コムドットが犯した失態?いや、元からだ!
なんかコムドットがとあるYouTuberと揉めてキャンセルになった件で炎上し、現在20万人以上もチャンネル登録者数が減ってしまったらしい。
で、それを騒ぎ始めているらしいが、そもそもこれはコムドットがおかしいのではなく、元々YouTuberなんて社会不適合者の集まりでしかないのである。
いってみればニコニコ動画でMAD動画なるものを制作している者たち、もっと言えばコミックマーケットなる好事家の集いし場所で必死に同人活動に興じている者たちと大差はない。
ではそんな者たちがなぜ日の目を見る程の存在になったのか、理由は単純でありYouTubeがGoogleにM&A(吸収合併)されたことにより大衆的な知名度と人気を持ったからだ。
要するに、YouTuberとは大企業Googleが出してくれる広告収入に生かされているだけの駒でしかなく、例えるなら釈迦の掌の上で踊ってるだけの孫悟空に過ぎない。
そもそもYouTubeという名前を日本語に訳すと「あなたテレビ」、すなわち「個人が独自の番組を作って楽しむ」ということだから、インターネット上のテレビチャンネルといったところか。
しかし、映画業界が50〜60年をかけて崩壊・衰退していき、テレビもそこから更に40年という短い期間をかけて衰退し、YouTubeも今や飽和に陥り間も無く衰退していくであろうことは想像に難くない。
映画・テレビ・ニコニコ動画・YouTubeとあらゆる映像媒体が人類の革命的な科学技術の装置として発達し、それが世の様々な現象を切り取って来たが、現在そのいずれもが機能性を喪失しつつある。
今度起こったコムドットの炎上と人気の凋落は決して今に始まった事ではなく、以前からコムドット自体がそういう野蛮さと下品さを孕んだいつ空中分解してもおかしくない危うい集団であった。
私も以前にリーダー・やまとが上智大学を「勇退」などと自身の無様な醜態を正当化していたことを批判したが、もうこの時からいずれコムドットは長く持たず崩壊していくことは予想がつく。
どんな業界もそうだが、今ある人気・知名度・売上・影響力が決して自身の実力や努力で勝ち取ったものではなく、大企業のバックボーンに支えられた上での物だと忘れてはならない。
ヒカルのVALU炎上、マホトの性犯罪絡みの逮捕と失脚、鎌田社長の不倫、元禁断ボーイズの逮捕、31人飲み会での大炎上、もう文春砲なんてレベルでは済まない不祥事が幾度となく起こった。
これらの社会的事件・犯罪はアホみたいにYouTuberと名乗る劣悪なクリエイター気取りの何者かが増え続ける限りなくなることはないであろうが、近年は本当にYouTuberのモラル低下が顕著になっている。
だが、そんなことでやいのやいのと騒がれ続けている日本はまだ豊かで安全な国であるが、こうして平和に現を抜かす一方で世界に目を向ければロシアとウクライナは未だに殺し合いを続けているのだ。
そんな現状に対して自ら何かをしてあげたいというわけでもない癖に、「天下を取る」「道を譲れ」などと抜かしている様は極めて滑稽であり、Googleの傀儡でしかないお前さんたちが何を気取っている?
しかもここ数年では芸能人が参加してコラボが当たり前になっていることもあって、もはやYouTubeが芸能界じみており、新世代と名乗る奴らが先輩だのと誉めそやしている現状がすごく気持ち悪い。
自分で勉強して学歴を勝ち取ったわけでもないのに高学歴出身を愚弄する者、その高学歴を自ら捨てた恥を正当化する者、視聴者と不適切な関係性を持った者、幸せ自慢してた癖に離婚した夫婦。
どうしても成功しているごく一部のトップにばかり目を向けがちだが、その裏で数々の失敗や挫折をして落ちて来た人たちだってごまんといるのであり、YouTuberのそれは芸能人の比ではない。
まあ別に作ってくれる動画が面白ければそこら辺は気にならないし、聖人君子である必要もないとは思うが、それでも近年は本当に糞も味噌も一緒くたの玉石混交であり、見るに堪えないレベルになっている。
その見るに堪えないレベルの物しか提供できていないことを自覚の上でらしく振舞うのであればまだしも、身から出た錆をまるでピンチに立ち向かっていく漫画の主人公みたいに思い込んでいるから滑稽なのだ。
そもそもHIKAKINにしろはじめしゃちょーにしろ、それからフィッシャーズにしろ、初期から始めた者たちが年々芸能界の大御所みたいな立ち居振る舞い・言行をしているのが謎である。
ただ早く始めた早期導入者に過ぎないのに、まるでタモリ・明石家さんま・ビートたけし・上沼恵美子・島田紳助のようなお笑い芸人の大御所司会みたいに扱われ敬われているのは何なのか?
しかも気持ち悪いのは、芸能人の大御所がそいつらにペコペコしていて威厳もへったくれもない状況が当たり前になっている状況に尚更違和感しかないのである。
まるで破壊神ビルスにペコペコ頭を下げて媚びへつらってる神龍みたいで気持ち悪い、社会不適合者に芸能界の大御所がそう気安く頭など下げるものではない。
芸能人にもオタクにも、何者にもなりきれない社会の落伍者の分際で知名度と影響力と金だけを手にしてしまったものだから、それが今のSNSの民度の低さに少なからず影響を与えてしまっているのではないか。
だから高学歴を平気で誹謗中傷しても咎める者もおらず、政治のことなんて何もわかっていないものが国のお偉方と対談するという奇妙な状況が発生し、益々日本という国は白痴になっていく。
ゆたぼんもその一例であり、あれとて所詮義務教育を放棄した負け犬の戯言でしかないのを知名度と人気で正当化しただけなのだが、無駄に声だけはでかいから目を向けざるを得ない。
全員が全員ではなく、もちろん高学歴YouTuberなどもいるので多少なりはマシなところもあるが、それでもやはりYouTuberは根本的に反知性主義のアカデミックな精神の欠片もない人たちの集まりである。
そんな食い詰め者の烏合の衆を世間は忖度し偶像として崇拝し金を落とし続け、何らの社会貢献をしているわけでもないのに虚像として持ち上げられる、そんな存在になぜ我々が感謝をしなければならない?
別に彼らが利益を生んだわけでもなく、またこの世に何か新しい価値を提供したり真理の探求に繋がったり、新しい芸術の形が確立されたりしているわけではないというのに。
それどころか承認欲求を必死に満たそうと世間に迷惑をかけまくる悪行を次々と行い、それが革新的なことだと持て囃されるような図式に対しておかしいといえない現状に問題がある。
若いうちからチヤホヤされて地位・名誉・金・権威を手にしてしまった者たちがSNSで跳梁跋扈している現状を憂う者が少しでもダメ出しをして正していかなければ、YouTubeは益々混迷する一方だ。
もちろん、YouTuber全員がダメだと言っているわけではない、中には一定の良心を守ってやっているといういい人たちだって沢山いるだろうが、アイドルと同じく「虚像」でしかない以上実態は謎である。
そんな膨れ上がっていく巨大な企業の闇が生み出した芸能人気取りの何者かに対し、幾許か私ができる権利の行使は徹底的に「無視」を決め込むことであろう。
今回をもって私はもうYouTuberについて語るのは終わりとする、企業にとって都合のいい駒風情がどうなろうと私の知るところではない。
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