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食品加工に欠かせない、糖度測る機械をご紹介します!!

こんにちは!
宮崎の農作物加工チャレンジャー田中陽一です!

(実はこの写真もう3年前くらいの写真です。笑) 近々アー写(アーティスト写真)取り直しやな。笑 

さて!
本日5月25日にはマンゴーニッコリで宮崎マンゴーの日ですので、昨日に引き続きマンゴー絡みのお話です! 

宮崎マンゴーと言えばJA宮崎さんが誇るブランド『太陽のタマゴ』が有名ですが、これはJA宮崎さんが定めた基準をクリアしたものに名乗りが許されるものです。

その基準は

① 自然に落果するまで樹上で完熟させた、特に食味・外観の優れた果実

②経済連が定める県統一基準を満たす果実
品位:「青秀」以上
階級:「2L」以上
糖度:「15度」以上
③出荷期間中に月2検体以上の残留農薬検査の実施(つまり、JAさんに納めなければ同等またはそれ以上の逸品であってもそもそも太陽のタマゴとは言われない。むしろ、独自のブランドでマンゴーをブランディングされている生産者さんもいらっしゃいます。)

で、この糖度15度ってどうやって測ってんの⁉️

人間も重さは体重計に、身長は身長計に乗ればわかるけど、あとの数値は採血したりCTスキャンなどの病院の機械使わないとわかりませんよね。 

糖度もまさに採血やCTスキャンみたいにして測定するんです!!

今日はその3つをご紹介します❣️

1つめは、すごく一般的に使われるこのアナログ糖度計!

まずは果汁を先端の場所に2〜3滴たらし、専用板を載せます。

そして、あとは覗くだけ❣️

そうするとこんな風に見えます❣️

なかなかレアな画像ですよー^_^
だいたい1つ3,000円〜15000円の金額で売られています。幅広い糖度が測れます。

次にご紹介するのはデジタル糖度計です!

ゼリーの糖度測定に大活躍のこの糖度計。ひょっとこ堂でも絶対に、欠かせないアイテムです❣️

測定の仕方は…

くぼみに液を入れてあとはボタンを押すだけ❣️
チョー簡単です❣️

ちなみにこのタイプは0〜53度までの糖度しか測れないので、もっと甘いジャムなどのものは高糖度測定モデルを購入しなくては測れません。ゼリーの糖度は15〜22度くらいだから、ひょっとこ堂にはこの青いモデルがぴったり❣️

こちらは1つ30,000円前後です。
だいぶん値段上がりますが、長持ちして大活躍です。 

と、2つをご紹介しましたが、どちらも『液体』をのせ無ければ測定ができません。
ゼリーを作る時は鍋から少し取って乗せれば良いのですが、マンゴーや果物を測るときは1つをつぶさないと行けません。

いや、マンゴー搾ったら売れんやん⁉️

糖度測れんやん❗️

どないなっとんねん⁉️

安心してください!そんな時に大活躍するのがこの非破壊計と言われる糖度計です!

お値段は1つ21万円です❣️

(どっひゃー💦)
チョー高い!
でも、持ってるんかーい❗️笑

正直高すぎてずっと導入出来なかったのですが、なんと、最近ゲットしたのでございます❣️
お義父さんが買ってきてくれました^_^
(おやつみたいに言うなよ!笑)

マンゴーの、生産から他の作物に転作された生産者さんから中古を安くで譲って頂きました。

では、測り方行きます❣️

マンゴーの面に水平に機械を当ててボタンを長押し!

そしたら2秒で測定完了❗️

16.6度❣️
もうひとつは

18.1度❣️

もちろん、甘さだけが美味しさでは無くて、風味や酸味などのバランスが欠かせませんので、あくまでも参考数値だと思ってますが、実際に目安として測れることは農作物加工に置いてはとてもためになります。

ひょっとこ堂の商品作りは地元の美味しい農作物を出来るだけ沢山使った作り方をしています。つまり、果汁たっぷり❣️
なので、果実の美味しさがダイレクトに商品の味わいを変えていきます。 

こういった機械を使いながらより良い製品作りに挑戦し続けて行きます^_^




最後に!
1と2の糖度計では水の中にどれだけの固形物が入っているのかを光の屈折で測定してます。なので、厳密には全部が全部糖分を測定しているわけではありません。でも、数値として測定されています。

そして、3の非破壊式は糖が光を吸収する性質を、利用して表面から1センチ内側の部分の糖度を測定しています。
なので、測ったら箇所によっても数値は違ってくると思います。 

つまり、これらの数字はあくまで推定値であることはこころのどこかに置いておいてくださいね〜^ ^

食品製造において糖度は『美味しさ』の度合いだけでなく、安定的に作られているか、適した殺菌や保存方法をし、品質を保つための基準としても測定し、管理されていますので、是非今日のお話も覚えておいてください^_^


では、また明日〜❣️

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