけで考えてもダメなことに気付いたものの、

「感情だけに従って生きても、うまく生きそうな気がしない・・・」

「一時の情熱に従い飛び込んで、あとで苦労をする羽目になっている人が多い気もする・・・」

そんな疑問を持っていた時に、明快な洞察を与えてくれたのが、前記事でご紹介したハートの講師、加藤シャンティ徳子さんでした。

彼女から学んだことは膨大ですが、
ここでは、人生、思考と感情、理性と情熱をどう扱えば、満足の行く人生を送れるのかについて、以下の3つのことに対する洞察を紹介したいと思います。

【問い1】
そもそも、「~やりたい!」という想いや感情は、
どこから生まれるのか?


【問い2】
なぜ、「~やりたい!」という情熱に従っても、
うまくいく時といかない時があるのか?


【問い3】
結局、思考と感情、
どちらに従って生きればよいのか?



まず、【問い1 】の「~をやりたい」という純粋な想いや願いは、「ハート」と呼ばれるところから生み出されます。


そして、その想いや願いを実現するために、感情がナビゲートしながら、実現するために思考が働くという仕組みです。

例えば、「家族みんなが憩える家を作りたい」という想いが、ハートから湧いてきたとします。次に、「開放的なリビングがいいな」、「緑とテラスもあるといいな」など、感情が「こういうのがいい」といった風にナビゲートしてくれます。そして、具体的なビジョンやイメージが固まった後、それを実現するのが、思考と身体の役割です。


予算はどれくらいかかるのか、ローンを組んで資金を作るのか、適任の設計士や工務店はどこかなど、具体的な施策・戦略を思考で考え、最後は身体が行動し、実行に移すという順番です。



【ハート】→【思い・願い】→【感情】→【思考)】→【身体】


ハートの想いから始まり、ハート主導で人生を決断すると、人生は満足のいく幸せを感じられるものへと導かれます。しかし、問題は、”思考だけ”で考えてしまったり、”感情だけ”で行動してしまうということです。


”思考だけ”で、「人生どう生きるか」「何を目標に生きるのか」という答えを出して行動しても、”感情だけ”で夢を決めても、努力すれば実現はしますが、そこからは、一時的な幸福感しか得ることはありません。一時的な達成感と高揚感はあっても、恒久的な充足感がないので、また次の目標、夢へと駆り立てられるのです。


しかし、社会の中で生きていると、多かれ少なかれ、社会の目や他人の評価が気になってしまい、相対的に低い地位でいることは、特に居心地が良くないので、「高いステータスになりたい!」「より良く見られたい!」という”思考”が、無意識に、芽生えがちです。

そんな時、それが「”思考だけ”の暴走」だと気付ければよいのですが、ほとんどの場合、”思考だけ”の答えが、あたかも、自分が次に目指すべき姿ややりたいことのように勘違いしてしまうのは、大きな問題です。
(多くの場合、それが勘違いだということさえも、気づいていませんが…)


思考だけで作り出された目標やビジョンは、実現されたとしても、次の瞬間には、喜びは消えてしまうので、また空虚感を埋めるため、ある人は、さらに高みを目指したり、ある人は、方向転換して社会貢献の方へ走ったりしてしまいがちです。


しかし、そのやり方では、いつまでたっても、本当に満足の行く人生へ辿り着くことはできません。


幸せへのはじまりは、常に、
「ハートからの想い」である必要があります。


(ちなみに、シャンティさんは、“思考だけ”、“感情だけ”の部分を、
「分離した思考」「分離した感情」と呼んでいます。
※「分離した」とは、”ハートから分離した”という意味です)

そして、本当の幸せとは、そもそも、相対的なものではなく、絶対的なものであると言います。


確かに、考えてみたら、私も“思考だけ”の合理的な決断をした結果、全く幸せな境地は至れなかったし、“感情だけ”で動いている人が、なかなか大変な人生を送っている例を少なからず知っています。


とは言え、苦労することや失敗することが、不幸せな人生であるというわけでは決してないと、シャンティ先生は言います。


例えば、「メジャーリーグで活躍して、多くの人に、勇気と感動を与えたい!」というハートからの純粋な想いが湧いてきて、ハート主導で生きていたとしても、それを実現するためには、厳しいコーチのもとで、涙のトレーニングに励まないといけなかったり、世界最強になるためには、ケガをすることもあります。


短期的に見れば、「苦労」や「失敗」と定義づけられるような経験をすることもありますが、それらの経験によって、人に勇気と感動を与えられる資質が自然と身に付いたりといったことがあるのです。

ハートは、思考では到底考え付かないレベルで、本当に私たちがなりたい姿というものを知っており、そこに私たちを導いてくれると言います。


抽象的にしかなかなか扱われない「ハート」ですが、私もハートについてまだ何も知らなかった頃、シャンティ先生に紹介されたハートに関する海外映画があります。

それが、『ザ・パワー・オブ・ザ・ハート』という映画です。


すでにご存じの方も多いかもしれませんが、世界的な偉人たちが、人生を導いてくれるハートの素晴らしさについて証言しています。

出演しているのは、

・私が最も敬愛する世界的な慈善活動家であり、チンパンジーの研究で著名な霊長類学者である
ジェーン・グドール氏

・『アルケミスト』のベストセラーで有名なブラジルの作家
パウロ・コエーリョ氏

・世界的な覚者であり、アメリカで最も人気のある精神世界の著者
エックハルト・トール

・米大統領就任式などでも活躍した著名な詩人・マヤ・アンジェロウ

など、各界の偉人たちです。彼らは、一様に、自分の人生をこの境地まで導いてくれたのは、偉大なる「ハート」だと語っています。

ご覧いただくと、心臓とハートの違い、ハートは人生をどう導くのかという具体的な側面や科学的に明らかになっている事実がお分かりいただけるかと思います。


満足いく幸せな人生へ導いてくれるハートの世界。


まだご覧でない方は、ぜひ見て見てください。
こちらから購入いただけます。

『ザ・パワー・オブ・ザ・ハート』
https://www.forestpub.co.jp/thepoweroftheheart/

★シャンティ先生による無料のハートに関するレクチャー4話



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