新開地アートひろばがざわついた!「箱はこび研修」だよワッショイ!ワッショイ!
3月9日は芸術探検家の野口竜平(たっぺい)さんによる、「箱はこび研修」を実施しました。旅行には荷物がつきもの「旅行社の社員」たるものお客様のお荷物を運ぶこともあるでしょう。
この日、家から各自で段ボールを持ってくるところからスタート。野口さんが新開地の商店街で交渉して集めた段ボールと合わせて、各チームで大きな箱を組み立てていきます。
いったい、どこをどうつないで、どこを折れば箱になるのか?悪戦苦闘しつつもだんだんと箱の形になっていくからあら不思議。子どもたちはテープ貼りが大好き。ビリビリとガムテープを伸ばしてはどんどん貼りつないでいきます。
箱ができあがったら、今度は地下の秘密の部屋に「箱」を運び、暗闇のなかで箱の中に入ったり、箱の中の音を聞いたりして「感じる」時間です。はるか昔、原始の人たちも洞窟の中でこんな体験をしたのでしょうか。
さあ、いよいよ箱がまちに出ます。土曜マルシェの真っ最中の路地に出て、各自好きな場所で箱に入り、箱の小窓から見えたもの、感じ取ったものを手元を見ずに箱の内側に描いていきます。野口さんいわく「箱内壁画」
新開地アートひろばに戻ったら、全部の箱を開いて「箱内壁画」をみせっこ。なんだかとってもプリミティブ。
そして4つの箱を1つの大きな箱に組み立て直して「箱みこし」をつくると、再びまちに繰り出してワッショイ!ワッショイ!!何が始まったの?と見ていた人も最後には一緒に「箱みこし」を担ぎ上げて大団円!!この日一番の一体感をみせて「研修」が終了しました。
大きな箱を運ぶだけで、まちが違ってみえる。運んでいる私も見られることによって今までにない感覚と出会う。そして箱の中から見えたもの感じたものが「箱内壁画」として現れる。しんかいち旅行社のちょっと変な、でも、なんだか生まれ変わったような感覚さえある「研修」なのでした。
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