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あなたの身に困ったことがあるときは

こんばんは。
ちょっと思い出したので書いておきます。

昔の家には暖簾がありました。

長いものでは床になる着くような立派な暖簾がありました。


あれは「魔除け」なんです。 

余計なモノが入ってこないようにする「仕切り」だったのです。

現在は昔のように木で作られた立派なものはなかなか見受けられないので、
もしも、あなたが今困っていて仕方がないときは、



赤い暖簾を出入り口に掛けてください。


立派なものでなくて良いのです。
なんなら好みの赤い生地を買って突っ張り棒で吊るしておけば良いのです。

昔の成人式には赤い着物がとても多かったのです。
若い方はご存知ないかもしれないので一応書いておきます。


赤は魔除けの色です。

大切に育てた可愛い娘が、これから先困らないように、病気にならないように、辛いことがないように、と願いを込めて赤い着物を着せたのです。

ついでに、昔は蓋のついた湯呑みでお客様をもてなしました。
大切なお客様だからという意味もありますが、
実は、昔は本当に流行り病が多く、
子どもを5人産んでも無事に全員成人することすらまれでした。

だから、お客様には蓋付きの湯呑みを使ってもらい、家族のものと完全に分けていたのです。

すごいですね、昔の人の知恵は。

暖簾の話に戻ります。
これから寒くなります。
そして年末年始はいろいろ忙しいばかりに、
泥棒がはいるかもしれません。
詐欺に合うかもしれません。
今の泥棒はセキュリティを破ってきます。
鍵などは開けられると思っていたほうが良いと思います。
そのくらい注意して、赤い暖簾をつけたら
少なくともなにもしないよりも有効なのはないかとわたしは思います。


ちなみにうちにも赤い暖簾が下がっています。
クリスマス柄ですが。笑