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[全文無料、一万字超え]シティリーグS2ベスト4 サーナイトexデッキ 備忘録と自己解説

初めまして、こんにちは!
noteを執筆するのは初めてになります。
鹿児島、宮崎でポケモンカードを楽しんでおります、ササキハヤト(@wing_hyt7)と申します。

1章〜3章は私自身のことについて記載しています。
4.5章は環境読みとデッキ選択について記載し、
6.7章はデッキレシピと採用不採用、各対面の戦い方について記載しています。
ポイントだけ抑えたい方は、6.7章を読むのをお勧めします。

シティリーグS2 使用デッキレシピです



1.はじめに

この度、2023年シティリーグS2でベスト4の結果を残せることができました。
これまで関わっていただいたプレイヤーの方をはじめ、各ショップの店員さん、オーガナイザーの方、ジャッジの方、分析などの情報を発信されている方、友人、家族などたくさんの方に支えていただいていることを改めて実感しています。
本当に感謝申し上げます。

こういうの嬉しいですね

今回の結果に満足しているわけではありませんが、以下2点を考え、執筆に至りました。
①調整を重ねて自分なりに納得のいくデッキ構築や回し方が仕上がったため、備忘録としてデッキ選択までの過程や自分なりの環境読み考察とデッキ構築に対する考え方をここに記してみたい
②関わった方に感謝の意味合いを込めて自分のこれまでの経緯や考え方を共有したい

これまで思ったことや起こったこと、考えたことをなるべく細かく残したいとの思いがあるため、もしかしたら読者によっては個人を特定出来る文面があったり不快な思いをさせてしまうことがあるかもしれません。ここにお詫び申し上げ、お許しをいただければと思います。不快に感じるところがありましたら編集しますのでお手数ですが連絡ください。

また、ポケカ歴も浅く、今回たまたま結果残せただけで、偉そうに、生意気だと思われる方もいるかもしれませんが、優しい目でご覧いただけるとありがたいです。


2.自己紹介

まずは簡単な自己紹介です。
TCGなど興味もなかった私が、2023年の年明けに、結婚祝いでラティオス&ラティアスGX(SA)を頂いたことからポケカ歴がスタートします。

今見てもなお、絵の美しさに圧倒されます・・・

それからしばらくはオリパ引いたり、イラストの好きなカードをシングル買いしたりしていました。春頃に妻と2人でスタートデッキ100を2つ買ってルールを覚えて、好きなポケモン入れてみたりして家でキャッキャする程度に楽しんでいました。

初めて親父に買ってもらったゲームは初代緑でした。
ナッシーVののびのびそだつからのキョダイブルームは妻のおちゃらけデッキに対しては最強でした。


しっかりデッキを組んでポケカをやってみようと思ったのは2023年7月中旬頃で、ジムバトル初参戦は8月4日でした。
スタートデッキ封入の紙のダメカンとショップに無料配布で置いてあった紙のプレイマットを持って、アルジュラブラッキーデッキを握って行きましたが、当然プレイも下手くそで(ルールすら怪しかった)ボコボコにされました。

たまたま同じジムバトルに出ていた方に、ジムバトルが終わった後に練習するから一緒にどう?と声を掛けていただいて、1からプレイングを教えてもらったり(逃げエネ2より逃げエネ1のカードでバトル場スタートした方がいいよとか本当基礎的なところから)、こんなイベントが今度あるよとか自主イベントの登録の仕方とか優しく教えていただきました。競技ポケカの奥深さと面白さに気付かされました。そこからポケカの虜になってしまいます・・・


3.簡単なポケカ経歴

2023年
8月4日 ジムバトル初参戦(アルジュラブラッキーデッキ)
8月20日 ジムバトル初優勝(パオジアンexデッキ)
9月18日 さつまCR 予選落ち(パオジアンexデッキ)
9月10月 トレーナーズリーグに3回出て3位3位2位でCSPが30ptになる(パオジアンexデッキとサーナイトexデッキ2回)
10月14日 シティリーグS1 予選落ち(パオジアンexデッキ)
12月29日 シティリーグS2 ベスト4(サーナイトexデッキ)

8月〜12月でジムバトルに35回ほど出てました。
単純計算で平均週2回出てますね・・・どこにそんな時間があったんだと自分でも思います。(育児はどこにいったんだ)
10月ごろからは妻に毎晩環境デッキ握らせて、練習しました。ジムバトルとか出たことない妻ですが多分そこそこ強くなっていると思います。

