315MHz 無線モジュール

教科書「高周波回路の設計と製作」で、315メガヘルツ帯の部品について色々と勉強してきた。315メガヘルツのダイポールアンテナも製作していた。

そこで、この周波数帯で電波を出してそれを受信と検波をして、元の信号を取り出すことをやってみたいと思った。もちろん、電波を出すといっても実験レベルで室内で受信できる程度のパワーにする。

ネットで検索すると315メガヘルツ帯の送信受信モジュールがあることが分かった。そこでとりあえず送信モジュールをネットで注文してみた。注文したのは、IM315TX というモデルだった。

なぜこの送信モジュールを選んだかと言えば、Arduino を使って評価・実験が行えると説明があったからだ。ところが、説明をよく読んでみるとサンプルスケッチ(プログラム)で動作できるのは、周波数が315メガヘルツではなく、920メガヘルツ帯のモジュールだった。

説明書をよく読まなかったことが原因だが、説明に紛らわしい表現があったことも事実だった。

更に送信モジュールを色々と調べていたら、これは簡単には使えないものだと理解できた。取扱説明書のソフトウェア編に目を通すとコマンドが多くあり、これを使いこなすにはかなり時間がかかりそうだった。

自分自身は、マイコンに詳しくないし経験も少ないので、Arduino の簡単なスケッチで動作してくれないと実験できないと思った。


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