日曜日の音楽 #5 / 向こう髪 - 君島大空

更新の間隔が開いてしまった。
転職したので環境が変わって目まぐるしくしている。
そう言えば、3年ほど前に今の業界に入る準備を始めた頃、この曲をよく聴いていたなと思い出した。

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正直に言うと、初めて聴いたときはサビ終わりのクリシェ進行が出てきたところで、ちょっと失望しかけた。なんかベタなセンチメンタリズムを感じてしまったのだ。

ところが、ガットギターのインタールードがあまりに素晴らしかったので、完全に心を掴まれてしまった。結果、2021年はひたすらこの曲をリピートしていたと言っても過言ではない。

ちょっとトニーニョ・オルタを彷彿させるような気もするが、やっぱり違う気もする。でも、日本人というより、ブラジル音楽やアルゼンチン音楽の持っているニュアンスに近いような気がした。

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今日はそのインタールードを採譜してみた。弾いてみるまで3年近くもかかってしまったが、勿体ないことをしたと思う。あえて動画や音源は貼らず、譜面をこっそり置いておく(書けたのが嬉しかっただけ笑)。
テンポは適当だし、ざっと書いたので間違いがあるかもしれないけど。。

向こう髪 - 君島大空 より抜粋(非営利の研究目的で採譜。不正確である可能性あり)

2~3小節目、8~9小節目に見られる6弦の[3-0-2-0-1]というベースラインとか、4~5小節目にかけてプリングオフが続いて5小節目の1拍裏からフレーズが始まるところとか好きだなぁ。

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この曲を聴くと、何となく新しいことが始まりそうな気分になる。曲と出会ったタイミングのせいなのか、歌詞の語感のせいなのかはわからない。

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