夢か現か幻か　第２６夜

2018年7月15日      ご無沙汰しております。こんばんは

息子の結婚式から2カ月が経った…

今まで何ともなく毎日を過ごしていたが、先週趣味の株で１００万の損失を出してしまって、それ以来鬱が始まった…元金の分は引いてあったので実質的には少しの借金で済んだのだが、この３連休に全く仕事がこない。借金を返すメドが無い。ないない尽くしで体と心が少し病んでしまった。

はたして私に子供はいたのだろうか…

息子と暮らした２２年間、沢山の思い出もある。それが最近夢だったんじゃないかと思うようになった。

ここずっと、一日中眠くて出来るだけ休むようにしている。その間色んな夢をみるのだが、息子との生活もその一部ではないかという感覚なのだ…

息子が都会に行って近くにいなくなったので、逆ホームシックかもしれないけど、今の生活になれてしまって、息子がいた生活に実感がないのである。

それを確かめるように、先程電話をしてみた。こんな私のうわごとにも、しっかり受け止めてくれる立派な息子だ。「あぁ、やっぱり一人じゃないんだ」と思っただけでも安心した。

今副業で始めた仕事も、まだまだ芽が出るのに時間がかかりそうだ…でもチャットなど覗いてみると、皆それぞれの事情があって始めて、今の生活を何とかしようと必死で頑張っている。それを考えると今の私は自分の生活さえ守ればいいのだから、気楽なものだ。そういう風に思えればどれだけ気も楽になるか…

元彼とのその後

数回前に、元彼が粗相をして喧嘩をした話をしたと思う。翌日元彼は黙って仕事に行った。

あ～これはもうだめだな…お互いが怒って話もしないようでは何も解決しない。一緒に暮らせない。そう思っていたら、夜帰ってきて元彼から謝って来た。折角プレゼントした物の代金を、私が机の上に置いていたものだから、それにスゴイムカついたらしい。でも一日考えて、元々は自分が悪いのだからと折れてくれた。私も根に持つ方ではないので、話して解決することなら、二度と同じことをしないと約束させて仲直りした（またしないとはかぎらないがｗ）

その後は仲良くやっている。不器用な彼なりにそっとたばこや食料を買って来てくれたり、食事の心配をしてくれたり…基本そういう、ちょっと的外れなやさしさが好きなんだと思う。

ただ、私の病気に関しては全くの無知だから、ころころ変わる私の心境を理解できないらしい。まあ息子でさえ何年もかかったらしいからしょうがないが。機嫌が悪い時は放っておくように言ってある。変に気を遣われる方がイラつくからだ。

毎日夜作業する以外はほとんど寝ているのも、昼夜働いている元彼には申し訳ないと思っているが、そこまで気を遣っていては余計に悪化するので、断りだけ言っている。

そんなこともまったく気にしない人だから、一緒に暮らせるのだと思う。

「一人の方がいい」と言って別れてしまった人だが、今はこの生活が心地よい。人生どう転ぶかわからないものだとつくづく思う。