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セブでLanguage Exchangeに参加してみた!@JEE - Japanese English Exchange

セブに来て4ヶ月目、実はまだ仕事を始めることができずにいます。というのも外国人としてフィリピンで働くためには、労働許可を取る必要があるのですが、それがなかなか降りないでいるのです。先週ようやく降りて、来週からお仕事が始まる予定です。

仕事も始められずにいたので、クリスチャンである私の友達は全員、通っている教会の人々だったのですが、教会以外のコミュニティの友人もそろそろ欲しいなと思い、Language Exchangeに初めて参加してみることにしました。

Language Exchangeとは

Language Exchangeとは、互いの母国語(もしくは得意な言語)を学んでいる人同士で会話することで、互いの言語力を高めたり、友達を作ったりすることを言います。フィリピンの典型的なLanguage Exchangeのパターンとしては、英語が得意で日本語勉強中のフィリピン人と英語勉強中の日本人同士で会話するパターンでしょうか。他にも韓国語×英語、中国語×英語のパターンなどもおそらく多いと思います。
基本的にはリスニングよりもスピーキングの方が苦手としている外国語学習者が多いと思うので、互いに自分の母国語で話して自分のリスニング力を鍛えるというのが一番典型的かなと思います。レベルの高い外国語学習者同士であれば、互いに自分の勉強中の言語を喋って、スピーキング力を鍛えるということもあると思います。ただもちろんミックスで話してもいいでしょうし。どちらかの言語だけで話すということもあると思います。例えば、日本人とフィリピン人で日本語だけで会話する場合だと、日本人にとっては語学力向上の機会とはならないかもですが、フィリピン人の友人を作るチャンスになったり、フィリピンの文化を知れる良い機会になったりすると思います。

JEEという100人超が集まるイベントに参加!

今回参加したのは、以下のJEEという団体が主催しているイベントです。
Language Exchangeという単語で検索して引っかかったので参加してみることにしました。以下のページもFacebookページですが、フィリピンはFacebook上にいろんな情報が集まるので便利だなと思っています。


ワンドリンクを購入してサインアップを済ませる

会場は、マンダウエ市内のバニラッドにあるGo Go Cafeという場所です。バニラッドは初めて来たのですが、日本人が多く住んでいるイメージ通りに、周りに日本食レストランが多く営業していました。会場のGo Go Cafeは大通りには面しておらず、少し込み入った路地裏にあります。

会場に着くと、カフェの前に行列ができていたのでそれに10分ほど並んでドリンクを買いました。行列に並んでいる時に勇気を出して前のフィリピン人に話しかけてみました。イベント参加者だということがわかっているので、他人に話しかけやすいのは良かったです。
ドリンクはソフトドリンク、コーヒー系、フラッペ、ビールなどから選べました。自分は昼間からビールを飲むことに決めました笑 周りはソフドリかフラッペの人が多かったかな?

ドリンク購入を済ませて、会場内の受付でサインアップをします。グループ番号が割り当てられた付箋に自分の名前を書いて胸のところに貼ります。参加費用はワンドリンク代のみで他には特にはかかりません(親切設計!)
どうやらイベント自体はカフェの中でやるのではなくて、カフェ前の屋外スペースでやるようです。一応雨季に入ったセブですが、その日は夏が戻ってきたような暑さだったので、直射日光を浴びると汗が止まらなかったので、3時間も外に居続けるのは結構キツかったです… ただパッと見た感じ参加者は120人くらい(1テーブル20人ほど×6テーブル)は、いそうだったので、なかなか会場を用意するのも大変だと思うのである程度致し方ないのかもしれません。

大学生男性と中学生女性の二人組と話してみる

サインアップを済ませて、周りを見渡してみると、ちょうどまだ会話を始めてないフィリピン人男女2人組がそばにいたので、早速声をかけてみました。こういうのは勢いが大事だと思っているので、あまり選り好みはせず視界に入った人にとにかく話しかけるタイプです。男性の方は大学生で、Civil Engeneering を専攻中とのこと。女性の方はびっくりしたのですが12歳とのことだったので、おそらくまだ中学生?なのだと思います。でもすごく大人っぽくてぱっと見は10代後半くらいにしか頑張っても見えませんでした。ていうかまだ12歳なのに、セブアノ語、タガログ語、英語に加えて日本語も勉強しようという勉強意欲がすごい。。二人の関係性は、男性の方が女性の方の姉妹のベストフレンドなんだそう。なんだその奇妙な取り合わせはと思いましたが、どうやらお姉ちゃんの方は恋人とのデートがあって、今日は参加できかなったのだそう。なるほどね笑
「なんで日本語勉強してるの?」とか「どうやって勉強してるの?」みたいなあるあるなトークテーマで数分話した後に、イベント開始時間となり一旦お別れ。私は基本英語を話したい人なので、英語オンリーの会話でした。

