きっと、花粉症ですね。じゃねぇけど。

ここ数日の思い出を。。。

何から説明したらいいかわからないのですが、
項目は時系列にしようと思います。

〜2019 絶叫する60度終了

「絶叫する60度」は2019年に活動を終了した2人組のアイドル、ないしバンドです。
僕は2015年に初めてライブを見てから、とても応援していました。
ここでの思い出はまた別の機会にということで割愛します。

とにかくいろんなことがあり、「絶叫する60度」は活動を終了したのですが、
そのメンバーだった「魁-KAI-」と「もんてろ」はそれぞれの道に歩みを進んで行きました。
正直な話、この2人がこの先の将来で、交わる事が起こってほしいとは思いつつ、交わらないのもまたあの2人かな、と思っていました。

2019〜 天体3349、ALLiCA

絶叫する60度の活動終了後、魁はすぐに、新しく「天体3349」(テンタイミミズク)というバンドを立ち上げます。
絶叫する60度ラストのライブで「前に進んでいく」と言っていたことをすぐに体現するように、出会ってきたバンドマンたちと前に進んで行きました。
そしてこの天体3349も活動を終了したものの、2022年9月に「ALLiCA」(アリカ)というバンドを結成。
ソロでもライブを重ね続け、本当に前を歩み続けていました。

僕はライブに行く回数は減りましたが、
そんな少ない回数の中でも、魁はいつも何かを届けるように歌い続けていました。
本当に過去を振り返るのではなく、ただ前を見ていたように思います。
また、楽しんでる感じがとても良かった。

2022/11/27 集まった日。

この日はワールドカップの日本代表がコスタリカ戦をした日、
個人としては「大喜利フレンドパーク」のお手伝いをしていた日だったのですが、
もう一つ個人的には、良いイベントが行われていました。
それが絶叫する60度のファン(通称:えっふー)の中で、とてもみんなから愛されていた方が結婚をすることになり、それをライブハウスでみんなでお祝いするというイベントです。
私は先にフレンドパークが決まっていましたので、実際のイベントには参加できなかったものの、朝早く会場に行き、取り急ぎご本人にはお祝いを伝え、フレンドパークの後に、3次会に参加しました。

私自身は、「絶叫する60度」のファンという存在が、本当に人生の性格形成において、参考にさせていただいていて、全力で、礼節を持って、ふざけて、楽しむ、空間作りというものを学びました。
それを体現していたファンの方の結婚イベントだったので、よりファンも集まるし、またアーティストも集まりました。もちろん「魁」も。

えっふーだった人間として、このイベントの成功は当然だと思っていたし、みんなと会えたことがより嬉しかった。

ただ、脳裏にはあと1人、、もんてろの存在がずっと、気に残っていたのも事実ではありました。

2022 年末ごろ あんた何か

絶叫する60度活動終了後のもんてろは、家族を持ち、そのまま表には姿を現さないでいました。
誕生日の時に、ファンへの感謝をツイートしてくれるのが、唯一と言っていいほど。

自分はそれでいいのかな、もんてろがもんてろらしく、人生を過ごしてもらえればいいし、と思っていました。

そんな中、もんてろのツイッターアカウントに動きが。
新しいバンド「あんた何か」(アンタナンカ)の結成。
「えっ? まじ?!」
ただただ、驚きました。
また眼前にもんてろが、現れるの??

ただ、諸々忙しく、お披露目ライブとなる12月17日のライブには行くことができず、初めて見ることができたのは、先日記事を書いた1月の「武蔵野音楽祭」でした。

あっ、もんてろがいる。うわぁ。いるわ、もんてろ。いるわぁ

マジでこれしか感想でませんでした。
でも、本当に嬉しかった。

あんた何か、また観れるといいの。
できればALLiCAと一緒に見れたら最高だなぁ

そんな時でした。

2023/03/16

「それなりに形を変えた未来」の開催。
絶叫する60度としても何度もステージに立ったライブハウス、新宿LOFTで。

僕は、行きたいライブがあると、ライブ好きのあるあるですが「あっ、このために生きよう」と思うのですが、
迷わず、思いましたね。うん、迷わず。

その日が来た時に、とにかく、2人が別のバンドとして、目の前で歌っている事実が、とてつもなく嬉しくて、
ある意味で、「絶叫する60度」ではなく、「あんた何か」のもんてろ、と、「ALLiCA」の魁、として活躍している姿に、僕自身が前を向くことを肯定されたというか、

それと同時に、やはり2人は違う人物で、それがたまたま「絶叫する60度」で出会っていたんだなぁとも思えました。

魁はライブで、「もう、絶叫する60度なんて、やらない。目の前にいるみんなさえ、おいてってでも前に行く」と言っていた。
それが魁だし、それも正しい。
もんてろはライブで「私はうさぎとかめなら、かめみたいに自分らしく行く」といった。それがもんてろだし、それも正しい。

