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朝熊岳道の金剛證寺参り

伊勢神宮参りをした後、せっかくなので朝熊山(あさまやま)の朝熊岳道(あさまたけみち)を登って金剛證寺(こんごうしょうじ)とやらを目指してみました。なかなか大変だったけど、おもしろかったです。最高の茶屋がありました。
※すべて2022年6月の写真、情報です。
※伊勢うどんについてはこちらの記事をどうぞ。

朝熊駅

伊勢市駅から近鉄鳥羽線で朝熊駅へ向かいます。「あさくま」じゃなくて「あさま」です。

朝熊駅は無人駅です。でも交通系ICカードが使えます。

朝熊岳の金剛證寺へ

朝熊岳の上の方にあるらしい金剛證寺へと向かいます。登山をしなくても車で行けます。土日祝日はバスもあるみたいですが今日は平日。歩きましょう。

駅からしばらく歩くと朝熊岳道の入口があります。

岳道といっても金剛證寺への参道なので、大したことないだろうと思ったら、意外と本格的な山道で、普通のスニーカーで来たことを後悔しました。すれ違う人はちゃんとした登山の格好をしていました。杖を借りて正解。でも地元の人の話だと遠足で登る山なので、元気なら子どもでも登れるはずです。

朝熊登山鉄道のケーブルカー跡

朝熊岳道の展望台

展望台がありました。左側は平野の伊勢神宮周辺、そして右側は鳥羽のリアス式海岸。地形が全然違いますね。

伊勢市側
鳥羽市側

朝熊岳とうふ屋旅館跡

宇治岳道と登山バス

おちんこ地蔵?
おちんこ地蔵が気になる
車で来ると楽でしょう

うどん・そば屋の跡を発見

個人的にすごく気分が盛り上がったのは、うどん・そばを出す店の跡があったことです。鉄鍋やお釜がそのまま残っています。旅館やケーブルカーがあった頃の店でしょうか。

ここで出していたうどんが伊勢うどんだったのかが気になります。地元の方に聞いても、この店の存在を知っている人はいませんでした。

お伊勢参らば朝熊をかけよ 朝熊かけねば片参り

金剛證寺はお寺なので仏教系なのでしょうか。伊勢神宮との関係性が気になりますね。

孝源院
極楽橋
望海院
子授け地蔵尊(おちんこ地蔵)
あえて写真は載せませんが、たしかに「おちんこ地蔵」でした。
仁王門
連間の池と連珠橋
メダカ
コイがいるのはわかるのですが、フナが多くて驚きました
エサが売っていました
フナかわいい
弘法茶屋はお休みでした
厄除け六地蔵尊

金剛證寺の本堂

明星堂

朝熊山経塚へ

経ヶ峰遺跡(経塚)とやらがあるらしいので、ちょっと寄り道しましょう。

朝熊山経塚郡跡

八大龍王社

八大龍王社が山頂らしいので目指しましょう。

山頂!
金剛證寺八大龍王社

卒塔婆供養林

奥之院に向かったら、なかなかすごい景色が広がっていました。

極楽門
卒塔婆!

これらの卒塔婆は墓石の代わりなのでしょうか。お墓を建てられる平地が少なく、材木が手に入りやすい土地だからこその風習のように思えました。

朝熊山奥之院と富士見亭竹屋

奥之院の横に、素晴らしい茶屋がありました。この日は残念ながらありませんでしたが、寒い時期はおでんが名物だそうです。民おばあちゃんがチャーミングで、ビールを頼んだら「お腹が空いたでしょう」とお菓子をくれました。

有料の望遠鏡があったので覗きます。なんと20円。いつの時代のものなのだろう。ちゃんと動きました。

朝熊山展望台

さらに先へと進むと展望台がありました。普通は徒歩じゃなくて車で伊勢志摩スカイライン(有料道路)を走ったり、バスで来るみたいです。

まだ歩き足りない人には、さらなる自然歩道があるみたいです
やめておきましょう
また望遠鏡がありました

展望足湯

朝熊茶屋で冷やし伊勢うどん

志摩うどんが美味しそう
冷やし伊勢うどんにしました
冷やしもうまいですね
バスは二時間に一本、近鉄五十鈴川駅から出ているみたいです

下山したらパンフレットがあった

岳道の入口にパンフレットがあることにようやく気が付きました。ネットにもあるよ
https://ise-kanko.jp/cms/wp-content/themes/isekanko/pdf/pamphlet/atozan_p01.pdf
https://ise-kanko.jp/cms/wp-content/themes/isekanko/pdf/pamphlet/atozan_p02.pdf
https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/kaidou/walking/pdf/asama_all.pdf

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