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今月の漫画 2021年1月

あけましておめでとうございます。前の如くネタバレ気になる作品は飛ばしてくださいな。前買った順って言ったけど嘘です、どちらかと言うと読んだ順、それもまあまあ嘘。まあ気にするほどのもんじゃないですが。

ラインナップ

左門くんはサモナー1-10/概念ドロボウ1-3/呪術廻戦14/ワールドトリガー1-22、BBF/ゆるキャン△11/シネマこんぷれっくす6/忍者と極道4/〇〇なメイドさん1/4人はそれぞれウソをつく1/宇宙検閲官1/いのち短し善せよ乙女1/チェンソーマン10/よふかしのうた6/宙に参る1/じょしらく1-6/シャーマンキング1-32/サジちゃんの病み日記1-2/カラーレス4/衛宮さんちの今日のごはん6/ぬるめた1

左門くんはサモナー1-10

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再読。召喚術師である主人公左門が、「良い人」であるヒロイン天使川原を堕落させるため、彼女に対して悪魔で嫌がらせをする…といった感じのドタバタ系ギャグ漫画。7巻ぐらいでシリアスになる。正直連載当時はシリアス展開には難色を示してたんだが(ギャグ漫画のシリアス回否定派)、改めて読み直すとシリアスパートもむしろ好きまである。というのも全体的にシリアスパート(というかバトル回)はベタな王道詰め合わせセットで見ていて楽しいので(ベタな王道展開好き人間)多分作者がベタ好きなんだろうなとはひしひし感じる(最終巻と一巻の表紙の構図が一緒とか)最終回は安定の数年後同級生の安否確認エンド、俺は好きです。

概念ドロボウ1-3

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他人に触れる事でその人間から「欲望」や「理想」などの概念を奪う事のできる能力者、ドロボウによって引き起こされた超常犯罪を、新米デカの主人公女が自身もまたドロボウの探偵ウロと共に解決していく話。巻き込まれ系主人公と変人の組み合わせ、作者の好みなんだろうな。ドロボウは1人につき一種類特定の概念しか奪えない、概念は気化しやすく容器に入れなければ元に戻る、概念を奪うとともに概念を摂取することでその恩恵を得られる、など結構色々設定が作られており、面白い。強いて問題点を挙げるなら3巻完結の割に内容詰めすぎて1話ごとが若干薄くなってる点か。まあある程度ドロボウが出ないとオチに繋がらないので仕方ないんだろうが。ドロボウのパワーバランスがおかしいのはまあ仕方ない。(ウロの盗める「欲望」と黒幕の盗める概念があまりに強い)

呪術廻戦14

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絶賛アニメ放送中。呪術高専に属する学生呪術師達が呪霊と戦ったりする。アニメ効果か発売直後はどこ行っても売り切れで、次は予約が丸いなと思うなど。本誌をある程度追ってるので内容は知っていたが、布留部、伏魔御厨子、あとは頼みます、不穏な回想、と呪術でもトップクラスに情報量の多い巻。摩虎羅との戦闘は全体的に派手で良い。アニメも2クール目が始まりますます期待が高まるね(一クール目より交流会のがアニメ映えしそう)

ワールドトリガー1-22、BBF

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異世界からの侵略者、近界民(ネイバー)と主人公三雲らの所属するボーダーとの戦いを描く。ガロプラ編までは再読。めちゃくちゃに面白い。戦術やキャラの個性、作品の世界観の設定がかなり作り込まれてて良い。一方的なヘイト役みたいなのが実質モブぐらいしかいなくて魅力的なキャラが多い。ランク戦の設定によって「多彩な戦場」「気軽に死ねる」「戦術や位置情報を無理なく実況」とかが出来るのが魅力。細かい事を言いだすとキリがないぐらいに好きな部分はあるのだが…。好きなキャラはヒュースだが正直絞れないよなとなる。さっきも言ったがこの作品の魅力はだいたいキャラにあるので。あれだけのキャラが居てみんなちゃんと動いてるのすっげ〜ってなる。アニメも一期より出来が良さげで期待。

BBF、ワートリのファンブック。まだちゃんと読めていない。

ゆるキャン△11

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女子高生が一人キャンプしたり、グループキャンプしたりのやつ。アニメ2期放送中。アニメでアヤちゃん初登場してる時にアヤちゃんキャンプ回の巻が出るのなんかいいですね。どうでもいいが呪術は真人がアニメでめちゃくちゃやってる時に本誌でボッコボコにされてた。アヤちゃんが好き、というかしまりんとアヤちゃんの友達の友達同士が遊んでるのいいな〜距離感が好き。三重弁、第三者視点で見ると結構ザ方言だな〜という感じ。三重に来る回無いかな、何も無いけど。

シネマこんぷれっくす!6

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映研で映画ネタでわちゃわちゃするタイプの映画レビュー系の漫画。完結巻。既刊はテーマに沿った映画の話を毎回やるみたいな感じだったが、展開の都合か急に新キャラが出たりストーリー要素を全部盛り込んである感じもある。まあ最終巻だし。映画は正直あまり詳しくないが、人が映画を勧めてたりするのが好きなので終わってしまったのが残念。後何よりビリー先生の描く女性キャラが好きなんだな。小津とガクトの恋愛の落とし所は好き、大好き、めちゃくちゃ好き。