もう、「絶叫する60度」というのは、ある意味で事実であろうけど、物体というよりは、現象や概念の類いだったのかもしれない。
そしてそれはあの時のあの瞬間、あの人物たち(メンバーはもちろん、えっふー、スタッフ、対バン相手含め)、そしてあの場所(ライブハウス)だから起きたという、まぁ本当に概念だったのかもしれない。

で、もう掴むことのできない、その概念を追う必要はない。
思うことは正しいけど、追う必要はない。
だから、追うなら今ある「ALLiCA」や「あんた何か」という概念を追うべきなんだろう。
きっとそれが、バンドというものなのかなぁと思いました。

そんなこの日のライブ終わり、また新たなお知らせ。
それが2日後の3月18日「Dockin' On Heaven's Door Extra edition 【ドキノン番外編】」にすでに出演が決まっていた「ALLiCA」とともに「あんた何か」も出演するというお知らせでした。

2023/03/18

この日に行われる「Dockin' On Heaven's Door Extra edition 【ドキノン番外編】」というのは、また説明すると、長くなります笑

・2022/11/27のイベントと同様に、えっふーのまた良きひとりの結婚が決まりました。
・そのお相手は、昔「絶叫する60度」も出演していた同名の対バンライブ企画「Dockin' On Heaven's Door」でもよくお会いしていた、また別のバンドのファンの方で、そこから仲良くなっていったというご夫婦でした。
・またイベントをやるのであれば、縁のあるバンドを呼び、縁のある仲間を集め、ライブを開きたいとなり計画したものでした。
・もちろん、絶叫する60度のメンバーがいるバンドも呼んでしまいました。

個人的には、住んでる場所が近く、結構仲良くしていた2人でしたので、先に決まっていた予定もありましたが、迷惑をかけない程度に、ギリギリまで参加を決意。
とにかく楽しみにしていました。

また、このライブにはあるバンドも呼ばれていました。それが「Heart Under Blade」(ハートアンダーブレード 通称:HUB(ハブ))というバンドです。
このバンドは、秋田で結成しているバンドですが、このメンバーはえっふー。
そして、「絶叫する60度」の曲をカバーしているバンドなのです。
彼らは彼らの中で「絶叫する60度」の曲を奏で続け、そして「HUB」という概念として、今でもえっふーを楽しませているという状況だったのだと思います。

そういう意味では、このイベントを計画したえっふーである2人が「HUB」を呼ぶのも必然でした。

時は違えど、あの時の瞬間、あの人物たち(メンバーはもちろん、えっふー、スタッフ、対バン相手含め)、そしてあの場所(ライブハウス)が揃った。
揃ってしまったのでしょう。きっと。だからだったのでしょう。

オープニングアクトである、HUBの演奏の終盤。
「Only Place We Can Cry」という曲の演奏中。

突然眼前に、魁ともんてろが、現れました。

このライブ中。
自分は、泣かなかった。
そこには、2019年ぶりの「絶叫する60度」という現象が、数分間だけだけど、あった。
だから、その時と同様に、「絶叫する60度」を味わっていた日々と同様の気持ちになっていた。
つまり、全力で、礼節を持って、ふざけて、楽しむ、空間をとにかく感じた。

だから、HUBのライブ終わり。
なんか、めっちゃ泣いた。

花粉症だからだと思う。

花粉症じゃないけど。

とにかく。あの時は、概念を成立するための、全てが、瞬間的にたまたま揃ったんだと思った。
違うかもだけど、そう思うことにしている。

もう起こることはないかもしれないけど、とにかく、あの時に関わってくれた全ての人に感謝をしたい。
本当にありがとう。
特に、兄者、エドちゃん、ぃそさん、他全ての出演者の皆さん。本当にありがとう。

ライブハウスという場所

僕は「絶叫する60度」に、ライブハウスの楽しさを教わりました。

なんか、いいものが詰まっている。

徐々にライブハウスにまたいける、世の中になってきた気がしていて、
それが、とても嬉しい。

僕のこれから先で、「絶叫する60度」にはもう出会わないかもしれない。
それはそれでいい。
けど、また別の何かを見つけられたら、もうそれで勝ちだ。きっと。

甲本ヒロトさんがニューロティカについて言ってた言葉だったか。
「今、やっているバンドが一番偉い。どんな歴史のあるバンド、名の売れたバンドよりも、今目の前でやっているバンドが一番」

今を、楽しむこととしよう。
そう思う良い数日間でした。


最後に

3/18のライブで、魁が「みんなが結婚する時に、また会いたい」という趣旨のこと言ってて、
エドちゃんが「次はいいくんかなぁ?」と言ってたんだけど、


「もうこんなこと無理だわ!」笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑

「あんたらしか無理だわ!」笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑笑

でも本当にありがとう!!

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