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ステージの人 ジョングク


これは昨日公開されたR&Bの大御所アッシャーと
'Standing Next to You'
を魅せてくれたもの

陶器で例えると
練りに練られた土で作られた
信楽焼きのようなアッシャー
繊細な技巧を施された
白磁のようなジョングク

まったく違うものでありながら、根底にあるアーティスト魂が同じ
最後、光の中へ二人で帰っていくシーンまで見応えある仕上がりだ

ジョングクがソロ活でセックスシンボルで売る決意をしたのはこのためかと思った。
アッシャーのような
こなれたアーティストと共演するにはそれだけの能力と話題性がないといけない。

ジョングクはステージを掌握するスターとしての階段を着実にのぼっている
私はジョングクをアイドルではなく
アーティストとして見ている
たとえジョングクの容姿が変わっても好きなことは変わらない。

ただここで不思議現象なのだが
ジョングク本人はまだアイドルの片鱗が残っている
自分の容姿をとても気にしている
それはARMYに満足してもらうためではあるが、彼の言動、カメラで自分の姿を常にチェックしている行動はナルシストかと思う
彼の一連のソロ活で
ジョングクのアーティスト魂を杭で打たれたように感じた私にはそれが馴染まない。

確かにジョングクのファンは彼の容姿抜きには語れない盛大な愛着を持っている
10年ものだ。
彼のファンは様々な
美しく、可愛らしい画像を貯めていて
時々眺めては幸せを感じている。
ところが私は
もちろん彼の写真を見ると幸せではあるが
彼の歌声を聴くこと、ステージがやはり一番なのだ。

このアッシャーとの動画の前に
Sevenのプロモーションスケッチが公開された。
ステージ裏のアーティストジョングク。
これはキツかった
彼はステージに立つために生まれてきたような人と見定めた私は
それを諦め、韓国の男として兵役を無事に終えてくることを祈る気持ちにやっとなったところだったのだ。
韓国の人たちには普通のことだろう
男の子は生まれる前から兵士として望まれ、生まれた後は当たり前のように兵役につく
私も彼らの国防としての義務とわかっているから、どうぞ行ってらっしゃいと思っている。
しかし、私にはマイケルが逝ってしまった時と同じくらいの衝撃と言っていいことなのだ
この動画はもっと後に出してほしかった。
ジョングクが生き生きして、素晴らしく輝いている
ステージのジョングクはまだ私には見ることができない。

芸術にはタイミングが大事
そしてミュージックシーンは日々変わっている。
水商売なのだ
川の流れのように日々変わり、盛衰が激しい
このステージのジョングクをまた見られるとは限らないのだ。

それはアイドルの容姿の衰えとはまた違う話で
たった1年半でARMYが大好きな彼の容姿が変わることはないし、より美しくたくましくなって帰ってくるだろう
アイドルとしてはARMYも待っているし磐石だ。

しかしアーティストとして、彼自身も満足できるステージがすぐできるとは限らない
まだまだアッシャーのようには
こなれてはいないからだ
残念なことに
まだソロコンサートの経験もない。

このプロモーションスケッチをこのタイミングで流す運営サイドに少し不安が生じた。
先にアッシャーとのMVを流し、アーティストとしての可能性を魅せてくれて、沸かしてくれて
ステージ裏の動画はもっともっと後にしてほしかった
どれだけアーティストジョングクを失って光を失ったファンがいることか

しかし、私はジョングクの輝きを尋常じゃない
本物だと思っている。
セルフプロデュースにも才能がある。
後はチームジョングクがアーティストジョングクをどのように仕上げてくれるのか
バンタンの活動とともに期待して待つことにしよう。