ジムバトルでは勝ち負けを気にしたことはあまり無く、基本的に毎回違うデッキや同じデッキでも◯◯を入れてみた、などの調整デッキを使っています。上記だけ見るとパオジアンとサーナイトばかり使っているように見えますが、自分と言ったらコレといったデッキ印象は特に持たれていないと思っています。
早く上手になりたかったので、環境内外デッキや自作したデッキ含め、たくさんのカードに触れて作って使ってを心掛けていました。


4.環境読みについて

毎週デッキ分布が変わる中で今回環境読みで重要視したことは、3つあります。
第1に前週のシティの分布
第2にそれまでの移り変わり
第3にCL京都のデッキ分布
以下、おすぎ🔍環境自動分析システムつくるひと(@osgggg)さんのデータを引用させていただき、考察を述べます。

シティリーグ12/17までのデータ

悪リザードンとロストギラティナのシェア2TOPはシティーリーグS2が始まってから変わらず、次点でミライドン>トドロクツキ>サーナイト=ロストバレット>ミュウ>パオジアン=カビゴン=レンゲキという分布は大きく変わることなく継続していると見ていました。
このデータと自分の考えを以下の要点に絞って当日のシェアと対策を予想しました。

・悪リザードンデッキの強さは相変わらず、当日もシェアTOPと予想
・ピオニー型ミライドンデッキの流行と使いやすさの実感が大きく、また宮崎鹿児島エリアで公認非公認含めミライドンデッキの使用者と実績が全国の分布より多いので、当日もリザードンに迫るほどのシェアを予想
・自分が知っている上手いロストギラティナ使いの人が、シティリーグが別日であることをたまたま知れたのでシェアは落ちると予想
・熟練者がロストデッキを使うとやっぱり強く、上手い人の多い鹿児島でのロストバレットのシェアは赤月型やTord型問わず増えるだろうと予想
・Eレギュ落ちが迫っていることもあり最後だからと、ミュウとれんげきウーラオスの使用者は依然として居るか、増えるかもと予想
・同会場のシティリーグS1でもあったように、カビゴンLOの使用者はいるだろう、しっかり予選通過してくるだろうと予想
・CL京都でタカハシカズキ選手が使用して話題になったサーフゴーデッキ(ミロカロス採用)も少なからずいると予想

以上から自分の中での当日シェア予測はこうなりました。
Tier1 悪リザードン=ミライドン
Tier2 ロストギラティナ=ロストバレット=サーナイト
Tier3 ミュウ=パオジアン>れんげきウーラオス
Tier4 トドロクツキ>カビゴンlo=サーフゴー
Tier外 ルギア=ブジンエンテイ

そしてこちらがシティリーグS2当日のデッキ分布です。

@ほ〜む鹿児島店公式ツイート引用

ミライドンのシェアが悪リザードンを上回ったことと、ロストギラティナのここまでの極端なシェア率の低さなど予想外な点はありましたが、環境読みとしては正解だったと言えると思います。


5.デッキ選択において

シティリーグS1の結果(2-3予選落ち)を受けて、S2は出来るだけ不利対面の少ない、かつ初動が安定するデッキ選択をと決めていました。

シティリーグ2週間前の時点では、サーナイトexデッキ、アルセウスグレンアルマデッキ、赤月ロストバレットデッキの3択でした。
その中でもサーナイトexデッキが1番対面不利が少ないと考えました。また、初動さえスムーズに行けばどの対面でもプレイング次第で勝てるといったデッキは、私の中で魅力が大きく、かつ1番使ってて楽しいと思えるデッキでした。直近の勝率も悪くなく(得意不得意が明確でした)、そこそこに自信があったので選択しました。
後述しますが、出回っているサーナイトexデッキレシピよりも初動安定を重視したデッキレシピを構築しました。(例えばバトルvipパスとレベルボール4-4採用など)

パス無し構築も見られますが、やはり強いです

6.デッキレシピと採用不採用

3段×9列埋まっているのが美しい(自己満)

Ⅰ 採用カード

・サーナイトex 2枚
基本的な採用枚数と思います。

・サーナイト(アルカナシャイン) 2枚
バトルvipパス型の基本的な採用枚数と思います。

・キルリア(リファイン) 3枚
基本的な採用枚数と思います。

・キルリア(ミラージュステップ) 1枚
基本的な採用枚数と思います。

・ラルトス(テレポートブレイク) 4枚
直近の基本的な枚数ですが、テツノブジンが減ってきていたので1枚をメモリースキップに戻しても別に問題ないかとは思っています。