イベントが始まって自己紹介タイム

イベントが始まると、名札の番号のテーブルに移るように指示されます。長テーブルを2つ繋げて1つの島となっている形ですが、結局、島の半分で1グループという単位で話すことにななりました。1グループの人数は10人ほどでした。一人一人自己紹介していきます。名前と日本人だったらいつからセブに来たかとか、いつまでいるかとか、フィリピン人だったらなんで日本語を勉強しているかなどについて話す人が多かったです。ほとんどの人が英語で自己紹介してましたが、中には頑張って日本語で自己紹介するフィリピン人もいました。私のグループの構成としては、日本人男性3人、日本人女性1人、フィリピン人男性3人、フィリピン人女性2人という感じでした。年代は日本人女性の方が40-50代前半くらいに見えましたが、その他の人たちは20代-30代前半くらいに見えました。やっぱり日本人は語学学校に通っている人が多いと思うので20代前半くらいの人が多いですね。

あんまり盛り上がらなかったアクティビティタイム

一通り自己紹介が終わると、アクティビティタイムです。紙の上で日本語(ひらがな)でしりとりをするというゲームです。3分くらいの時間でできるだけ多くの単語を書けたチームが勝利というようなシンプルなルールでした。ウチのチームは普通にみんなしりとりできたので、それが特別だとは気づかなかったのですが、どうやら他のチームのフィリピン人にとっては結構難しいゲームだったらしく、蓋を開けてみたら、ウチのチームの圧勝でした。上位2チームで決勝戦もやりましたが、そちらでも無事に勝利。優秀なフィリピン人に恵まれて完勝という結果になりました。

2つ目のアクティビティは、「なりきり自己紹介」です。クールなキャラやお金持ちキャラなどになりきって、自己紹介するというもの。ウチのテーブルでは、このアクティビティが絶望的に盛り上がりませんでした笑 フィリピン人も日本人もシャイな人が多いという特性の問題と、シンプルに日本語学習中のフィリピン人たちにとっては少しハードルの高いアクティビティだったのが理由だと思います。なぜか自己紹介の言語は日本語という指定だったので、英語が話したい自分にとってはそもそもやる気が出ないアクティビティでした。
ただ他のグループでは、演劇スキルや度胸のある方が参加者全体の前でなりきり自己紹介を披露したりもしていたので、人によっては楽しめたのだと思います。

イベント終了後、フィリピン人6人に囲まれる

全てのアクティビティが終了して、残りたい人は残ってフリートークタイムになりました。テーブルを移動してもいいなと思ったのですが、アクティビティばかりで同じテーブルの人と十分に話せなかったなという思いがあったので、テーブルに残って周りのフィリピン人とフリートークしてました。ちょうど自分の近くにいた2人のフィリピン人はソフトウェアエンジニアだったので、プログラミングや仕事の話なんかで結構盛り上がりました。盛り上がって話をしていると、2人と同じ会社の同僚だというフィリピン人がどんどん集まってきて、いつの間にかフィリピン人6人と私という構図になってました。全員エンジニアだったので、ずっとギークな話をしてました。(昔、誤って本番環境のデータを消してしまって大変なことになった話とか、サポートエンジニアの苦労話等々…)

1時間くらいは話したかなというところで、日も落ちてきて主催者側も片付けを始めたので解散の流れに。最後にみんなとインスタを交換しました。(後で集合写真をタグ付けしてストーリーに載せてくれた!)

JEEは、とりあえずフィリピン人と英語で話してみたいという人にはおすすめ!

総評としては参加して良かったです。毎月開催しているイベントみたいなので今後も参加したいです。

良かった点

  • 日本好きなフィリピン人と知り合ったり、話したりする機会になる

  • 参加費が安い!(ワンドリンク代のみ)

イマイチだった点

  • 一回きりのイベントで友達になるのは個人的にはハードル高め(インスタ交換したし、次回のイベントでも会えたら仲良くなれるかも)。

  • アクティビティの時間が長く、かつお互いを知るようなものではないため、仲を深めることができない

  • 主催者側の雰囲気がすごい日本的
    司会はもちろんバイリンガルだったけど、日本語中心で進行していたし、「日本人の参加者はフィリピン人参加者を助けてあげてね」みたいな雰囲気。全体的に日本人が日本人のために作っているイベント感を強く感じてしまった。主催者側にもっとフィリピン人がいた方が全ての参加者がもっと楽しめるものになりそう。

最後までお読みくださりありがとうございました。この記事が面白かった、参考になったという方はぜひハートマークを押してくれると嬉しいです。モチベーションになります!

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