今、農作物加工に使用する農作物について思っていること。ひたすら1人で話します❣️
こんにちは! 宮崎の農作物加工チャレンジャー田中陽一です!!
今日は気分的にこの画像…
マンゴーの仕入れも少しずつですが始まりました^_^
ところでこの宮崎マンゴーですが、どこでどうやって仕入れてると思いますか⁉️** **
ひょっとこ堂の場合は、
毎年6月7月は毎日作業が終わってから夜な夜な生産者さんのもとへ行き、仕入れてます。
…いや、盗んでるわけじゃないよ!笑
それで、マンゴーも太陽のタマゴみたいな特上品からA品、B品みたいなのもがあって、大きさや外観や糖度などで分類されます。
その中で『加工用』と分類されるものがあり、表面の色付きや大きさなどが基準を満たさなかったり、些細な傷などで美味しいけど太陽のタマゴにはならなかったものなど、いろいろあります。
見た目は加工でカバー出来ますが、味はそうは行きません! とにかく、美味しく無ければ加工も出来ません!
基本的には農作物加工はこの『加工用』と言われる素材を使用しています。
これが案外幅が広くて、時代によっても、人によっても捉え方が違います。
非常に悲しいですが、ひと昔ふた昔の価値観で
出荷できない傷物、傷んだものを加工にする。
という認識の人もいます。
でも今の時代、加工品も相当に競争が激しく、ユーザーの意識も高いので、味やストーリーが無ければ物が売れない時代です。
むしろ今は加工品の為に、通常の収穫よりも長い期間成長させてギリギリまで完熟させて加工にしたり、専用でそれを栽培したりして究極の加工品を作るような時代になって来てます。
最初は
規格外の有効活用
から生まれた農作物加工も、時代と共に進化しているわけです。
加工者としてはとにかく美味しい素材が欲しいです。
そして、加工にも手間がかかりますので、やはり出来るだけ綺麗で大きさも整った物が欲しいです。(大きさや形によって作業時間も歩留まりもびっくりするくらい変化します。)
でも、農作物の生産現場では、傷が付いたり色が着ききれなかったり、大きすぎたり、身が割れたり…いろいろな形で悲しくも廃棄せざるを得ないものがあります。
それを有効活用したい、少しでもお金にしたい気持ちは痛いほどわかるのですが、
傷んでいる、味が良くないものを美味しく出来るのはもはや魔法のレベルです!!
なので、やはり全てを活用することは難しいです。
今日も生産者さんに仕入れに行ったのですが、帰って見たら中に傷んでカビが生えている物がありました。 他にも切ってみると色が薄かったり、味が良くなかったり…
悪口が言いたいわけじゃありません❗️** **
でも、それでいいのか⁉️
うーーん。(ここんところ、このことをずっと考えてます。)
いや、絶対良くない、悪いんです❗️** **
僕は通常出荷が難しかったり、もしかしたら日の目を見ない『美味しいけど見た目に加工が必要。』などの農作物を少しでも高く購入して生産者さんに喜んで頂きたい。
そして、その農作物の味を引き出して美味しい加工品を作り、消費者の方へ喜んで頂きたい。
その想いで仕事に向き合ってます❗️** **
つまり、今回はこの僕たちの気持ちや、本当にやっていることを生産者さんにちゃんと理解して貰えてない、伝えきれてないと言うことが一番問題なのだと考えました。
逆に言えば、僕もまだまだ生産者さんの現場や想い、苦労を知らないのです。
(いや、自信持って言うなー!笑)
思ってるだけでは伝わらない。
知って貰えないと、前に進めない。
お互いに知り合えればもっと強くなれる❣️
(思春期の恋話かっ⁉️笑)
やはり、モノではなく、ヒトと仕事をしているので、大切なのは値段や量の話ではなく、
想い、情熱なんだと思います。
マンゴー仕入れ初めてもう5年くらいですが、ようやくさらに一歩レベルアップ出来そうです。
明日から早速生産者の皆さんへ僕たちの想い、やりたいこと、作りたい未来のお話を伝えてきます。
そして、僕も皆さんの努力や想い、現場のことを知りたいです❣️
聞かせてください❣️
なんだかんだ、それが仕事の醍醐味なんじゃないかな^_^
そして、さらにさらにら美味しい物を消費者の方へ届けていきます❣️
そして、これは生産者さんの加工品作りでも大切なことで、あなたの農作物にかける想いや、栽培のこだわりなど、実はそれが消費者の方に届けられるストーリーや強みだったり、それによって生まれる味なわけです!
これがあるから加工品はもっともっと良い物を作ることが出来ます^_^
それが出来てれば、販売のパートナーも見つかりやすいし、何より消費者の方へ発信をする事が出来ます❣️❣️❣️
そもそもそんな関係性が出来てくれば、すべてのモノの質が上がってきますよね❣️
何事も一気には無理ですので、一歩一歩積み重ねて行きたいと思います。
と言うことで、ひょっとこ堂のキャッチコピーである、
『農作物加工で生産者、加工者、消費者のハッピーフードライフをつくる❣️』
実現のために、明日からもまた頑張りまーす❣️❣️❣️
ではでは、今日はここまで。
また明日会いましょう^_^
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