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『清潔感』とても曖昧な表現だなと思う、やや潔癖な自分が「清潔」を考えてみる。

男がモテるには清潔感が必要、などと良く耳にする。清潔というものがどういうものなのか、知っているのだろうか。元々、人間なんて菌やウイルスに塗れた世界で生きているのに、そんな見てくれや雰囲気から清潔感や衛生的な洗い立てのシャツのような人間がいるのだろうか、疑問である。

清潔とは?

意味は

汚れがないこと。衛生的であること。また、そのさま。「からだを―に保つ」「―な下着」

人柄や行いが清らかで、うそやごまかしなどがないこと。また、そのさま。「―な選挙」

思いつく言葉

清潔と聞いて思いつく言葉は色々あるだろうが、私は『清廉潔白(せいれんけっぱく)』という言葉が頭に浮かぶ。
清廉潔白とは、『心が清くて私欲がなく、後ろ暗いところのないこと。また、そのさま。』
そのように生きたいところだが、人間なかなかそうは行かない。
物欲はないが欲まみれな自分には正反対の言葉ではないか、なのになぜ、その言葉が思いつくのだろうか。
どう生き、どう最期を迎えるか、それは自分としてとても大切なテーマではあるのだが、最期は清廉潔白な気持ちで逝きたいとは考えている。
だからなのか、私の中では清潔ということばが生き死にに繋がっている。

環境なのか、ヒトなのか

清潔のマイルールの話からだいぶ逸れてしまったが
ここでは環境への『清潔』を問われているのか
はたまた、ヒトに関する『清潔』を問われているのか。

マイルールとされると、どちらでもいい気もするが
ちゃんと【くらしの清潔】と記されているので、考えてみようと思う。

くらし

主夫になって1ヶ月

普通の会社員をしていた頃は、月6日の休みさえも電話やメールなどで休みにならないほど働いていたし、家事に目を向ける余裕さえも無く、妻もそれを察して全ての家事をこなしていた。
家事が全く出来ないなら諦めも付くだろうが、私は家事が得意である。
掃除・洗濯・料理どれを取ってもプロレベルだと自負できるほど、得意であるのだが、仕事の忙しさに感けて、何もしていない期間が長かった。

主夫となり、もう1ヶ月がすぎた。
妻に対する様々な気持ちを書き始めると、本当にテーマが消えてしまいそうなのでまた別で書くが・・・
基本、塵やホコリがあっても生きていけるし、○にはしない、というスタンスなのだが、1日家に居ると目に付いたり、気になってくるのである。

気になるもの

ちなみに床の掃き掃除はお掃除ロボットにお願いしている。
頻度は最初、週一回だったが、犬1頭、猫2頭の多頭飼いなので
今は2~3日に一回は出動していただいている。
掃除されて綺麗になったと満足していると、余計に目に止まるのである。

  1. ペットの抜け毛

  2. ホコリ

  3. 人間の抜け毛

掃除したのになぁ。
そう思ってもあるものは、ある。
拾ってゴミ箱へそっと投げ込めば良いのだが
毛玉になって転がっているところを目撃してしまうと
キャプ翼ごっこをしてやろうかという気になってくる。

自分以外の人間が管理しているときには全くと言って良いほど
気にならなかったのに、自分がやり出すと、細かいところまで
気になり、そのうち気に入らなくなってくるから不思議。

変わらないもの

とは言っても、人間40歳を超えるとそうそう変わるようなものではない。
忙しくて掃除が行き届かなくても○にはしない。気にしない。
ただ、自分が管理していると見栄を張りたくなるので、他人から見て程ほど綺麗な状態を保つ必要があるのだろうと思っている。
私は他人から見ると「清潔感」を感じる人間だそうだ。働いていたときは人前に出る仕事だったので、身だしなみには気を遣っていた。だからだろうか。他人から見てどう感じるのか、というのはとても重要なのかも知れない。

ルールというほどのものか

どうかは分からないが、結論を言えば

『他人から見てどう判断されるか』

結局、環境的な清潔感と人的な清潔感は同じようなものなのかも知れない。
他人様からみてどう思われるか、どう判断されるか。
自分はどう在るべきか、どう見られるべきか。

私と妻と子どもたち、それぞれに考え方は違うし、見方、判断基準は全然違う。家族の中では、私の基準が厳しいと思うが、それはやっぱり他人から見てどうか、という意識(見栄?)が強い故なのかもしれない。

もしそうだったら自分は妻子より潔癖なのだろうか。あまり細かいこと言うと嫌われちゃうから、黙っていよう。

清潔のマイルール





ヒトとして

人間としての清潔感はとても大切だと思う。
それは「意識する」ということに帰結するんだと思うが
たとえば相手から信用を得るためには
身だしなみは勿論、服装の細かいところまで意識が行き届かなければ
不信感を生んでしまうのである。
異性関係でも同じで、女性は元々他人からの見え方に凄く気を遣う人が多い。そこに一定の理解を示し、あるレベルを許容でき、実行できれば
女性から見ての清潔感を勝ち取ることが出来ると思っている。
清潔感=意識する、といっても過言では無いのかも知れない。


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