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自分なりの2020年アメリカ大統領選の総括。

※情勢の分析などではなく、トランプ陣営の当選を予想した自分の反省点などをまとめたものです。また、情報の精度が曖昧なものが含まれております。ご了承ください。


1月6日、ジョージア州で選挙が行われ、争点となっていた上院2議席を民主党が獲得。上下院をどちらも民主党が獲得しました。予定では、2週間後の1月20日には、ワシントンにて就任式が行われます。

自分はトランプ大統領の連続当選を予想しましたが、結果は外れました。今回の大統領選への所感、反省点などを述べていきたいと思います。


反省点:景気にのみ執着し、雰囲気を理解していなかった。

当選した2016年から2020年にかけて、当時1ケタ台だった黒人層の支持率が30%にまで増加していました。

雇用対策、景気回復などがあれば、本来は不支持であるマイノリティ層もついてくる。なので、今回のコロナ禍によるダメージこそあれど、それまでの評価があるので再選はあり得るのでは?と考えました。しかし、昨年6月のBLM運動やコロナによる不景気など、アメリカの雰囲気そのものに対する認識が甘かった。自分が考えている以上に、人種間の分断や景気悪化がすさまじかったのだと思います。この辺、英語に疎い人間の情報収集の弱さが浮き彫りになりましたね……。結局、素人の直感は当たらないということがよくわかりました。


所感:不正は"藪の中"、しかしSNSでは不穏な動きもあったり……。

トランプ陣営は再三、今回の選挙において不正があったことをアピールしており、訴訟を行ったり、公聴会では選挙に携わった民間人が情報提供なども行いました。しかし、結局それらは認められず。認められない以上、自分としても「不正があった!」という論調についていけないなぁ……。

ですが、SNSでは選挙前から妙な動きがありました。バイデン新大統領とその息子であるハンター・バイデン氏の暴露記事について、発表したり広めようとしたアカウントを凍結する事態になったのです。

また、今回の上院選挙後、トランプ大統領のアカウントをロック。Twitterは12時間、Facebookは24時間。大統領選に関する不正を訴える動画を削除しなければ、Twitterアカウントは永久凍結されるとのこと。

この辺、どうなんだろうなぁ……。このままいけば、それこそ暴露ネタでさえ”現状は根拠不十分”として削除される流れが出てきそう。迅速な情報伝達などに支障が出ることになるかもしれません。

これから先、SNSにおける政治アピール、メディア活動の潮目が変わるかもしれないなぁ、と思っております。


これから:バイデン新大統領は、国民を団結できるのか?

昨年12月の記事ではありますが、バイデン新大統領による人選に、選挙に協力した環境団体や、民主党の左派・若手議員から批判が出ているという内容のものがあります。

上記したハンター・バイデン氏のスクープは、政権運営において障害になり得る可能性もあるので、内輪もめに発展しそうな気が……。

また、現在のアメリカにおいて、政治信条を語ることが難しいという流れもあるようです。

こうした雰囲気の中、異なる思想の両者が手と手を取り合い、団結するアメリカになるのでしょうか?そこへの期待と、これまでの流れからして無理なんじゃないの?という思いが入り乱れております……。


結論:普通に自分がバカでした

もうちょい一次ソースにあたるとか、実際の市民のツイートなどに触れられれば、予想も変わったのかもしれません。この辺は自分の学力不足ですね。

素人の直感は大体当たらないことをこうやって書き記し、恥として残しておきます。そうすれば、次は勉強することでしょう。いや、どうだろうな。しないんだろうな……。