2022春旅行<4日目:大村→博多>
九州本土に戻ってきた。駅へと向かうが、途中に建設中の新大村駅があるので立ち寄った。
駅周辺は工事中で入れなかったが、ホームの掲示も見えた。
在来線の駅ももうできていた。
新大村から乗ることはできないので、隣の諏訪駅へ。
新型のYC1系が来た。JR九州の列車に乗るのは5年ぶりだ。
諏訪 0654→諫早 0710 JR大村線 普通 長崎行
諫早駅も半年後の新幹線開業に向けて準備が進んでいた。
ここからは島原鉄道。島原にも行きたいが、時間がないので一区間だけ乗車する。
諫早 0718→本諫早 0722 島原鉄道 普通 島原港行
本諫早駅は目の前に市役所がある。収鋲。
諫早駅へと戻りつつ、諫早公園へ。戦国時代に築かれた高城の跡に整備された。市街地の中にある高台なので眺めが良い。
公園内にある眼鏡橋は天保10年に築かれたものが移設されたもの。重要文化財。
諫早駅の近くには諫早神社がある。本明川にかかる飛び石を渡って参拝するのが楽しい。
諫早駅へ戻ってきた。西九州新幹線開業とともに特急の運行がなくなる区間なので、最後に特急に乗っておく。
諫早 0846→肥前鹿島 0927 JR長崎本線 特急かもめ8号 博多行
有明海を眺めながら1駅で到着。佐賀県に来るのは8年ぶりだ。
鹿島は鹿島鍋島藩の城下町として栄えた。街並みも整然としている。
鹿島城の跡地は高校となっている。登城道が綺麗に残されており、往時の雰囲気が思い起こされる。桜も美しく、良い時期に来た。
バスに乗るために国道へ戻るが、途中で市役所を収鋲。「市庁」という表記がどこか好きだ。
小舟津 1021→祐徳神社前 1029 祐徳バス 祐徳神社前行
祐徳神社に到着。日本三大稲荷の一つとされ、鎮西日光とも呼ばれる美しい境内を有している。鹿島に来たらここは外せないだろう。
奥の院からの佐賀平野の展望が素晴らしかった。
帰りはバスではなくシェアサイクルで。人生初のシェアサイクルがここになるとは思わなかった。
下り坂なので20分ほどで肥前浜駅に到着。重伝建にも指定された宿場の街並みを見るつもりだったが、返却がうまくいかず列車の時間となってしまった。
肥前浜 1220→佐賀 1303 JR長崎本線 普通 鳥栖行
佐賀で下車。所在地の「佐賀市」が県都であることを実感させる。
たまたま銀色のEF81が来た。九州にこの機関車がいるのは知っていたが実際に見るとかっこいい。埋もれていた鉄オタ心が刺激されてしまった。
コインロッカーに荷物を入れ、佐賀の街へ。まずは市役所を収鋲。
佐賀駅は中心街から少し離れている。歩いている間に佐賀牛のレストランがあったので入ってみた。少しお高めだったが、本場の佐賀牛を味わえた。
しばらく南下すると長崎街道と交差した。長崎街道沿いには昔からの建物が多く、佐賀の繁栄ぶりを伺わせる。時間がなかったので旧古賀銀行だけ見学した。
佐賀鍋島藩の10代直正、11代直大を祀る佐嘉神社に参拝。戦前は別格官幣社であり、さすがは雄藩の藩主を祀る神社である。
いよいよ佐賀城へ。大きな城内のたてものは佐賀の乱などで破壊されてしまったが石垣が残っている。本丸御殿が復元されており、佐賀の歴史を学べた。
城内にある県庁へ。ここからは再びシェアサイクルを使う。
東へしばらく進むと、旧国鉄佐賀線の廃線跡にあたった。駅跡が整備され、線路の跡はサイクリングロードとなっており走りやすい。桜並木になっているのも最高。
佐賀の街を抜け田んぼが広がってくると諸富に着いた。
諸富といえば筑後川昇開橋。東洋一の昇開橋として重要文化財にもなっている。時間的に橋は開いていた。
帰りはサイクリングロードではなく北へ。中学受験で学んだクリークが広がっている。
クリークを利用した蓮池城跡へ。いかにも水城という感じだった。
あとは市街地へまっすぐ帰るのみ。佐賀駅の近くで返却し、荷物を回収して再び列車に乗り込んだ。これだけ乗って800円ほどなのは非常に安い。
佐賀 1846→鳥栖 1918 JR長崎本線 普通 鳥栖行
鳥栖で夕食。名物のかしわうどんをいただいた。
鳥栖 1945→博多 2029 JR鹿児島本線 普通 小倉行
博多で宿泊。夜食に買った唐揚げが美味しかった。
2022/04/01
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?