・ザシアンV 1枚
サケブシッポ+ゴージャスマント型にして一時期抜いていましたが、やっぱりザシアンVは必要です。フィニッシャーとしてはもちろん、最悪の場合の初動のエネ加速にもなってくれます。
また、悪リザードンを1発耐える使い方や、ウッウのおとぼけスピットをくらっても、月明かりを使えばヤミラミのロストマインを耐えれるのは偉いと思っています。ただし対面によってはベンチに出してはいけないこともあるので注意は必要です。
バトル場ザシアンVでスタートしてしまっても、手張り+けんのほうこうで番を返し、2ターン目に手張りで技を打てるのは優秀で覚えておきたいパターンです。

・クレセリア 1枚
ロスト対面やミラー対面では必須です。
私のクレセリアはミラー対面の時に限ってよくサイドに眠ってます。起きた時には使わないことが多いです・・・

・サケブシッポ 1枚
ベンチに160点襲撃は素直に強いです。古代の咆哮でサケブシッポが出てから、勝率が上がりました。イキリンコexを倒せてしまうのはチートです。フリーで対戦してる時は、ベンチのくせにイキってるからよ、って言いながらイキリンコにほえさけぶ打ちます。
言わずもがなですが、ビーダルやセグレイブをサケブシッポで取ります。対面によってはマナフィ、ジラーチをベンチに置かせて圧迫させることができるのでやっぱり強いです。

・ミュウ(ふしぎなしっぽ) 1枚
最後までかがやくゲッコウガと迷いました。が、バトルvipパス採用している以上はミュウを使えることが多いのでこちらにしました。
参考までに、バトルvipパスを4枚採用している場合、初手に1枚でも引けている確率は約44%です。レベルボールや霧の水晶を使った後にふしぎなしっぽを使えば初ターンバトルvipパスに触れられる確率は約70%です。初手どうしようもない手札だった時、ふしぎなしっぽパチンコで助けられたことが何度もあります。
バトル場のポケモンを倒され、とりあえずミュウをバトル場に出してふしぎなしっぽでグッズサーチは中盤終盤でも強いです。出さないで回ればベストではあります。

・マナフィ 1枚
マナフィは必須です。

・ジラーチ 1枚
抜いたレシピもよく練習しました。
よくプレイングでなんとかなるので要らないと言っている方がいますが(私もそう言っていました)、ジラーチがいればもっと楽にプレイできます。ここが肝で、ジムバトルや自主イベントならいいですが、シティリーグでは25分という制限時間の中で、特にロスト、ミラー対面ではジラーチ有無でプレイの速さに繋がります。他のことに考える時間ができるので、プレイ中の他の気付きが確実に変わります。

・クレッフィ 1枚
今回のオシャレ枠であり、環境読みに準じた1枚です。使うのはミライドン対面のみです。ミライドンのタンデムユニット、ライコウのしゅんそく、イキリンコのイキリテイクを使わせません。結局あなぬけのひもやボスでケアされるだろと散々言われましたが、初ターンに相手にあなぬけのひもがなければ博研でも森の封印石でも無理やり使わせて持って来させると言う動きが、2.3ターン目以降に響いてくれてるところが大きいです。これはシティリーグ当日までの2週間、何戦もミライドン対面をクレッフィ有無、ミミッキュ有無でやりました。確実に勝率変わりました。ミミッキュだと結局タンデムユニットとイキリテイクで盤面は整えられ、あなぬけのひもやボスの指令を持ってこられるケースが多いのでケアがイージーです。ミライドンだけに使うのであればクレッフィの方が刺さると思います。ロスト対面でも使えなくはないですが、結局このカードに関係なくロストが貯まるのでクレッフィ前に出すくらいなら他に出来ることがある場合の方が多いです。

・バトルvipパス 4枚
直近ではバトルvipパス3枚構築が増えてきていましたが、3枚だと初手引ける確率は約35%です(ふしぎなしっぽは考慮せず)。初手引ける確率35%で引けると思いますか?数字に基づいて、最大枚数以外は考えられませんでした。

