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勉強嫌いの私が資格取得を目指す 〜介護支援専門員〜

介護福祉士を取得してからも同じ職場で働いていました。以前にも書いたように定員40名のデイケア。
利用者様一人ひとりと関わる時間が少なくマニュアル通りの介護に疑問を感じ小規模のデイサービスへの転職を考え始めました。
転職にあたりまず考えたのが今後介護支援専門員を受験したくなったら就労証明書を貰いに来なければいけない。これは嫌だな。そしたら今年証明書を貰い受験するしかない。
とても安易な受験動機です。願書提出期限まで時間が無かったためすぐ実行です。願書提出したものの試験まで三ヶ月くらいしかありません。介護福祉士の試験同様テキスト、過去問、予想問題の三冊を購入しました。
・・がこんな動機なので勉強はできません。確か10月中旬の試験でしたが9月中旬で退職が決まっていたので退職すれば時間は沢山あるのでそこから頑張ろうと思っていました。
しかし退職してからは普段会えない友人に会ったり、旅行に行ったりと思うように勉強は捗りません。試験二週間前くらいから毎日8時間以上の勉強をしました。
試験当日は問題を見ただけでドキドキし最初の20分くらいは問題を読んでも全く頭に入ってきません。
でも不思議ですね。試験が終わると勉強もしていないのに合格してるか心配になり色々なサイトで解答速報を見て答え合わせてをしている自分がいます。家族からもあの程度の勉強で受かるわけないと最もな事を言われたました。
そして発表です。もちろん不合格。結果あと1点足らずでした。
翌年の試験勉強は計画的に4月頃から勉強を始めました。この時は小規模デイサービスで働いていたので忙しい毎日でしたが、最低でも一日30分は隙間時間を利用し勉強しました。
8月頃からは時間を増やしての勉強でした。これには理由がありこの年に合格しないと試験後の実務者研修の時間が翌年からは長くなるとの情報があったからです。
これが最後のチャンスでもし落ちたら来年の受験はやめるつもりでした。(介護支援専門員の仕事を多分しないし動機もいまいち)
試験が近づくにつれ勉強時間を増やしいかに集中するかを考えての勉強でした。
その年の試験に見事合格しました。

この時思った事が、あれだけ学生時代勉強が嫌いだったのに興味のある事には集中してやり遂げる事が出来るってとても不思議でした。学生時代にやりたい事を見つけていたりもっと努力していたら違った人生だったかもしれない。少し後悔の日々でした。

合格の喜びも束の間実務者研修が始まりました。
講義、個人ワーク、グループワーク、発表の繰り返しです。人前での発表とても苦手です。辛かった思い出がいっぱいでした。
昨年更新研修でした。コロナの影響で伸び伸びになった研修。更新するか悩んだ結果、研修受けました。介護支援専門員の仕事はしていませんが少しは成長したのか今回の研修は思った意見も言え大変でしたがとても勉強になりました。

介護支援専門員の勉強は介護の現場でもとても重宝します。実際ケアマネの仕事に就かなくてもスキルアップを目指してチャレンジする事は大切だと思いました。
                 つづく
                         

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