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加減乗除の初手、足し算。 1つ前に251番で「割る」ことについて書いた。過去には、102番で「引く」を書いて、215番で「かける」を書いていた。せっかく加減乗除で4発連続で書こうと思ったのに、自分の過去の気ままさに振り回されて戦略性のなさに軽くうんざりする。「かける」について書いたときには、まったく掛け算について触れておらず、だからって改めて「掛ける」を書くわけにもいかず、関連性というか、伏線を偽装することも叶わず、やれやれと他人事のように肩をすくめてみる。 幸か不幸か、残っ
ジョッキから。 アルコールを提供して、各席が盛り上がる飲食店で働いていると、少なからずクラッシュが、割れ物が発生する。多くはお冷のグラスやカクテル用のゾンビグラス(細身の背高で円柱形のやつ)が、引っ掛けやすいようで割れる。テーブルの上でカタンと横倒しになって、口がかけたり、割れたりする。まぁ、かわいいものだ。いっぽうでときどきジョッキが割れるそのときは、まぁかわいくない。テーブル状で倒してもジョッキはわりあい丈夫で割れることはまず無い。ジョッキが割れる場合ってのはだいたい、テ
よく飲む。がぶがぶ、ごくごく、お腹がパンパンになるくらいまで飲む。 酒の話ではない、水。酒も飲むけど、最近はアルコールにめっきり弱くてたくさんは飲めない。いっぽう相変わらずで、1日に十何リットル飲んでいるのかとわからなくなるくらい、四六時中飲んでいるのが、単なる水。お茶とジュースとか、お茶はペットボトルを持ち歩く時にはすべて飲みきるけれど、たとえば飲食店のお冷なんか、めっちゃ飲む。ピッチャーが卓に置かれているところでは3杯は少なくとも飲んでしまう。 元来、代謝の活発なわたくし
蒐集家、という、あ、これは職業では無いな、こういうのなんていうんだろう、趣味人のカテゴリみたいな、登山家とか読書家とか。職業にも使うし、こうも使うし、なんとも言い表しがたいけれどとにかく、趣味でものを集める人のこと。蒐集家。こういう難しい、普段の生活でなかなか見ることのない漢字を自分が文章を書くときに使いたくなるのは、チビ学生のころに漢字テストや作文でまだ習っていない漢字をあえて書いてみるあの高ぶった意識に端を発しているのかと思うけれど心理学とか脳科学的にどういうことなのかは