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THE LOST GENERATION(無料版)

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ニュースからサブカルまで、氷河期世代に関するトピックをお届けします😄
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#ロスジェネ

バブルを謳歌した団塊世代の雇用を守るために団塊ジュニア世代の雇用を犠牲にした

93年初頭の話です。ほんとこれで、自分はその流れでクビを切られた、正確には「辞めさせられた」 「若い人はツブシがきくでしょ?」と言われて涙をのんだのです 今でいう「追い出し部屋」です 体力ない会社でしたから「辞めさせ部屋」でした 新卒で入った当時、今でも使われる「OJT」で仕事を覚えてもらう そういう触れ込みだったんです。ところが 「その肝心の仕事がなくなっていった」 当時は「谷間に入った」と大人は言っていたが それは谷間ではなく転げ落ちる坂だった。当時は #リストラ

リカレント教育

https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/koyou/20200409/200409koyou03.pdf  リカレント教育とは最近はやりの言葉である。生涯学習、社会人の学びなおし、自分たちロスジェネを再教育して希望の進路に行けるようにするものである。自分はもともと教職志望であったことから、2009年のリーマンショックに伴う希望退職をきっかけにして通信教育で大卒・免許取得に至った。(詳しい話は割愛)  自分

就職氷河期世代応援窓口

https://www.gov-online.go.jp/cam/hyougaki_shien/  「お上」は、我々ロスジェネ・氷河期世代の定義をこのように認定しているようだ。  学生のころに意中の就職ができずに転職を繰り返す。打たれ弱く、ストレスに弱い。派遣に甘んじて職場を転々とする。あるいは中高のころに不登校になり、ずっと家に引きこもって「そもそも働いたこともない」これといったスキルもない。これといった資格もない。やりたい仕事もはっきりしていない。これからの人生設計に

氷河期世代問題から忘れ去られる学歴差別と希望の音楽と

氷河期世代問題と言ってまずイメージされる人物像と言えば皆さんは、どんな人を想像するだろうか?一般的なイメージを言えば高学歴大卒男子の事ではないだろうか? マスコミや世間が騒いだのは、せっかく受験戦争を勝ち抜いて苦労?して創業して手に入れた「大卒」というパスポート(印籠?)が無意味になってしまった事にショックが大きかったから大騒ぎしたのが当時の印象だった。 そもそも学歴信仰労働市場から排除されていた身(自身は高校中退。つまり中卒。)からすれば、何を今更感が強かった。その違和

優生思想と氷河期世代

嘱託殺人で「優生思想」がクローズアップされている。  優生思想は「お金>命」の考え方で、ただ経費だけかかって生産性のない人に金をかけるなら命を消せ、という危険な物だが、これに取り憑かれたのがナチス・ドイツである。  二極化の進む昨今である。 相模原障害者施設殺傷事件の犯人を支持する資本主義、新自由主義の申し子のような人はいる。しかし、それは19世紀末に流行した #優生思想 でありナチス・ドイツがそれを曲解した。  ナチス・ドイツは自分たちアーリア(ゲルマン)を優等民族で

努力したロスジェネ

若者「卒業してきた」 老害「お前のポストはない。努力が足りん」 若者じゃなくなってきた「勉強して資格取ってきた」 まだ居る老害「新卒以外いらん」 もう中年に「資格とって免許とった」 ずっと居続ける老害「定年延長した。経験のないやつはいらん。お前のポストはない(底がわれるじゃねーかドキドキ)」 努力した #ロスジェネ は相当数いるはずで、その努力を評価し、努力に報いる体制もないのである。 自分たち #ロスジェネ は、お前の席をあけて俺に譲れと言っているのである。