たなべやすのり

広告代理店営業→コピーライター→クリエーティブ・ディレクター→プロデューサー→広告会社…

たなべやすのり

広告代理店営業→コピーライター→クリエーティブ・ディレクター→プロデューサー→広告会社経営 趣味は旅行、写真、温泉、クルマ、家族の笑顔をつくること。広告はもっと社会の役に立てるはず、それを手かせ足かせ、重荷として社会に参加しています。

最近の記事

アーティスト・プロデュース・プラットホーム Techne Workを立ち上げました。

コンセプトはアーティスト、芸術家が表現するプリンシプルを応援すること。テクネワークはアーティストが創作活動をつづけていけるようアーティストと社会のコミュニケーションをデザインするプラットフォームです。 それは、 野に咲く花に一筋の光をあてよう。 ということではなく、アーティスト、芸術家として、作品の価値は周りが決めること。 けれど。 人生の価値は自分の石が宝石であれ砂利であれ、磨き続けることに意味を見いだせるかどうか、だと。 表現者としてそういう信念のある人を応援

    • 悪気はあったほうがよい

      「ゴメン、悪気はなかったんだよ。」っていうやつ。 「そのほうがいいと思って。」っていう。 ずっと、この言葉に違和感を持っていて、自分自身もよかれと思ってしてしまったことが、逆に相手の気分を害してしまい、こう言って詫びたことがあります。 でも、悪気がないってことは別に良いってことじゃなくて、その相手の風景が見えてないってことに起因するのじゃないかと。だからされた自分からしてみれば「悪気」はあったほうがいいです。 だって悪いって、わかってやってるんだから。 悪いってわかって

      • Hasselblad 500CM Planar 80mm F2.8 T*

        今まで一度だけハッセルで撮ってもらったことがある。 このカメラで撮ると、レンズの向こう側にいる人が自然に笑うのだ。 いままではなんでだろう?って思っていたんだけど、撮られてみて初めてわかった。 「しゅぼっ」っていう独特のレリーズの音がとても気持ちいいのだ。 このカメラ、ブローニーと言われているサイズのフィルムを使う。 サイズは60mmx60mmの正方形。 ファインダーというかフォーカシングスクリーンには等倍のサイズで投影される。 手に入れて暫くの間、ピントをあわせるの

        • 定石と感性

          ヒカルの碁っていうコミックがある。 平安時代の天才囲碁棋士が現代の小学生に取り憑いて、 やがてその少年が囲碁に目覚め、神の一手を目指すという物語。 この天才囲碁棋士の霊は江戸時代に本因坊秀策に取り憑いていて、 本因坊秀策の活躍はこの霊の仕業という設定になっている。 最初、霊に取り憑かれた少年は霊の言うがままに囲碁を打っていくが、 これが現代では(やや旧いと言われているが)定石となっている手。 その定石を少年は自分のものとして身につけ、 やがてその定石に自らのひらめきを

        アーティスト・プロデュース・プラットホーム Techne Workを立ち上げました。

          うつ病からの帰還。

          ウツになりそうな人、なりかけている人、真っ只中の人、回復の兆しが見えてきた人へ。 ・頭痛、ダルさなどの不調は体が発する休めという信号と理解する。 頭痛薬やビタミン剤、滋養強壮系のドリンクなどはなるべく飲まない。ウツには効果なかった。可能な限りいまのストレスを感じている環境から逃げる。 ・社会のシステムを使う。   傷病手当金や自立支援などの仕組みはかならず使う。とにかく医療費がかかる。寝ている間の給料保証。お金の心配はしなくてすむならしないほうがいい。社会の仕組みは役所

          うつ病からの帰還。

          桜ってなんで思うように撮れないんだろう。

          桜花爛漫ですね。街を歩いているとあちこちに咲く桜。 写真を撮ることを趣味にしてすでに十四五年が経ちました。もちろん桜もたくさん撮ったさ。しかし、これがまた、見たように、感じたように撮れないのだ。なぜだろう、なぜかしら。撮ったときは確かな手応えを感じていても、家に帰って見てみるとがっくし。いろいろやってみました。寄り、引き、斜俯瞰、朝、昼、夜、雨など。桜を探してあちこち行ったこともあります。けれど全部ダメ。 だからもう桜はいいや。諦めました。思うように撮れないなら見て感じて

          桜ってなんで思うように撮れないんだろう。