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目指す姿

私は良く「どんな催眠術師になりたいのですか」と尋ねます。
どうもピンと来ない方もいらっしゃるようで「誰々のような催眠術師になりたい」とか「REDさんのような考え方が出来る催眠術師になりたい」または「深く落とせるようになりたい」「瞬間催眠が出来るようになりたい」などの回答をいただく事も多いのですが、そうじゃないんです。

おそらく【REDのような】を目指して同じ事が出来るようになったとしても、ただの上手なモノマネにしかならないと思うし、瞬間催眠を覚えてそれをどこでどう活かすのか?それは何の為なのかまでを考えないとその先の行き着く姿って見えないじゃないですか。
途上の道を目標に設定しているのであればきっとあなたはゴールにたどり着くことなく「ただ催眠をかける技術があるだけの人」で終わってしまうでしょう。

まずそこの考え方を変えて行く事が大切なのです。
どんな人とはあなたが、どんなあなたになるか!なのです。
誰のようなではありません。
だってREDのような催眠術師って言ったら何を指すのでしょうか?
人に教える事の出来る人?それともAVで活躍するタレント術師?一般からの依頼だって受けていますし、プライベートでの施術も行っています。きっとみなさんの知らないREDの姿もあると思いますよ。
それらが一つになって催眠術師REDなわけで、その一つ一つの手法・アプローチに独自のものがあるのです。
それでもそうなんだと思うのだとしたらあなたは今一度催眠を最初から学びなおす必要があります。
ラポール形成の際に催眠の説明で人は十人十色どころか千差万別、誰一人として同じ人はいないと説明しているはずですから矛盾ですよね。
自分を目指す姿に近づけて行く、それは身にまとっていくだけではなく、自己の内から引き出して自分を構成して行くものではないのでしょうか。ましてや催眠を学んでいる人・実践している人が自己の内なるものを引きだすと云う概念が理解できないわけでは無いですよね。
だとしたら目指すべきは【自分が・どんな催眠術師になりたいか】なのです。

自分のセールスポイントを持たなくては「かけてほしい」と思われる術師になるのは難しいと思います。
言い換えれば【あなたは催眠術で何がしたいのか】を明確にする事なのだと思います。
一つ軸が決まればその為に備えなくてはいけない条件も見えて来るはずです。
癒せる催眠術師 業務として行う催眠術師 Hな催眠術師 面白い宴会芸を提供出来る催眠術師 なんでも良いので目指す自分の姿を思い浮かべると良いでしょう。

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