(第1回)THE SECOND決勝戦の良さ

ギャロップは1本目、2本目とタイプを変えて爆笑をかっさらう漫才を繰り広げた。ギャロップの相手は1回戦から順にテンダラー、囲碁将棋、マシンガンズ。テンダラーvsギャロップの戦いを見て「事実上の決勝戦っぽかったなあ」と思ったところ、次のギャロップvs囲碁将棋では両チームともに大会の最高得点(2本目のマシンガンズも同点)で、番組上で「事実上の決勝戦」と実際に語られていた。

あくまでも私が感じただけなのだが、ギャロップが決勝に進んだ時点で、ギャロップが優勝するだろうと客の半分くらいは思っていたような感じがした。そりゃ2組による決勝なのだから半分いてもいいんだけどそういう意味じゃないのよ。
マシンガンズは1本目、2本目ともに爆笑を連発させていたものの、メタ的な笑いというところもあるのかも知れなかった。大事な舞台で堂々と「ネタがない」と言い切るところ、微妙な空気になったらそれもイジるところ、、。
マシンガンズは全然嫌いとかではない。愉快なおじさん達。
ただまあ、この調子で3本目も行くんだろうなあ、、このまま行けばギャロップが優勝だろうなあ、、という空気を感じていた。

会場の空気はそこにいたわけでは無いので分からないが、決勝のマシンガンズの得点が明らかに低すぎたこと、ギャロップの林さんがそれを受けて「嬉しいです」と言ってしまうこと、すべてが最高の流れだった。やっぱり皆そこでキッパリと甲乙つけるんだねって思った。う~ん、いい表現が見つからないなあ。
マシンガンズは悔しかったかもしれないけど、結局マシンガンズも売れ、囲碁将棋もおそらく前よりは露出が増え、松本さんが言っていた通り「誰も損しなかった大会」になったと言えるのでは。

それはそれとして、私はギャロップの3本目のネタ(日本でフレンチを作ったとて、、のやつ)はかなり好きなネタだったし、なんなら感動すら覚えた。んだけども、マシンガンズの3本目のネタが終わり、心の中で「ド滑りしなければギャロップ勝てるぞ」と思っていた私としては、内心ヒヤヒヤしながら見ていた。あとで録画したやつを観た方が楽しんで見れた。賞レースの弊害ってやつかなあ。


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