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異性としての男性観 第21夜

2018年4月9日      こんばんは!

今日は一日仕事があった。これでしばらくの煙草代には困らない…

しかし、ハッキリ言って私は男が嫌いである!人として付き合うには女性よりは付き合いやすいが、異性として見た時には大嫌いである。

なのに何故こんな仕事をしているのか…

風俗嬢を仕事としてやってきて…

よく聞かれる質問に「結婚してるの?」まあこれは人妻店だから聞く方もなんだが、答える方もほとんどが独身かバツイチのくせに結婚して旦那がいることになっている(建前上)

次に聞かれるのが「この仕事好きでやってるんでしょう」

んなわけない!本当にHが好きでやっている風俗嬢なんて100人のうち1人か2人ぐらいなものだ。大概は事情があって始めて、そのうち抜けられなくなって、なんとなく続けている人がほとんどだ。

そして偏見かも知れないが、風俗嬢の9割が虚言癖で1割が誇大妄想の塊だ。なにかしら病んでる嬢がほとんどだ。それもそのはず決して好きでやっている仕事ではないから。

これを「好き」と思いこむことによって、メンタルを保っていると言っても過言ではない。でなければ売れっ子も暇嬢も壊れてしまう…

じゃあ私の場合、男が嫌いなのになぜ続けているのか…

男が、Hが嫌いなのには訳がある…

小学校の低学年の頃、義母の実家に一緒に連れて行ってもらっていた。義母が前記のように相当ヒステリックで、私を嫌っていたので、義母家でも肩身の狭い思いをしていた。そこでよく一人で外に遊びに行っていたのだが…

ある時それは起こった。近所に住む中学生くらいの男の子からその子の家の前で声をかけられた「〇〇さんちの子でしょう?用事があるからちょっと入ってきて」と。何かお使いでも頼まれると思った私は、何も考えずに家の中に入っていった。

そしてそれは始まったのである…部屋に閉じ込めて自分の陰部を出しながら咥えさせたり、私を裸にして悪戯しようとしたり…小一時間ぐらいだっただろうが、とても長い時間に感じられた。そう今でいう「女児わいせつ」だ。

その頃の私には何をされているのか、何をしているのか全然わからなかった…ただ終わって外に出してもらった時に「家の人には内緒にしておかないと叱られちゃうよ」という言葉をうのみにして親にも誰にも言わなかったのである…もちろん口止めの意味もあったのだろうが、私自身自分がのこのこついて行って、私が叱られる!と思ったからだ。叩かれるのは嫌だった。

何をされているのかは全然わからなかったが、不快感だけは覚えている。大人になって、あれが犯罪だと知った。もうそこには住んでいないし、名前も覚えていない。でも幼子心に傷ついたのに誰にも相談できない環境だったのだ…

それはずっとトラウマになって成長していった。高校生くらいになって男女の欲求というものも分かるようになった。

しかし付き合う人みんな、口淫が出来ないのである…ほとんどは好きで付き合っていた人ばかりだから「苦手なの…」と言えば無理維持する人は誰もいなかった。だからプライベートで口淫をしたことが無い。

風俗嬢を始めて、基本プレイにFがあることを知った。それができなければ話にならない。目をつぶってやった。今でも最中は目をつぶっている。ハッキリ言って見てしまうと、少女の頃のトラウマがフラッシュバックして仕事にならないだろう…でもなれというのは怖いものだ。今では普通にできる。この仕事でトラウマを克服したのであれば皮肉なものである。

Hな行為も苦痛以外の何物でもない…元彼と付き合っていてもダメだった。最初は好きだから頑張った。でも行為の最中に頭の中が無になってしまうそしてそのうち苦痛に変わるのである。だから付き合っている途中に言った「もうHはしない」宣言を…

男性からすれば、これほど残酷な宣告も無いと思うが、無理して合わせても嫌いになるだけなのである…

それからの付き合い方の変化

といっても何も変わらなかった。相変わらず仲良しだしスキンシップもする。別れた後でも元彼は必要以上に私に触れない。なんとなく察するところもあるのだろう。その優しさには感謝する。

男性としてよりも人として尊敬していて好きになった。その尊敬は恋心が無くなっても変わらない。元彼の純粋で中性的な性格は人嫌いの私が、一緒に住んでいても何の違和感もなくいられるのである。

たまに寝ていると頭を撫でてくれたりする…それが他の男性だと嫌悪感しかないのだから、元彼はやっぱり特別な存在なのかもしれない…家族としてずっと一緒に暮らせればそれが一番の理想だ。それもいつかは終わるかもしれないが、彼に受けた数々のやさしさはすっと忘れないでおこう…

夢を壊すようで悪いが、風俗嬢はその場は楽しく過ごすことに努力するが、決し行為自体は好きではないのである!

その時、その時間を楽しく過ごしてもらうことに全力を傾けるが、こちらにサービスなんかいらない。早く終わってほしいのが本音だ。

風俗大好きの世の中の男性の夢を壊して申し訳ない…しかしこれも現実の一つとして少しでも認識してくれたら嬉しい。

また明日がくる。今できることを精一杯やっていこう。

ルームシェアを始めて2年経ちました。結構愚痴を言いながら続くものですねwこれからも暖かい目で見守っていただけたら幸いです。