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「2040年の未来予測」を読んだ

この本を知るきっかけとなったのは、堀江氏と成毛氏との対談の YouTube だった。動画の中でこの本はベストセラーと言っていたのと、タイトルに少し興味があって買ってみた。

読んでみた最初の印象は、南海トラフ地震とか富士山噴火とかは、NHKスペシャルなどの番組を見ている人には既に分かってることが書いてあったので少々がっかりした。しかし、読み進めてみると自分が理解していなかったことが書いてあると分かったてきた。

なかでも知っているつもりでいたアインシュタインのことや、電池が日本のお家芸であることが分かってためになった。

アインシュタインについては、ノーベル賞の受賞理由が「光電効果」だったことは知らなかった。アインシュタインといえば相対性理論が有名で、宇宙などの物理学の分野で功績が大きいと考えていた。本の中で、成毛氏は量子力学の開拓者であると書いており、これは意外に感じた。

それから、電池についてだが、リチウムイオン電池は1991年にソニーがビデオカメラに初めて搭載したことが書いてあり、このことも認識を新たにした。

この本の構成は、chapter #01 から #04 までが大きい章の区切りになっているが、各章は更に細かい節に分かれている。この節の数が多いのが本書の特徴となっている。この多い節のおかげで、未来のことを考える際の小事典のような使い方もできるのではと思った。

欲を言えば、この本には索引がないのは残念だ。

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