僕らはまだ始まったばかりさ
わたしには今年ぜひお目にかかりたいと思っている人がいる。
Sexy Zoneの松島聡さんである。
Sexy Zoneのコンサートに行けるくらい元気になりたいというのが今のわたしの目標である。
わたしは、去年の11月に彼と同じパニック障害(わたしの場合は双極性障害も併発)と診断され、そこから今に至るまで仕事を休んでいる。
パニック障害の症状は人によって違うかもしれないため、これが全員に当てはまるわけではないと前置きした上で説明する。
わたしの場合は過呼吸とそれに伴う不安や「死んでしまうのでは」というような恐怖感、そして「また発作が起こるのでは」という予期不安にかなり悩まされた。
ひどい時は、過呼吸が起こるかもしれないという不安でまた過呼吸が起こってしまうという悪循環にはまってしまい、かなり苦しかったし、周りの人にもかなり迷惑をかけてしまった。
わたしの場合はこれに加えて双極性障害による気分の浮き沈みがあり、常に理由がわからない漠然とした不安、体調が良い時でも何かの拍子でまた過呼吸が起こるのではという懸念に悩まされた。
もう仕事に復帰することはできないと思い、今の仕事を辞めて違う働き方をすることを考えたこともあった。
今は病院を変えて薬の処方を見直してもらったことでかなり良くなっていると自分でも思うので、こうして体調が悪かった頃を振り返って文章を書くことができている。
彼の病状がどうであったかは詳しく窺い知ることはできないが、復帰までの道のりは平坦なものではなかったことは想像できる。
そして、パニック障害を克服して美しく立ち直っている姿にはとても励まされる。
月並みな表現だと思うし、綺麗事かもしれないし、タレント本人は望んでいないことなのかもしれないけれど、わたしは病から立ち直った彼に励まされるし、自分も早く良くなりたいと思うモチベーションにもなっている。
コンサートは夏。
焦る必要はないと思うけれど、できたらわたしも仕事に復帰できるくらい元気な状態で松島聡さんに、Sexy Zoneに会いたいと思う。
Sexy Zoneを愛し、わたしの良き友人でいてくれる人たちと一緒に楽しい思い出ができますように。
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