・レベルボール 4枚
3枚構築も試しましたが、安定に寄せるのであれば4枚必要だと思っています。

・ハイパーボール 3枚
基本的な採用枚数と思います。

・霧の水晶 2枚
基本的な採用枚数と思います。ザシアンVを採用しないのであれば、1枚は大地の器でも有りだと思っています。

・ふしぎなあめ 2枚
3枚構築の方が安定かもしれませんが、ここまで3枚採用しとけばよかったと思ったことがなかったので感覚を信じました。
ラルトス、キルリアラインをしっかり場に残しておくことを心掛け、釣竿で戻すカードを間違えなければ2枚で大丈夫と思います。

・すごいつりざお 2枚
基本的な採用枚数と思います。

・カウンターキャッチャー 2枚
基本的な採用枚数と思います。

・ナンジャモ 4枚
最大枚数必要と思っています。
出来れば、毎ターンナンジャモ打ちたいです。

・セイボリー 1枚
最後まで悩みましたが1枚採用しました。
ここまでの経験上、事故った時にセイボリーが手札にあり打って3枚ドローしたところで変わらないことが多かったからです。
ただ、環境対面に対してベンチ3枠は刺さるので1枚だけ採用しました。

・ボスの指令 1枚
基本的に捲るデッキなのでカウンターキャッチャーの方が使いやすいので1枚にしました。逆に言うと1枚しかないのでトラッシュはできません。サイドに落ちたらお終いです。枠に余裕があったら2枚にしたいカードです。

・フトゥー博士のシナリオ
採用されないサーナイトデッキもよく見ましたが、このカードの強さに気付いて無いだけだと勝手に思っています。崩れたスタジアムと同様の使い方はもちろん、バトル場のポケモンを回収できることは強いです。もっと言うとエネルギーをトラッシュに送る使い方も強いです。
崩れたスタジアムとの選択とも言われますが、単純に比較は出来ない唯一無二のカードだと思っています。また、カビゴンloに対しても使えるのが強みです。

・月明かりの丘 2枚
1枚採用も最近よく見ますが、サイドに落ちると大変なので2枚にしました。またかがやくゲッコウガを採用していないので、エネルギーをトラッシュに送れる点もしっかり優秀です。

・ボウルタウン 1枚
安定に寄せて1枚は採用しました。

・リバーサルエネルギー 2枚
サーナイトexデッキにおいてリバーサルエネルギーなしでは語れないと思います。1枚で3エネ分はやっぱり強いです。2枚必要です。

・基本超エネルギー 10枚
当初は11枚にしていましたが、枠の都合で10枚です。10枚にした当初はかなりキツかったですが、プレイング上達と共に10枚採用で問題なくなりました。ここが、自分の成長を実感できた部分でもあります。

Ⅱ 不採用カード

・かがやくゲッコウガ
今回のデッキレシピでは、ザシアンVとサケブシッポの両採用に加え、マナフィ、ジラーチ、クレッフィとかなり多くのポケモンを採用しているので、ミュウと天秤にかけて考えました。ミュウの採用理由から不採用にしましたが、欲しいカードではあります。賛否両論あると思います。

・ともだちてちょう
枠があれば採用したいカードです。ナンジャモを5.6回打てることや、セイボリー、ボスの指令の再利用は絶対強いですが、逆にそれが絶対必要な場面はそんなに無いと思っています。

・ゴージャスマント
ザシアンV採用のため不採用です。序盤は手札に邪魔なのに終盤欲しい時に限って手札にないカードです。

・博士の研究
基本的なカードでかなり強いのは承知ですが、ともだちてちょう不採用、すごいつりざお2枚採用で、トラッシュに送りたく無いカードが多いため不採用です。

・崩れたスタジアム
枠の関係で不採用です。
使う対面が限られていることや、使いたい時に手札に無いこともありますし、フトゥー博士のシナリオを大事に使えば問題ないと思っています。

最後まで悩んだことが、ドローサポートカードのもう1枚採用です。最後の最後まで代わりに抜くカードを選択できなかったので、出回っている基本的なサーナイトexデッキよりもドローサポートカードの採用枚数が1.2枚少ないです。ヒガナの決意など、ここは要検討だと思います。


7.各対面の簡単なプレイング

各対面への詳細なプレイングは、有識者が無料で散々noteに残してくれているのでそちらを参考にした方がいいと思います。
ここでは、簡単に要点だけ述べさせていただきます。

