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2022.08 道内周遊22夏<4日目:後志>

小樽運河で一夜を明かし、朝を迎えた。
ダニか何かのせいで顔が痒くあまり寝られなかった上、日の出が早すぎて4時台には目が醒めてしまった。

少し座って休んでから、早朝の小樽を散策した。朝焼けが最高に綺麗だった。

北海道小樽市
北海道小樽市

運河を少し歩いた後は小樽駅へ。

北海道小樽市
北海道小樽市

予定通り、山線の始発列車に乗れた。意外に利用客が多い。

小樽 0613→小沢 0731 JR函館本線 普通 倶知安行

倶知安の一つ手前、小沢駅で下車。岩内線が分岐していたため、広い構内と昔からの跨線橋が残っている。

北海道岩内郡共和町
北海道岩内郡共和町
北海道岩内郡共和町

バスが来るまで1時間以上あるが、駅の近くには特に見所がない。隣の集落まで歩くことにした。歩道が整備されているのがありがたい。

北海道岩内郡共和町

途中で岩内線の線路跡を跨いだ。新しそうな欄干にも跨線橋の名が残っている。

北海道岩内郡共和町
北海道岩内郡共和町

国富の集落を過ぎ少し行ったあたりでちょうど良い時間となった。

下湧別 0852→岩内ターミナル 0911 ニセコバス 岩内行

共和町から岩内までは市街地が連続しているのが印象的だった。レンタカーで来た時には気づかなかった。

北海道岩内郡岩内町

1年ぶりに道の駅いわないを訪れた。

北海道岩内郡岩内町

町役場も訪問。少し高台にあり、海が綺麗に見えた。

北海道岩内郡岩内町

バスターミナルに戻り、日本海に沿って南下する。
対岸には泊原発が見えた。

岩内ターミナル 0952→港町 1022 ニセコバス 寿都行

北海道岩内郡岩内町

岩内町と寿都町の間に少しだけ蘭越町を通る。この区間にある集落・港町で降りた。町境がすぐ近くである。

北海道磯谷郡蘭越町

日本一綺麗な一級河川として知られる尻別川の河口にあり、周辺は稲作が行われている。

北海道磯谷郡蘭越町

蘭越港町といえば貝の館。日本中の貝を集めた資料館である。

北海道磯谷郡蘭越町
北海道磯谷郡蘭越町

隣接する道の駅でアイスを食べてからバスに乗り込んだ。

港町小学校 1141→有戸 1157 ニセコバス 寿都行

北海道寿都郡寿都町

寿都の中心街よりだいぶ手前でバスを降りた。国史跡の旧歌棄佐藤家漁場がここに残っている。

北海道寿都郡寿都町
北海道寿都郡寿都町

日本海に沿って寿都の街へと歩く。暑いうえに飲み物がなくなってしまった。景色は最高に綺麗だ。

北海道寿都郡寿都町

寿都といえば風が強く、風力発電所が密集していることで知られる。

北海道寿都郡寿都町

歌棄地区から寿都地区へ向かうには一度黒松内町を経由しなければならない。黒松内町は海に面していないので不思議な感じだ。

北海道寿都郡寿都町

暑さと喉の渇きが限界になってきた。寿都の中心街まではまだ5km近くあり、この暑さの中歩くのは生命の危機を感じかねない。
少し引き返し、温泉施設のゆべつのゆへと向かった。

北海道寿都郡寿都町

時間の関係で入浴はしなかったが、前に自販機があったおかげで生き返った。バスの時間まで少し休憩。さすがに10km歩くのは無謀だった。

ゆべつのゆ 1511→寿都ターミナル 1523 ニセコバス 寿都行

まずは道の駅へ。道の駅の前に寿都の歴史に関する解説があり、勉強になった。

北海道寿都郡寿都町

昼食は名物の小女子丼。海苔の下に小女子が詰まっていた。

北海道寿都郡寿都町

寿都の街を散策する。警察署が函館方面となっており、かつて檜山国であった名残を感じた。

北海道寿都郡寿都町

町役場はかつての寿都鉄道寿都駅の跡地らしい。

北海道寿都郡寿都町
北海道寿都郡寿都町

寿都神社にも参拝。
縁結びのパワースポットとして俄かに知られているらしい。

北海道寿都郡寿都町

寿都町は令和2年、高レベル放射性廃棄物の最終処分地の調査を開始した。そうした町の動きに反対する看板もやはり見られた。

北海道寿都郡寿都町
北海道寿都郡寿都町

バスターミナルに戻ってきた。島牧行のバスもあるらしく、島牧村もいつか行ってみたい。

北海道寿都郡寿都町

平日は長万部方面へのバスがあるが、この日は山の日で祝日。
とはいえ来た道を引き返すのもどこか勿体無い。

寿都ターミナル 1730→みのり橋 1748 ニセコバス 岩内行

北海道寿都郡寿都町

最終バスを途中で下車。黒松内駅まで10kmを歩く。制限時間は2時間半だ。

北海道寿都郡寿都町
北海道寿都郡寿都町

こんな道だが交通量もそこそこあり、歩道も整備されている。熊が出て来ないかが気がかりだ。

北海道寿都郡黒松内町

日も暮れた頃、突然雨が降ってきた。
瞬く間に本降りとなったが傘を持っていない。

北海道寿都郡黒松内町

雨宿りできる場所もないので歩き続け、あたりが真っ暗になった頃に黒松内に着いた。

北海道寿都郡黒松内町

日本海から太平洋までの距離の半分近くを歩いてきたらしい。歩いてばかりの1日が終わり、あとは札幌へ帰るだけだ。

北海道寿都郡黒松内町

黒松内 2025→小樽 2250 JR函館本線 普通 小樽行
小樽 2309→札幌 2354 JR函館本線 普通 岩見沢行

2ヶ月前と同じ終電で帰宅した。
翌日は少し休み、翌々日から旅を再開する。

2022/08/11

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