忍者と極道4

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極道とそれを抹殺しようとする忍者の対立を描くバトル物。トンチキ設定とルビ芸のインパクトが凄いがストーリーもしっかり面白い。暴走族神の過去エピ、「実は良い奴」「暗い過去」と場合によっては萎えるタイプの展開が外道さを逆に引き立てている嫌さが良い。色姐と長が好き。

〇〇なメイドさん1

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本屋に行ったら売っていたのでびっくりして購入。商業化してたの知らなかった。メイドがタバコ吸うの好き。顔が良い。ストーリーはまあ有って無いようなものなので…。

4人はそれぞれウソをつく1

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宇宙人、忍者、サイキック、女装男子の四人の女子中学生が自分の正体を隠しながら過ごす日常系。Twitterで気になって購入。作者さんが1話を「〇〇な話」ってタイトルでツイートするのがいつの間にかTwitterスタンダードになりつつあるが、面白そうな作品に出会い易くなるので非常に有難い。内容は全体的にすれ違いギャグ系という感じで面白かったが、女装男子の翼がラストでち〇こが無くなったのは戻るんだよな!?となった。

宇宙検閲官1

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表紙がカッコよくて購入。侵略者に滅ぼされる未来を変えるために過去に飛び戦う宇宙検閲官と呼ばれる人々の話。全体的に絵が綺麗で格好がいい。主人公の厨二センスのロングコートや、侵略者と戦う為の兵器「百人隊長(センチュリオン)」などセンスがいい。巨大ロボだがロボに乗らない系なのも主人公のロングコートが映える。

いのち短し善せよ乙女1

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生き返るために1日1回決められたアイテムで善行する女子高生の話。急に凶暴化する夏芽はまあ好きです。

チェンソーマン 10

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悪魔と戦うデビルハンターの話。前巻に引き継ぎしんどい系の展開が続く中、急にコベニのファミリーバーガーが挟まる温度差風邪引き巻。次巻最終巻。

よふかしのうた6

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吸血鬼の眷属になるため吸血鬼に恋をしようとする少年の話。だがしかしの中盤ぐらいからあったあの独特の空気感をギュッとした感じの話。鶯餡子(表紙)が好き、この巻の出番あっくん滅多刺しにするとこだけど。キク、分からん、こわ〜(もうちょいキクの話進展あるとおもったので)

宙に参る1

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宇宙船が一般化した社会で、夫の遺骨を補助ロボ(リンジン)と共に地球の実家に届けに行く女の話。一言で説明しにくいのでとりあえず読んで欲しい。SF飯回がある、好き。主人公の主婦がめちゃくちゃなハッカーだったりする。

じょしらく1-6

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この漫画は女の子の可愛さをお楽しみ頂くため邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく漫画です、という前口上ではじまる日常系。ノリは完全に久米田康治のノリなのでたまに作画を貫通してくる。キャラの名前が独特なので覚えられない。こういう日常系はだいたい学生なので最初落研だと勘違いしてた、落語家だった。

シャーマンキング1-32

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途中までは再読。「グレートスピリッツ」と呼ばれるこの世の全てを従えるシャーマンキングを目指す主人公の話。ハオが強すぎるので序盤のシャーマンファイトが茶番感があるが…。(でも1番好きなのは予選です)オチが打ち切りエンドなのは知っていたが思った以上に打ち切り感が…「プリンセスハオ」より「寝るぞー!!」のが注目されていいのでは…。完全版の続きは今度読みます。どのみちKC版が出るので。これは事実なんですが20巻以上続いてるジャンプ漫画はだいたい面白い、例に漏れずマンキンも面白い。

サジちゃんの病み日記1-2

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見ての通りのヤンデレ系。1巻の表紙が良かったので購入。うさぎのあのタイプのヤバさはだいぶ好き。表紙と内容に反して普通に4コマのフォーマットだったのが1番の驚きかもしれない。なかなか好き。

カラーレス4

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色がほぼ失われた世界で色に秘められた力を狙う「教団」と色の力で戦う主人公アヴィディアの話。白黒のページに実際にカラーが入る演出がウリ。「色」の設定と演出が噛み合った作品、是非紙で読んで欲しい。演出以外も武器デザインなどの良さも光る。

衛宮さんちの今日のごはん6

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fateの優しい系スピンオフ。特装版を購入。藤村が好きなので迷ったがレシピ本が欲しくて(使わないけど)おうちごはん時空、癒し。

ぬるめた1

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アンドロイド女子を中心にした日常系4コマ。キャラ同士の各自の距離感がいいな〜となる。「電気羊の夢じゃん!」なんかバカ笑いしてしまった。電気羊の夢は読んだことがないが。

その他

死神ドットコム/初めてきらら本誌を購入。祝連載。

ナイトテーマパーク 名探偵ナハトの超事件/この先生の読切前もあったが面白い。

後記

最後の方ギリギリで書いてるのでどんどん雑になる。反省。連載で既に読んだ作品、感想が薄くなりがち(消化済みなので)

最後に今月の個人的トップ3を書いておきます

1 ワールドトリガー

2呪術廻戦

3宙に参る

以上。

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