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私と音ゲーと「音ゲーマー」

最近ものすごく久々に弐寺をやるなどして、まあ色々と昔のことを思い出したりしてしまったので、言語化して供養しておくことにする。ただのしょうもない自分語りだけど。

3行まとめ

割と昔から音ゲーやってました。
色々あって心が折れ、離れていました。
でもやっぱり音ゲー楽しいね。

まあこれだけで大体わかるやつだとは思う。

むかしむかしのおはなし(曖昧)

大分記憶も薄れているけど、5鍵時代のbeatmaniaを若干経由してsubstreamあたりでIIDXに移り、それ以降は他も軽く手を出しつつ概ねメインは弐寺。途中7th~HAPPY SKYあたりまで離れていたりもしたが(某ネトゲとかにドハマりしてたなど)、まあライトにぼちぼち触る感じだった。

あまり深く考えずに気まぐれにゲーセンに行き、好きな曲をやっているような感じで、運指もいわゆる北斗、段位は一応やるがいわゆる万年六段。まあ真剣にやっているかといえばそうでもなく、適当なものだった。この段階では。

七段への挑戦と挫折、「音ゲーマー」への反発

Lincle時代、なぜか唐突にちょっと気合い入れて七段取ろうかと思い立った。未練を果たして気持ちよく成仏しよう、ぐらいの感覚(後になって思うとこれがまずかったかも)。

昔に仕入れていた専コンを整備し、家庭用のソフトで新しめの(メインにしていたのはDistorteD~後にTROOPERS)を調達し、家で練習、ゲーセンで感覚の違いを調整、その繰り返し。

情報収集も行い、固定運指を意識しだしたのもこのころ。ブランクもあったためこの際ついでにと思い2P→1Pへのサイドチェンジもやってたりする。乱常備なんかも始めた。

ただ、情報を集める過程で否応無く入ってきてしまうのがいわゆる煽り発言の類。曰く「サファリ超えてようやく初心者卒業」「真面目にやれば普通は取れる。取れないやつは真面目にやってないだけ」「長くやってて取れないやつは恥じるべき」などなど。概ね六段に人権は無いぐらいのノリ。こんなもの真に受ける奴がアホだと言われれば返す言葉もないのだけど、あえて飲み込んでその反発を力にする……つもりだった。

最初は「気持ちにケリを付けたい」ぐらいだったモチベーションが「せめて人権が欲しい」になり、最終的に「もうとっとと解放されたい……」まで転落。それでも実際のところそれなりに伸びている実感はあり、10にクリアランプがぼちぼち付いたり、家庭用では七段取得(サファリないけど)できたりはしていた。

そしてtricoroのころ、そろそろ行けそうな感じがするという手応えと、いい加減解放されたいという焦りに背中を押され、気合を入れて七段に挑み、まさかの100-100-100-0で閉店。サファリに入るまでは完全に行けると確信していたのだが、その先はもう何も覚えていない。とにかくこれで完全に心が折れた。

後になって思えば、もうこの段階で一旦段位は忘れるべきだった。腕自体は伸びていたのだし、このまま続けていればいずれ取れるところまでいけたんじゃないかとは思う。ただ、もう限界だった。

一旦離れるも結局戻ってくるやつ

それからしばらくは音ゲーから離れて別ゲーなどやっていたものの、やがてスマホ系の音ゲーに手を出す。大体はLayark系だったけど、ある日友人との会話で気まぐれに何か他の音ゲー1つやってみようと思うけどおすすめあるかと聞いて、Arcaeaを紹介され、結果的にドハマり。

もはや紹介した当人もそんなにやっていなさそうな中、1人でひたすらやっていたのだけど、それがかえって良かったのかもしれない。最初は「私は下手くそだからあまり高難度はやらなくても……」などと考えていたはずが、今や最高難度の手前に手がかかりつつあるところまで来た。他人は関係なく、ただただ単純に1歩1歩上達していくのが楽しいのだ、と思い出せた気がする。

クラブイベントとそこからのつながり

またそれらの流れとはあまり関係ないが、最近音ゲー、アニソン系のクラブイベントに誘われて、タイミングが合えば行くようになった。

正直最初はどちらかというと腰が引け気味で、理由の1つは基本陰キャコミュ障の私はクラブ文化とは生息域があまりに違うため。もう1つが上記の流れにより、私には「音ゲーマー」に対する劣等感やら反発心やら、割と強いネガティブ感情があったため、音ゲー系イベントというところにかえって不安があった。

それでもまあ興味はあったというのと、強い勧めもあって参加してみたのだけど、まあ行ってみればこれが実際楽しかった。やはり生息域の違いなどはあり、場では浮いてしまっているかなと思う時はあるけど、とにかく音楽は良いものだ。

そこで幸いにも仲良くしていただける友人などもできて、その影響でゲーセン音ゲーにも戻りつつある。人と一緒に音ゲーやるのも楽しいと思えるようになってきた。他人様に見せられる腕ではない、という思いがめちゃくちゃに強く人前でやるのに抵抗があったのだけど、完全ではないにしろ緩和はされてきた気がする。

そして現在へ

ここで最初の話に戻るが、久々に弐寺をやった。よく持ちネタで「サファリと向かい合う覚悟ができない限り弐寺には戻れない」などと言うがあれは実際ほぼ本音で、その上で今回は結局覚悟などできないままになんとなくでやってきた。

感想ですが、まずは「ああ、いつもの弐寺だな」で、あとは「なんか知らんがFast出すぎやろ……」とか「思ったより手は動くな」とか。まあ素直に楽しかったというにはちょっと判定が狂いすぎだったけども、案外ニュートラルな気持ちで、帰ってきたな、と。

正直今はボルテとチュウニ熱が高まっているので、あまり本腰入れて弐寺はやらない気がするけど、気負わずにやりたくなったらやれば良い、そう思えるようにはなってきた。

結論

色々あったけれど、最近は素直に音ゲー楽しいな、と。やっと憑き物が落ちたような気がする……。

一緒に音ゲー遊んでくれるみなさまに感謝を。

あとみんなもArcaeaやろう(ダイマ

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