はじめての両手仲介

前回のお話はこちら☟

今回は記念すべき、初めての両手仲介のお話。

入社3年目

一通りの実務が分かるようになり、契約書類作成もささっと作れるようになってきた。ビル売るオンナにもなれたし、次なる目標は自分の案件で両手仲介をする事。

そんな時また助けてくれたのがA社長だった。A社長の息子さんに、一人暮らしをするためのマンションを探して欲しいとのご依頼。いずれは賃貸に出す予定との事だったので、利便性のいい中心部の駅近マンションを紹介した。2件目のご案内のお部屋、築浅で室内リノベーション済み、高層階角部屋、少し高かったけれど気に入って頂き、満額での買付を貰えた。

初・両手仲介

これがレインズに掲載されたばかりの業者売主物件だったので、自分で決めた記念すべき初めての両手仲介のお取引となった。自分で仕入れた物件ではないけれどレインズでの宝探しが得意な私。金額はそんな大きくなかったけれど、一度のお取引でダブルで仲介手数料が貰えるなんてラッキー、そして歩合もダブル。

毎回のお取引が両手ばっかりだったらいいのに！

心からそう願う。こうして記念すべき初めての両手取引のお客さまとなったA社長の息子さん。可愛い彼女との愛の巣になるはずだったマンション、その彼女とは程なくして別れ、今はまた新しい彼女と仲良く暮らしているそう。結婚が決まれば新居はこれから計画する一棟マンションの最上階！

不動産を通して、お客さまの人生の流れを見守る事になるのもこの仕事の醍醐味。悲しい理由での売買もあるけど、圧倒的に幸せの瞬間にお立会い出来る事の方が多いのが嬉しい。私の人生を変えてくれた不動産の仕事、お客さまの人生もよりよいものに変えていければ本望。つくづく天職だと思う。宅建士になって本当によかった。

さいごに

最後まで読んでくださりありがとうございます。次は人材育成の話かな？

それではまた！