『レモンサワー』#218

プリン体とカロリーを気にするようになってから、ビールを飲み続けるのをやめてレモンサワーに継投するようになった。単純にフルーツ&爽快感好きの高じた結果とも言える、前向きな面も大きい。しかし。しかし、夏になったからか、ちゃんぽんがこたえるのか、頭が痛い。それは先日のこと。飲みすぎなのかと反省して、今日は量を抑えた。ビール2杯、レモンサワー2杯。しかし頭が痛い。頭の痛みは前回ほどでは無いにしろ、痛むことには痛む。ただの頭痛でなく、酒の、二日酔いにありがちなあの痛みだ。水をガブガブ飲む。家に着くまでに500ml超は飲んだか、しかし収まらない。
さわやかしゅわしゅわで酸っぱいレモンサワー、疲れた身体にクエン酸がビシビシとしみていくあの感じ、まさかこうも後に響いてしまうとは思わないだろう、しかも以前までこうではなかったのだから、予期せぬことぞ。
トライアンドエラー。次の夏場の飲み会では、ビールだけにしてみようか、そして変わらないようならば今度、レモンサワーだけにしてみようか。確実なトラブルシューティングをこなしていこう。酒の種類が合わぬのか、体質が変わったのか、ちゃんぽんがよくないのか、飲酒量自体の問題なのか。とにかく最近は夜勤を週の半分やってるとあって体調と体力がいくらか弱まっているのは感じるし、そこにひとつの原因を見出すことはできる。アラサー突入による加齢もいくらかあるのだろう、そしてチェイサーを飲まずに進めてしまう相変わらずの飲み方がもう合わないのかもしれない。
どうしてなんだろう、どうしてなんだろう。レモンサワーでなくウーロンハイに変えてみたらどうだろうか、飲み屋さんのレモンサワーはウォッカベースと焼酎ベースの2パターンだろう、焼酎とウーロン茶のウーロンハイならば発動しないとあれば万々歳だ。緑茶ハイだっていい。とにかく頭痛を回避しなければその夜の機嫌と翌日への睡眠に差し支える。こうも文章を淡々と打ち込みながら無表情で指だけ動かしつつ頭の中でレモンサワーを調合している。大学生で一人暮らしをしている当時、お酒を家で1人で飲むのに憧れて、まず梅酒とブラックニッカを置いた時期があった。どちらも失敗した。甘い梅酒は飲む気にならないし、ウイスキーは残念ながら体質に合わなくて一杯で頭痛が到来する。ならばとウォッカを冷凍庫に仕込んだりして炭酸水とかオレンジジュースで飲んだりしたがいかんせん、大学生の一人暮らしにはコストが見合わない。それはビールにしてもそうで、一度に1,2缶となると家飲みの意味がないくらい。何なら文蔵で190円で生ビール(いや発泡酒だっけ)が飲めた。というわけで、焼酎とお徳用焼肉レモンと炭酸水だけあればいいということでレモンサワーを作れる環境にした。それも結局、炭酸水の消費が激しくて水に変えて「重い」となってやめてしまったが、レモンサワーへの情は深い。
どうにかこれは対処したい、夏の宿題。

#レモンサワー #180724

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