Ⅰ悪リザードンex

プレイング等間違えなければちゃんと有利だと思います。ピジョット型だとサイドプラン2-2-2で楽ですがビーダル型だと1-1-2-2が基本になると思うので、ナンジャモで妨害しながら何もさせないターンを作ることも考えます。
マナフィ、ジラーチを置くことを強要できるのは強いです。(ロトムVやネオラントVを出してくれればありがとうございますと落としにかかります)
初動手札が渋い時は、ザシアンVで悪リザードンを一発耐えるプランもあります。
終盤、フトゥー博士のシナリオでサーナイトexを回収して、負け筋を消すことは必ず頭に入れておいた方がいいです。

Ⅱロストバレット/ロストギラティナ

自分は1番苦手対面です。有利対面と言われていますが、相手の練度だと思っています。
げっこうしゅりけんを打ってきそうならマナフィを置く。
ロスト10枚になりそうならジラーチを置く。
クレセリアでおとぼけスピットを1発耐える。
ロストギラティナ対面では、自分のサイドを3枚にしてしまうと雪道ツツジが待っているのでそれを頭に入れておく。
相手が序盤にアビスシークなどでサイドを取ってこない場合は、こちらも無理にサイド取らなくても良いのでリファインやハイパーボールなどでツツジ打たれてもいいように山札を圧縮しておくが重要です。
ロストバレット対面は苦手なので割愛します。ロストバレット対面に強くなりたいと思い、赤月ロストデッキを知ろうと思って作ったのですが、私みたいな下手くそが使うとジムバトルに持っていっても負け越します。
また、前述していますが、クレッフィはロスト対面でも使えなくはないですが、結局このカードに関係なくロストが貯まるのでクレッフィ前に出すくらいなら他に出来ることがある場合の方が多いかつ、ラルトスキルリアをできるだけ並べたい対面でむしろ邪魔になってしまうので、使わないプランです。

Ⅲミライドンex

ミライドンは後攻を取ってくるので先行スタート。このデッキではクレッフィを採用しているので、1ターン目はクレッフィをバトル場に置いて番を返す。
改めてクレッフィは、ミライドンのタンデムユニットとイキリンコのイキリテイクの無効化が食らいますので、相手初ターン手札が良くても博研もしくは封印石使用を押し付けることができます。
穴抜けやボスでケアされて後攻にごっつあんプリファイを打たれたとしても、2ターン目以降はだいぶ渋い動きを押し付けることができると思っています。(ライチュウVでサーナイトexを取られないよう相手の場のエネルギー枚数は重要です)
2ターン目以降はバトル場のポケモンを倒してサイドプラン2-2-2です。2ターン目以降は渋ければすごいつりざおでクレッフィ再利用、ナンジャモで相手の動きを止めることも有効です。

かぎたばポケモンってなんだ?

Ⅳサーナイトミラー

先行ゲーですが、このデッキの理論上、クレセリアとジラーチがいるので若干の有利は取れると思っています。
現在、サーナイトexデッキにジラーチ不採用のレシピが多いので、クレセリアを有効に使えることが多いです。とにかくアルカナシャインサーナイト、リファインキルリアを取ってドローソースを減らしてナンジャモがプランです。
セイボリーはおまけ程度に考えます。
終盤、フトゥー博士のシナリオでサーナイトexを回収して負け筋を無くすことは重要です。

Ⅴミュウ

明確に有利対面です。
サイドプランは2-2-2です。
2ターン目からサーナイトexのミラクルフォースで相手のバトル場のミュウVを取れば相手は追いつけないのでほぼ勝ちです。
初動渋くても、クレセリアとサケブシッポでミュウVMAXのHPを少し削り(サイコジャンプの線のあるので一概に言えませんが)、ゆっくり盤面を整えていけば3-3で取れますので大丈夫と思います。

Ⅵパオジアン

型は大まかにスイッチャー採用型とテツノカイナ採用型があると思います。2ターン目にスイッチャーキャンコロしゅりけんを打ってくるような上振れだとキツいです。1ターン目にマナフィを置きたいです。
ポケストップを使ってくるので、相手のトラッシュのセビエ、セグレイブ、ビッパ、ビーダル、ふしぎなあめ、すごいつりざおの枚数は必ず把握しておく必要があります。サケブシッポでセグレイブかビーダルを取りながら手札干渉していくプランが王道だと思います。
手札が渋くても相手が出したポケストップは回しません。ともだちてちょうやすごいつりざお3枚目を採用してやっと回してもいいと思います。
サイドプランは1-1-2-2(順不同)。

