2018春旅行<3日目:志布志→指宿>
朝は5時くらいに目覚めた。まだあたりは真っ暗だが、早朝の志布志駅を暫しブラブラする。
2両編成の列車に乗車。先頭は日南線独自のカラーリングだった。
志布志 0550→串間 0611 JR日南線 普通 佐土原行
20分ほどで隣町、串間に到着。宮崎県に帰ってきた。
簡易委託駅で窓口が開いており、帰りの切符を購入。補充券で出札してもらうと思い出に残る。
駅前には広電の車両が置かれ、観光案内所として使われている。
コミュニティバスに乗り、今回の旅行の最大の山場へ。
串間駅前 0735→都井岬 0815 よかバス 都井岬行
都井岬!
国の天然記念物・御崎馬が野生状態で暮らしていることで有名。御崎馬は高鍋藩秋月家によって1697年に開設された藩営牧場の一つである。日本在来馬のため体長や体高は小さくずんぐりとしている。
馬いないんだけど。
とりあえずビジターセンターを見学。御崎馬や馬に関する展示が多く見ていて飽きなかった。
都井岬には灯台と神社があり、少し離れている。今回は神社に参拝してから馬を眺めることにした。
坂を下って御崎神社へ。
馬いた!
御崎神社周辺のソテツの自生地は国の天然記念物に指定されている。ここ都井岬が自生する北限である。
ここからは時間の許す限り馬を眺める。
道路や国民宿舎の建物のすぐ近くまで馬がいる。なんとも不思議な光景。
都井岬では馬優先で車は止まらなければならない。
馬がよくいるという丘に登ってみた。なかなかの急斜面。
かわいい。
幸せな時間を過ごせた。ここなら丸一日いても飽きないだろう。
都井岬 1050→市役所 1125 よかバス 市役所行
列車の時間までだいぶあるので市役所まで乗車。
マンホールも勿論馬がデザインされていた。
名物のブリを昼食にいただき、市街地を後にする。
串間の中心部はかつて福島と呼ばれ、現在でも港の名前に残っている。
港から少し行くと福島今町駅。ちょうど列車が来る時間だった。
目的の駅はもう一駅先。
福島今町駅を過ぎると人家が減ってきた。途中、海岸に寄り道したり。
利用者が少なく、付近の雰囲気も相まって「南国の秘境駅」とも呼ばれる福島高松駅に到着。
20分ほど待ち、志布志行の列車に乗車。地元の人や18きっぷを使った人たちで混んでおり、前日の列車と同じ区間とは想像できなかった。
福島高松 1436→志布志 1450 JR日南線 普通 志布志行
志布志駅に戻ってきた。8時間を過ごした駅なので思い出深い。
広い構内は、かつてこの駅から大隅線と志布志線が分岐していた頃の名残だろうか。
バスの時間まで40分。バス乗り場は少し離れているため、ついでに市内を少し散策する。
有名な志布志市役所志布志支所。現在は有明から本庁機能が移転し、志布志市役所志布志庁舎となっている。
志布志 1531→垂水港 1718 鹿児島交通 垂水中央病院行
旧国鉄大隅線に沿った経路でバスは進む。鹿屋も時間をとって来てみたい。中学受験でシラス台地と結びつけられた笠之原もこの辺り。
垂水港で下車。ここからは船で鹿児島湾を横断する。
約30分間隔で運航されており、すぐの便は見送った。
いざ乗船。
垂水港 1801→鴨池港 1842 鴨池・垂水フェリー 鴨池行
桜島の真横を通るため綺麗に見える。この日はうっすら噴煙が出ていた。
薩摩半島に沈む夕日も美しい。
40分で鹿児島の街に到着。
この日はまだ移動するため、最寄駅まで歩く。2kmなら徒歩を選択してしまう。
途中スーパーで食料調達をしつつ、南鹿児島駅へ。
南鹿児島 2008→指宿 2116 JR指宿枕崎線 普通 山川行
鹿児島市内の区間は結構混雑していたが、指宿に着くころにはガラガラだった。
指宿で宿泊。
2018/04/03
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