Ⅶれんげきウーラオス

サイドプランは2-2-2(3)もしくは3-3。
チャーレムVだけには気をつけます。ジラーチ、月明かりの丘をしっかり使えれば問題なく勝てます。少なくともれんげきウーラオス使いは今回居ると予測していたので、月明かり2枚採用にしています。
有利対面です。

Ⅷトドロクツキ

初動遅れても、ゆっくり盤面を整えていけば問題ない認識です。サイドプランは2-2-2ですが序盤はモルペコを押し付けてくると思うので1-1-2-2かもしれません。
今回予選で難なく勝ったトドロクツキexデッキに、決勝トーナメント準決勝で再戦になり、こちらが事故ってサイド3-6からやっとスタートでした。最後はサイド2-2まで捲り、勝てるぞと思っていましたが、相手の手札3枚のうちにハイパーボールがありネオラントV→ボスの指令でサーナイトexを取られて負けました。これについてはあっぱれでした。勝てば、ポケカを教えてくださった師匠と決勝対決だっただけに悔しいです。

ⅨカビゴンLO

(全デッキそうかもしれませんが)間違えなければ勝てると思っています。
カビゴンloデッキは使う人が少なくても勝率75%と高く、鹿児島にはカビゴンlo使いで有名な方が多いので、同日シティリーグかは分かりませんでしたが、決勝トーナメントに進めば1人は居るだろうと考え、しっかり対策しました。
このレシピではゲッコウガ不採用なので攻撃出来ないポケモンはマナフィ、ジラーチになります。
理想盤面はラルトス4面展開し、ミラージュステップ宣言して、バトル場ミラステキルリア、ベンチラルトス、ラルトス、ラルトス、リファインキルリア、リファインキルリアです。
マナフィ、ジラーチをトラッシュに置かず、出されてしまってもフトゥー博士のシナリオで回収が可能です。
サーナイトexを2体立てるのはエネが足りなくなってしまうので立てるのは1体だけです。
この対面は相手に上振れも下振れも無いので、ちゃんと対策パターンを覚えておいて進めればこのデッキレシピでしたら大丈夫と思います。

序盤の理想の盤面です



8.最後に

ここまでお読みいただき大変ありがとうございます。まさか1万字を超えるとは思っていませんでした。気になることがありましたらお気軽にご連絡ください。

このレシピが使えるのは後1ヶ月ですが、このnoteが誰かの手に渡り、少しでも参考になるのであれば大変嬉しいです。
また、私のことを知っている人がお読みになって、こんな私みたいな初心者がシティ入賞して運だけだろと思っている方がもしいらっしゃったら、このnoteで私を見直していただけたら嬉しいです。
1月下旬から、レギュレーションが変わり環境がガラッと変わります。私自身は初のレギュレーション変更の経験になりますので、楽しみ反面、今まで使ってきたカードが使えなくなる悲しみもまた痛感しています。

年が明け2024年になりました。昨年も大変お世話になりました。今年も何卒、よろしくお願いいたします。


9.余談(暇な方だけご覧ください)

Ⅰ個人的にポケカ関連で心に残った事

1.ジムバトル初参戦後の練習
2.パオジアンexデッキでジムバトル初優勝し調子に乗っていたら、スコヴィランexデッキにボコボコにされたこと(妨害カードの強さの認識)
3.シティリーグS1の決勝戦のカビゴンLOミラー観戦、握手に始まり握手に終わって素敵だった
4.ポケカを通しての地元宮崎の同級生の再会、しかも鹿児島TCGプレイヤーで有名な人だった
5.行きつけのショップの店員さん、プレイヤーはみんな優しいし、ポケカに熱心
6.夏頃に一生懸命コレクションしたカードが、現在軒並み大暴落中(正常に戻っただけかも)
7.一緒にポケカを始めた友人がここにきて急成長、BOX争奪戦などでも優勝してる
8.妻の親父さんに、ハヤトくんはポケカばっかしてると言われたこと

Ⅱポケカしてて好きな言葉や言い訳(対友人含む)(編集中)

1.ナンジャモ打たれなければ勝ってました。
2.ボス引けてれば勝ってました。
3.こういう時に限ってサイド落ちやわ。いつも。
4.ごっつぁんじゃなくて、ごっつあんね。
5.何もできないなら早よ番返せ(ニヤニヤしながら)
6.イキってるやつはKFC行きです(イキリンコトラッシュに対して)
7.対戦中にムラムラするスリーブとプレイマットが欲しい(普段真面目な友人がいきなり)

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